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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

働きがい、とやらの考え方、一例


ワーク・エンゲイジメントが高い人は、仕事に誇りとやりがいを感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得て、いきいきとしている状態にある。


ワーク・エンゲイジメントとは、「活力」「熱意」「没頭」の3つが揃った状態なのだそうだ。



Wikipediaには図が載っているので、リンクしておく。
仕事への態度・認知を横軸にし、活動水準を縦軸にすると、活動水準が高くて仕事への態度・認知が肯定的だと、ワーク・エンゲイジメント。
活動水準は高いんだけど、仕事への態度・認知が否定的だとワーカホリズムで、その辺、気をつける必要がありますよね、という意見もあるらしい(ワーク・エンゲイジメントを高めるのが職場定着の向上に効果があると取り組む際には、ワーカホリズムをたたえるような企業風土はやめたほうがいいよね、みたいな)。


対極の活動水準が低く、仕事への態度・認知が否定的なのは、バーンアウト。燃え尽き症候群というやつ。



ワーク・エンゲイジメントはスコアで表せるそうだ。


ワーク・エンゲイジメントの高い労働者と低い労働者の仕事に対する認識のギャップが大きいものは、(厚労省の労働分析によると)
・仕事を通じて、成長できている
・自己効力感(仕事への自信)が高い
・勤め先企業でどのようにキャリアを築いていくか、キャリア展望が明確になっている
・働きやすさに対して満足感を感じる
だそうだ。


ちょっと自分に当てはめてみよう。
ここのところ迷っていた「今の職場」「転職したら」・・・今の職場での自分のワーク・エンゲイジメントを考えると。


「仕事を通じて、成長できている」
感じる。そう感じる度合いは、まあまあのスコアじゃないかと思う。
理論と実践て、両輪だと思う。仕事をして(実践して)、勉強しようと思って資格を取って(理論を身に着けて)、それを仕事でやってみて(また実践して)、必要があって勉強した時のテキストを引っ張り出したり、協会の研修に行ったりして(また理論を確認したり、増やしたりして)、それを仕事で使えた(実践して)と思うと嬉しいと感じる。
この嬉しいと感じるのって、自分が成長していると感じるからだと思う。


マイナス要因としては、今は勉強してまだそれほど経ってないのと、今年度後半は違う資格も目指し始めたりして、成長を感じられる段階だからってこと。その先には、「仕事を通じて成長できている」と感じない日々があるかもしれない。


「自己効力感が高い」
今は感じる。身に着けたことが実践できていて、自分は今、仕事を以前よりよくやれている。自分のところの独自理論と独自マニュアルで、組織外の類似分野・隣接分野・重複分野の勉強をしていない正規と比べて、自分のほうができたと感じる日もあるし、それが顧客の満足になったと思う日もある。


マイナス要因としては、組織としても正規を育てようという試みをしていて、わたしが自己研鑽・自己啓発で外に勉強に行くのと違って、効率よく学べるだろうから、あっという間に正規に抜かされるかも。ところどころで「やれた」と思っても、近い将来思えなくなる日も来るかも。


「キャリア展望が明確になっている」
今は感じる。会社外で自己実現、と思っているから。”勤め先企業で”ではないけど、自分なりに自分はこうしていきたいと思うところが、今はある。今年度のいろいろな悩み苦しみのおかげ。
ささやかなキャリア展望でしかないけど、一応ある。それは今の仕事で得た知識や経験を活かしたものであるので、仕事へのやりがいが出てくるってことかな。


マイナス要因は、今後、実際にそういう会社外での「ささやかな」自己実現をしたとき、本当に「ささやか」なので、やる気もなくなるかもなってこと。


「働きやすさに対して満足感を感じる」
正規雇用との間での立ち位置やふるまいや、非正規に期待されていることへの反発や不満、仕事の裁量権の小ささによるストレスなどはあったとしても、まあ、残業などは少なくて仕事時間は長くないし、仕事内容が超ハードとはいえないし、年休は取れる。
半々なのかな。



そんなわけで、まあ、結局、今のところ悪くない職場なのだろう、自分にとって。
だから転職を選ばなかった今回の決断でも、割と満足して今の職場にい続けようという気持ちになっているのだろう。


マイナス要因は、年齢的に今後の転職は難しいので、人間関係や非正規の悲哀などで「やっぱり辞めたい!」と追い詰められたとき、もはや道はないかも、ということ。

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