大海(おおみ)さんと大毬(おおまり)さんと3人の女子会ピザランチはビールで開始し、ボトルワインを大毬さんと分け合った。おいしかった。いいワインだった。
その後のデザートカフェタイムでは、カヌレと共にスパークリングワインと赤ワインを飲んだ。おいしかった。カヌレもワインもお店の雰囲気も。
大毬さんと2人で行った3次会は、大衆居酒屋。ビールとぽん酢サワーとウォッカサワーを飲んだ。（大毬さんはビールのみ。）

しかし今日は、時間をかけて飲んでいるし、途中途中に移動などのインターバルも入っている。
家に帰り着いた時、まだちゃんと意識も記憶もあった。

たぶんいつもなら、倒れ込むように寝てしまっているのかもしれないが、夫と会話する余力もあった。
そして、ほぼ1ヶ月前のホワイトデーに、ビアバディ タカさんからいただいたチョコレートのお酒とチョコレートを開けた。
（その前に軽くコンビニで買ったビールを飲んだ。）

満(まん)を持(じ)して開けたのは、〈Chocolat Nigori（ショコラにごり酒）〉、福島県喜多方市の酒造『会津ほまれ』のお酒。
酒造メーカーもお酒の名前も、今調べて分かったこと。いただいたときも、飲むときも、ただただ「タカさんにもらったお酒」「チョコレートみたい」くらいの意識しかなかった。申し訳ないかもしれないけど、それでいいんじゃないかなって思う。お酒だもの、おいしきゃいいんだよ！！

わたしはショコラドリンク、好き。ココアには特別感を抱いていないが、ショコラは好きなのだ。実はいただいた時から期待が高まるお酒だった。同時に、お酒感が強くてショコラと相性が良くなかったらどうかな、と懸念もしていた。タカさんにはおいしかったと言いたい、でも嘘はつきたくない。
夫もいるし、義父の忌引で休んでいた期間も終わり、来週からは本格的に新年度が始まる。ここで飲んでおきたい。

いただいたチョコレートは、ほんのりいちご味で、おいしかった。
そして、いただいたショコラにごり酒は、ショコラだった！ ショコラを飲んでいるような味わいだった。ほんのり日本酒。でも、日本酒感を求めていないわたしにも負担のない日本酒らしさで、気にならなかった。
1本飲んでもたぶん、それほど酔わないのじゃないかな、と思った。でも、いいのだ。ほんわりいい気分になれればいい。幸せな気持ちになれたらいいんじゃないかな、だってホワイトデーにいただいたショコラのお酒だもの。

どちらもおいしかった。ごちそうさまでした。ありがとう、タカさん！！
もう今は遠くに行ってしまったけれど、「おいしかったです」ってメッセージを送っておこう。

そしてこれで、1週間は終わった。
夫の実家でのいろいろなこと、忌引の期間出勤しなかったこと、2日出勤して新しい年度が始まったと思ったこと、大毬さん・大海さんとの女子会――

そしてあさって月曜からは、Brand New Day――
職場の新しい年度、わたしに悪意を抱く人との軋轢(あつれき)が起こるかもしれない年、義母と夫の供養の一年、夫とわたしも先々を考えなければならないと話し合った。
「いい年に」とは思わない。良いも悪いも未知数。「頑張ろう」でもない。どうなっていくのがいいかなんて誰も分からないし、どうしたらいいかも誰も分からない。

タカさん、ありがとう。おいしかったです。
ごちそうさまでした。