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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

ラストドライブ⑫ 福生のビール小屋


『福生のビール小屋』に到着。


〈多摩の恵〉シリーズが昔からあって有名。最近は〈TOKYO BLUES〉シリーズも見かける。
実は〈多満自慢〉などを醸造している日本酒の酒造会社『石川酒造』なのだ。東京にある酒造会社として「東京のお酒はここから。」といったキャッチコピーがある。
小川のような水の流れのほとりに、「玉川上水熊川分水」と書かれた碑があった。水が綺麗な土地だからお酒造りが盛んになったのかな。


わたしたちは『福生のビール小屋』を体験しに行っているのだが、ホームページには「酒飲みのテーマパーク石川酒造へようこそ! 土蔵散歩・酒蔵・ビール工房・レストランを楽しめます。」と書かれている。
着いてみたら、レストラン 福生のビール小屋に着くまでの歩道も、雰囲気があって全体としてひとつのテーマパークのようだった。門を入って、立派な蔵が目に入る。眺めながら先に進むと、庭園みたいで美しい。
美しい白い蔵の資料館もあり、お土産スイーツなども売っているらしいお店(建物は蔵)もあった。『いし川』と書かれたレストランもあり、日本酒と日本料理を楽しめるらしい。
わたしたちはその奥の『福生のビール小屋』へ。


駐車場に到着したのは17時頃。もうすっかり夕方だ。黄昏が終わりかける頃――空は青から群青色に変わっていくところで、地平線はうっすらと明るい。
大海(おおみ)さんはテラス席もあると言っていたけれど、2月下旬は寒かったし、夜になりかけていて日除けもすっかり畳まれている。店内がいいな。夕暮れの庭園は美しい。



席に案内されると、お皿に紙ナプキン、ナイフとフォークがセットされていて、メニューブックが置いてある。イタリアンレストランって感じ。実際、このお店は、ピザをメインに売り出しているようだ。
本格的にレストランみたいだけど、大丈夫かな? お昼のほうとうが素晴らしすぎて、イサナブルーイングでもようやくごくごく軽いものをつまみにした程度。大物を注文することができなさそう――お店に申し訳ないかな?



ビールは『石川酒造』が誇る2つのシリーズ。


ビールリスト:
【多摩の恵】
ペールエール
ピルスナー
デュンケル(ダーク)
ヴァイツェン
ブルーベリーエール
【東京ブルース】
セッションエール
ゴールデンエール
シングルホップウィート


まずは飲み物を注文して、乾杯!
おつまみに、チーズやハムをもらう。


わたしは〈多摩の恵 ヴァイツェン〉にし、タカさんが頼んだ〈多摩の恵 ブルーベリーエール〉を味見させてもらう。
それから〈多摩の恵 デュンケル〉を飲んだ。結局、〈多摩の恵 ペールエール〉と〈多摩の恵 ピルスナー〉も注文して、みんなで飲み比べた。
タカさんも〈東京ブルース シングルホップウィート〉や〈東京ブルース セッションエール〉を注文して、飲み比べる。
途中からUNTAPPDに投稿していないのだけれど、注文しなかったビールはないのじゃないかな?



ビール以外のお酒は飲まなかった――唯一の例外を除いては。
それは〈ムギぽん〉というリキュールで、ケイさんが注文した。「日本酒とビールを醸造する蔵元の技術で造る新感覚リキュール。麦芽糖の濃厚な甘味、日本酒原酒のまろやかさが魅力。いろいろなもので割って楽しめます。」というもの。
甘かった。おいしかったから、割って飲んだらいいだろうな。


あんなにお腹いっぱいでもう無理!と思っていたのに、ここまで飲むとパスタやらリゾットやらが魅力的に思えてくる。
ケイさんとこそこそ内緒話をして「もう無理って言ってますけど、どうします?」「来ちゃえば食べられるんじゃないですか?」「じゃ、行っちゃう?」「行きましょう」と食べてしまった。


ホッシーさんは後日、「私は帰ってからお腹を壊しました。いやー、食べ過ぎた。反省です」と言っていた。ごめんなさい。わたしはお酒を飲んでいると麻痺してしまうけど、ホッシーさんは飲まないしね。


ごちそうさまでした!!
ここでは多摩の恵はドイツのビールスタイルが多く、普段わたしが出さないバッジも出た。


楽しい2日間だった。ラストドライブにふさわしく、ビールだけでなく観光もめいっぱいした。


いつもこうして楽しく過ごせる。ありがとう!!
この大切な人たちと、これからも仲良くしていけますように。


End.


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