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ラストドライブ⑪ イサナブルーイング

昭島(あきしま)、着いたー!
駐車場を見つけて車を停め、『イサナブルーイング』に歩いて向かう。お店は『イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー』という名前らしい。


いつ頃だったかなぁ。この2022年度(わたしのStage3)のどこかで、Twitterを見るとよく「イサナ行った」「イサナ、ついに行った」「イサナいつ来てもいい」というようなツイートがあった。
そういうブルワリーができたんだなぁ、という発見。そして、みんな熱心に新しいブルワリーやお店を開拓しているんだなぁ、という感嘆。
駅から近いらしいし、行ってみたいと思いはしたが、ひとりでその冒険に繰り出すのは面倒がりのわたしには荷が重かった。BBFFシキさんがいたら行ったろうな――でも、どうだろう? シキさんは自分の考えがはっきりしている人だった。行きたいところは積極的に行く。それほどでもないところは、いわゆる「食いついて」こない。いやいや、フットワークの軽い人だったし、「行きませんか」と誘ったら、大抵はつきあってくれたかも。


で、2022年度、秋頃に他部署の大海(おおみ)さんが「週末にさ、ここ行った」とショップカードをくれた。『福生(ふっさ)のビール小屋』というところだった。あー、聞いたことある……有名なところ。
当時まだ厳しいコロナ禍は続いていて、外国ではマスクをしていないのに日本は遅れているという意見もありながら、やはりまだ感染すると厄介な時代だった。大海さんは「テラス席があるからね、オープンエアだから」と言っていた。
だから、晩秋に「寒くなる前にまたドライブに行きませんか」という話を“いつメン”たちにしたとき、「イサナブルーイングに行きたいんです。福生のビール小屋というお店が結構近いみたいなので、両方行けたらいいなと思って」と提案してみた。
しかし、タカさんの仕事が忙しかったり、タカさんとホッシーさんに出張があったりして、行けるのは12月初めだということになった。12月になる頃には「寒くなりましたから」「夏がいいですね」とホッシーさんは言うようになり、計画は流れた。ドライブのときは一番の中心人物となるホッシーさんが乗り気でなければ、ビアドライブは楽しくない。時を改めよう、と思った。


いつになるか分からないと思っていたが、タカさんの異動が決まってしまい、冬だろうが忙しかろうがラストビアドライブを決行しなければならないので、行きそびれていた候補地から考えたのが今回だ。行きそびれていたのは、小淵沢のUCHUタップルーム、松本の松本ブルワリー、昭島のイサナブルーイング、福生の福生のビール小屋の4つ。UCHUが1月2月休業だったので、その代わりにBACCAブルーイングを発見することができた。これはよかった。いい発見だった。



ってことで、『イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー』着いたー!!
お店の入口は、白い壁にロゴマークがスタイリッシュ。
店内は居心地よく、広すぎない造り。お店の方々とお客さんの距離が近い感じで、常連さんらしい人たちがお店の方とも、他の常連さんたちとも声をかけあっていた。
昭島(あきしま)市は東京都下だし、地元密着なのかなと思いながら、その様子を見ていた。
駅から近いらしいので、いつでも行ける――しかし、頻繁には行かないだろう、と思う土地。わたしにとっては、乗り換えが多いんだもん。


だから、今日は貴重な機会。


紙製ではなく、しっかりしたコースターが出てきた。これなら、グラスが濡れていても大丈夫だろう。繰り返し使えるし、いいな。


ホッシーさんはまだ運転が続くので、コーヒーで乾杯。
わたしたち“いつメン飲んべえ” たちも、連日の飲みなので小さいグラスで。


この日のリスト:
1.とりあえずビター #13
2.月が綺麗だね
3.Mark 1 #3
4.サーターアンダギースタウト
5.加速度と共に勘案されるアストロノーツの思索のように
6.AKISHIMA INDUSTRY FES Ale
7.ONE PINT-MAN #3
8.サンダーバード #2
13.酔いどれキャット #2
【THE NITRO】100% Nitrogen Beer & Coffee
9.THE NITRO-ONE PINT-MAN #3 –
10.THE NITRO-サーターアンダギースタウト-
11.THE NITRO-AKISHIMA INDUSTRY FES Ale-


わたしが飲んだのは〈酔いどれキャット〉、タカさんが〈サンダーバード〉、ケイさんが〈加速度と共に勘案されるアストロノーツの思索のように〉を選んだ。ホッシーさんはコーヒー。
乾杯!!



次にわたしは〈ONE PINT MAN〉。ケイさんは『BACCAブルーイング』ですっかり魅了されたナイトロで〈THE NITRO-サーターアンダギースタウト-〉。タカさんが〈月が綺麗だね〉。


わたしはさらに〈THE NITRO-AKISHIMA INDUSTRY FES Ale-〉をいただき、タカさんはナイトロでない〈AKISHIMA INDUSTRY FES Ale〉を注文して、両方とも楽しむことができた。



イサナブルーイングのビールは、どれも「おいしいね」の点をつけていて、0.25刻みでしかRatingできないわたしは、すべて同じ点だった。平均して常に一定レベルを保っている、それがわたしにとっておいしいと感じる方向性であるってことだと思った。


若々しいスタッフの方たちのお店だった。でも、お客さんは「若い世代」とは言われないかな?という年齢層らしい方が(この時は)多くて、なんか安心感があった。


ごちそうさまでした!!
もう1回は来てみたい――まずはもう1回、がんばって来てみたい。


To be continued…


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