オライオン(NCIS:ニューオーリンズ Chuck)
「NCIS:ニューオーリンズ」が放送されているので、見ている。
「NCIS」をIのために録画しているので、せっかく録画するから自分もついでに見る。その中でパイロットを放送していたためもある。
でも何よりの理由は、そのパイロットの中で、ニューオーリンズ支局におけるギブスに当たるボスが、スコット・バクラさん――「Chuck」で主人公チャックの(ものすごい)父を演じた人――だったからだ。
ニューオーリンズを見ているとき、最初は気づかなかった。すごくしゃっきりしていたから。
チャックのお父さんは、「すごい天才だった」らしいのだが、今は逃亡者になっていてしょぼくれたような様相、という設定だった。オライオンというコードネームがついているすごい人物なのだけれど、一見しょぼくれた風体なのだ。
あれ? どこかで見たことがあるけれど? と夫に言ったら、「チャックの父ちゃんじゃん!」と言う。
「Chuck」は夫にちょっと見せたら気に入って、一緒に見たのだ。
まるで違う人みたいだ。
「スタートレック エンタープライズ」の船長も演じていたというので、もともとしゃっきりした人だったのかもしれないけれど、「Chuck」でオライオンをやっていたときは、背まで低く見えていたし、役者だなぁと思った。
「スタートレック エンタープライズ」は、ときどき見たはず。スタートレック系はどれも1話完結だから、ふらっと見やすいのだ。
でも印象に残ってない。女性艦長と黒人艦長と禿頭艦長は印象深いけど。
待望のシリーズ放送が始まって、「NCIS:ニューオーリンズ」を見始めた。
あるとき、娘が出てきた。ボーイフレンドを連れてくるという。
「いつもパパのほうが彼らと仲良くなっちゃって、それで破局する」というようなことを娘に言われて、今度の新しい彼にはどう接したらいいか、と聞くプライド(スコット・バクラさん演じるボス)。
「Be Dad」――ただのパパでいて、と答える娘。
でもその彼氏が「オライオンとはたいそうな名前だな」「オライオンは来たのか」
オライオンとは、あなたのことでしょ!!――爆 という仕組みか!
やるねぇ~
こういうファンサービスは楽しい。
別に知らなくてもまったく問題ないのがいい。
知らなかったら「え?なに?どういうこと?」となってしまうようなのは、知らない場合ちょっと違和感あるし、微妙にネガティブな気分になる。
そのドラマを見ていなきゃいけないわけじゃないし、見てないからどうだってことじゃない。それなのに微妙にネガティブになったりしたら、ドラマがどれだけ偉いっちゅーんじゃ!という気分になりそう。
さりげないファンサービスがいいのである。
録画が何話分かたまっていて、オライオン、昨日見た回では爆弾で吹き飛ばされて、ひどい目にあっていた。(持ち直した。)
いつまで出番があるのかな。