Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

Note:この人の決断、それぞれの判断


最後の友人とのランチ。


少しずつ新型コロナウイルスの感染が拡大してきて、イベント自粛にともない、セミナーや研修などが中止になりはじめていた。


たとえばわたしはなんちゃってフリーランスで講師をしていた時代もあった。
いくつもの派遣会社に登録して、講師依頼があったら講習やセミナーに行くのだ。
その仕事ぶりだと、講習会や研修などがなくなったら仕事依頼がない。
依頼されていた仕事もキャンセルが相次ぐ事態になったろうと思う。
――もう今は、そっち方面の自己研鑽をしていないので、講師をするなんて能力もなくなったが。


わたしとは違う分野の講師やイベントの司会進行役などをフリーランス的にしている人がいる。
たまたまその人の人生で、いろんなことが重なって、フリーランスをやめ、4月からある専門学校で働くことにしたと聞いた。
月に3日くらいの仕事があり、それを大事にしたいから、その日は休ませてもらうことにして、それ以外の日に専門学校で講師をしたりするのだそうだ。
しかし留学生が多い学校だったので、休校になり、再開されるかどうかも危ぶまれると考え、職を辞した。まだ働く前だったけど。


月に3日くらいの仕事も今のところ不安定。


いくつか面接もしているようだけど、決まるかどうか。


その人は本も出そうとしている。
これは出せるかもしれない。
それを聞いて、自分もこれまでの仕事上の取り組みとかまとめて本にしたいな、と思ったのだった。
異動してきたMs.馬車馬がすさまじかったので、諦めが入った分、わたしも真剣に本化を考えるようになった。


こうしようと計画していたことがあっても、いっぺんに崩れてしまう。
災厄ってそんなもの。


でもその人は、わたしにはない強さがある。
あまり悲観的に考えないのだ。
不安になりすぎることもない。じゃあ、こうしよう、と考えられる。


転機はいきなり訪れるものだ。
そのときさらっと方向転換していける強さ、あるいは柔軟さ。
できるだけ見習いたいなと思う。

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