自粛前...　ほかのことを調べていて、「あら、こんなお店ができてて人気なんだ」と知る。
比較的使う駅だけど、この駅付近で飲食をすることがあまりない。

夫はピザが好き。
「こんなおいしい店はない」というようなコメントが複数あり、行ってみることにする。
でも「おいしい」「絶品」の好みって人それぞれで、夫はかなりマイペースな好みをしているので、気に入るかどうか分からない。
なので何度もそれを念押し。「行ってみないとあなたにとっておいしいかどうかわからないけど、それでよければ行こう」と。

結論：このお店が気に入っている人は、「野菜がおいしい」「野菜がたっぷり」という発言が多かった。女性も多かった。
野菜の味が分かる人が食べると、厳選されたおいしい野菜が野菜の味がするように料理されていて、素晴らしい店らしい。夫はそれほど野菜好きではないので、「そういうものだ」と思って食べる必要がある。
お肉料理を頼んだら、そこにも野菜がいっぱいで、どちらかというと野菜を楽しむ料理だった。
ピザは気に入ったもよう。
わたし自身は、女性のくせにこういう素晴らしい野菜があまり分からないところがあり、「このお店は『このお店』として考える必要がある」と思った。おいしくないわけじゃない。おいしいけど、ジャンキーの対極にある。

ピザは、夫気に入っていたけど、「トマトソースがたっぷりでおいしい」という。
トマト味以外は次は注文しないほうがよいようだ。
わたしの印象。「健康的なピザの味がする」――すみません、バカ舌で。うまく言えない。

気に入ったと言うので、もう一枚マルゲリータを注文。

「ちょっと駅から遠いし、あまり来ない場所だけど、また来てもいいね」と夫。

この今の状況が落ち着く日はいつか来るのだろうか。
そのときこのお店は存続しているのだろうか。
誠実な姿勢で一皿一皿を提供しているお店のように感じたので、この苦しい時期を乗り越えてくださるといいなと思う。