確定申告の準備をして
とにかくなー、確定申告の準備をしないとなー。
めんどくさいなー、経費のところさえ終えてしまえば、あとはそうでもないんだよなー。
・・・・・・2年前から、フリーランス的に働いていて、種別も「給与」ではなく「報酬」なのに、買った参考書とか差し引けないのはもったいないと思い、白色申告をしている。
現金主義だし、白色だし、それほど大変なことはない。
あ、わたしは長いサービス業時代、このままでは将来ずっと「店員」をやるのかと夫に言われ(よくぐちってたから)、簿記の勉強をさせられたことがある。
「1週間で簿記3級に受かる」という本を読まされ、過去問を解いて勉強した。
本によると「3級の場合、2問目と4問目は何が出るか回によるので、勉強するとなると範囲が広くて大変だ。1問目の仕訳、3問目の試算表、5問目の精算表さえできれば合格するから、それだけ勉強する」ということだった。
で、本は読んで、巻末の仕訳問題数ページをやったりしたが、過去問は全然進まなかった。
ラスト1週間で、各年度の1問目仕訳、3問目試算表、5問目精算表を解いて練習し、3級に受かったという奇跡の体験がある。
ちなみに5問目の精算表が一番苦手だった。
順序だてて精算表を作る問題と、逆算して穴埋めをしていく問題とパターンがあって、1つのパターンだけ練習すればいいのではなく、1週間では完全体得は難しかった。
しかし奇跡的に受かった。
原動力となったのは、夫の一言。「落ちたらまた次受ければいいんだから」
えっ! まだ受けなきゃならないの!?もう勉強するのヤダ!という必死の気持ち。
気をよくして2級の勉強をし、工業簿記まで至らずに試験日を迎える。
しかしたまたまその回、工業簿記はめっちゃ簡単だった。そして70点以上合格の試験に70点で受かった。
今は簿記検定も難しさを増したそうなので、たぶんわたしはもう勉強しても受からない。
しかしこの幸運が重なった偶然の合格を武器に、会計事務所で働いたこともあるのだ。
3級の2問目と4問目を捨てたことは、実際に働くとなると非常に痛かった。
2級の内容がたいして分かっていないことは、それほど問題ではなかった。パートだったので、社債だの、そんな難しい仕事は与えられなかったからだ。
2問目には総勘定元帳などが出たりするので、ハッキリ言って、1・3・5しかできない人材なんて、相当役に立たない。
そんなことはどうでもいいのだが、今年も確定申告をしなければならない。
もともと複数の職場で働いていたので、申告はしていた。
しかし経費を出すのは、ワンランク面倒さがアップし、今年はだらだらしていたので特に面倒だった。
それでも重い腰をあげて、去年の経費ファイル(Excel)を開いてみたら――
簡潔に分かりやすく、説明が書いてあった。
図形をバーンと配置して、目立つところにメモしてあるのだ。
2014年度分を作成した2015年3月10日までの分は、この時点で入力済であること。
交通費は1年の仕事予定表により入力済であること。(タクシーを使ったり、予定がつぶれたなど変更があった場合はあとで入力しろという指示。)
交通費額はリンクしてあるから、セルを確認しろということ。
2014年度分はWebの作製コーナーで作成した、そのファイルはHD→確定申告→2014フォルダに入っていること。
これらがもっと簡単な文章で(自分だけに分かればいいから)、ささっと書いてあった。
うわー、これ、分かりやすいな!!
我ながら一目瞭然だな!!
そうだったのか、去年はそんなやり方したのか。
――1年前の自分は、完全に他人だった。チラとも覚えていなかった。
それでやる気が出た。
あれ?
「ファイルを開いたらメモがあって、すごく分かりやすかった。自分でやったのに1年前のこと、全然忘れてたよ」
これだけのことを書くつもりだったのに、過去の簿記検定のほうが長くなってる・・・・・・
やれやれ。