Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

静岡ビア巡り旅 ⑨West Coast Brewingへ!

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。10/12



用宗(もちむね)、着いたー!!
わたしは行程の半分くらいぐったり寝させてもらっていたので、復活! West Coast!! West Coast!! 早く行こう~!
飲んだら温泉入るんだ! そしてマッサージチェアでリラックスして、おみやげ物色するの!


あ! あれだ!! 道の向こう側の青い建物!
――もしかして、あそこは、前に来たとき、「あれは何だろう? 普通のおうちにしてはオシャレな感じ」と近寄ってみたら、レストランか喫茶店だったところかな? そのときは営業していなくて、閉業したのかコロナ禍で休業中なのかと考えたっけ。違うかもしれないけれど、わたしが見たその家はなくなっていたので、たぶんそうだと(勝手に)思っている。


見つかってよかった。
昨日の『沼津クラフト』の失敗を活かして、WCBには電話して予約していた。15時からは貸切なので、それまでならということだった。まだ11:45、大丈夫! ただ、「たっぷり飲んだら、温泉入って、戻ってきてまた飲もう計画」は難しそう。(しかし、タカさんが珍しくかなり酔ったので、また飲む計画はいずれにしても無理だったろう。)



注文はレジで、キャッシュオンデリバリー式。カウンター席のコーナーに座らせてもらう。2人×2人で半分テーブル気分でちょうどよい。
最初はビアフライトにしよう。タカさんもケイさんもビアフライトにすると言う。ホッシーさんは、今日は帰りの運転があるから飲めない。ソフトドリンクで。その代わり、食べ物は買う必要ないですよ、わたしたちが買ったものを自由にどうぞ。


レジ近くに「ブルワリー見学ツアー 受付はこちら」という表示があった。いつかは見学ツアーにも参加してみたいな。


それぞれの注文をして、ビールが届いた。
まずは、かんぱーい!!




ホッシーさんがワッフルを注文した。わたしも食べたい! ホッシーさんはチョコレートのワッフルにし、わたしはベリーのワッフルにした。目玉焼きもつけたかったが、ホッシーさんまでで卵が切れてしまった。残念。



さて、テイスティングは最後に近づいてきた。スタウトに目覚めていたタカさんは、「最後はスタウトをグラスでもらおうと思います」と言う。
うーん、わたしもそうしようかな。
でもその前に、まだその魅力に開眼できていないサワーではあるけれど、特別感があるらしい16番を試してみたい。どうしよう。4オンスで1000円。4オンスってどのくらい??


思い切って〈GMT+9 / Passion Project〉を注文。これは届くまでに時間がかかった。
タカさんが全部飲み終わるまでに自分もスタウトまで行きたかったので、途中で聞いてしまった。「まだもう少しかかりますか?」 ケイさんはそろそろ限界が来て新しく注文はしないようだったし、ホッシーさんはワッフルも食べ終わってウトウトタイムまではさんでいる。(このウトウトタイムがドライバーには大事なのだと思う。たとえほかのメンバーが全員つぶれても、最後まで安全に運転して帰してくれるのだから。)
「あー、すみません。注ぐのに時間がかかるんです、これ」
「大丈夫です、急いでくださいというわけではないので」
「少し注いだら冷蔵庫に入れ、また出して注いだら冷蔵庫に入れてましたもんね」とタカさん。そういえばそうですね。


急がせてしまったのか、出してくれたときスタッフの方は「まだ少し泡が落ち着いていないですが」と言っていた。あ、確かに。
飲んでみると、まだサワーの魅力が分かるほどになっていないと自認しているわたしなのに、意外にもおいしいと感じた。少しずつサワーが分かる舌になってきているのかな。そしてこのビールは、きっとおいしいのだろう。
いいなぁ、と思ったので、大事に飲んだ。



タカさんが注文したスタウトをひと口飲ませてもらい、おいしかったので、最後に〈3 Years of Darkness〉をお願いした。濃厚でおいしい。
もっともっとゆっくり時間をかけて飲みたい気もしたが、もうみんな終わりになっているので、普通のペースで飲んだ。普通より少しだけ速めだったかもしれない。それ以上は速く飲みたくない――スタウトだもの。


あー、おいしかった。満足。
ごちそうさまでした!!

静岡ビア巡り旅⑧ 翌朝、移動

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。9/12




前日はかなり飲んだ。ジンが効いた。目が覚めても起き上がる気にならず、しばらく寝ていた。


ぐずぐずしていたが、ようやく起きて、シャワーを浴びた。
思い切らないと。もう若くないし、朝は目が覚めてしまう。起き上がらなくても意識があるので、そういうときはサッと起きたほうがいいのだ。布団にくるまって半分起きている状態だと、堂々巡りな考えに囚われることも多い。メンタルヘルス上あまり好ましくないと分かっているのに、いつも「起き出す気力がない」と言い訳してる。


泊まったところは朝食付きだったので、せっかくだから行ってみようかな。
でも前日飲みすぎていてぐったりしていたので、ほんの少ししか食べられなかった。こういうとき無理に食べると、あとからもっと具合が悪くなるからやめておこう。
前日に見ていた近所の喫茶店にも行ってみた。


朝の待ち合わせまで、30分くらい。シャワーも浴びて服も着ているし、荷物の忘れ物がないかチェックするだけ。
ちょっとだけ横になろう。内臓が疲れているみたい――


全員がチェックアウトも済ませてロビーに集まった。さあ、用宗に向かって出発しよう。『West Coast Brewing』へ! 新しくなったタップルームのある『The Villa』へ!


車で向かう途中、風は強かったようで、防風林の横を走っているときは木々の葉が横になびいていたし、海の横を通っているときは波が荒かった。台風が来ていたのに、このくらいで済んでいて本当にラッキーだった。


最初のうちは大丈夫だと思っていたのだが、だんだん車に酔ってきた。姿勢を保てないくらい具合が悪く、シートを後ろにめいっぱい倒して、目を閉じてじっとしていた。
この日の午前中のドライブで、わたしは学んだし、発見した。前日のアルコールのため内臓に余力がないから、車の揺れに対応できない。だから車酔いになるのだ、と。


そして、用宗(もちむね)到着!
台風が通り過ぎたところは青空になっていて、いい感じ。


静岡ビア巡り旅⑦ aiaiへ

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。8/12



楽しくお店を出て、ホテルへの帰り道、すっかり夜になった景色の中で『aiai』の看板が光っていた。
階段を上ってお店に入ると、入口は広くないが、中に長く伸びているお店で、意外にテーブル数があると分かった。ネットで検索すると、「欧風居酒屋」とも書いてある。確かにそんな感じだったかも。


ビールは何があるのかな?
大きく書いてある「ベアードビール タップテイクオーバー」に目が行ってしまった。いつも飲んでるイメージのベアードビール。さっきもタップルームに行ったベアードビール。でも、せっかくだから、と〈帝国IPA〉にする。好きなのだ。


しかし、今、確認のために撮ったメニューを見ていたら、大きな「ベアードビール タップテイクオーバー」(POP体フォント)の上に、静かに明朝体で〈静岡麦酒〉〈ヒューガルデンホワイト〉と書かれている。
〈静岡麦酒〉があったのか!! それは飲みたかった。もしかしてどこかで缶ビールを売っていたなら、それも買ってくればよかった。
よく見るブログで、静岡在住と思われる女性が缶を飲んでいるのだ。どこで売ってるのかなぁと思っていた。メニューには「静岡県限定ビール」と書いてある。それは飲んでみたかった。失敗!(今日は失敗だらけだ。)
『サッポロ』が作っているらしい。


サラダを注文したら、美しい盛り付けだった。洒落ている。ムール貝もスタイリッシュな盛り付け。
レストランとして活用されていそうな店内。「今日はどこかでちょっとだけおしゃれ気分で外食にする?」というときに使えそう。


飲んべえとしては、もう少し飲みたいが、〈静岡麦酒〉が目に入っていないので、ビールは充分飲んだという気分になっている。
ホッシーさんは眠くなったり、眠気が去ったりを繰り返していたが、ここでは冷静にソフトドリンクを飲んでいた。


お店の中に入ったとき、カウンター横に「クラフトジン4種飲み比べセット \1500」がディスプレイされていたことに気づいていた。しかし、小さいいろいろな思いが湧いて、やめようと思ったのだった。


だけど、こうなったら、飲んじゃう?



ジンというのは透明な色で、飲み比べで並べても、どれがどれだか分からない。そのときは「あ、これがおいしい」と思っても、後から写真を見ても名前も思い出せないのではないか。おいしいと思うジンがあっても、ボトルを買うのはわたしにはハードルが高い。それにこれ、どこでも手に入るクラフトジンなのかなぁ? 帰ったら買えなかったりしないかなぁ? 酔っているのもあるけど、酔っていてもいなくても、明日の朝写真を見ても、「このグラスはこのボトルのジンでしたよね、これとこれがおいしかったですよね」と言えるとは思えない。
そんな小さないろいろな思いが湧いていたのだが、今この場がおいしくて楽しければいい、と心を決めた。


ケイさんはもちろん、「ジンを飲むなら、料理をもっと注文したほうがいいですよね」とさらに注文。「小麦粉ばかりで炭水化物だらけだけど」とパスタ。もうひとつはガレットかな?


せっかくだから、みんなでひと口ずつ、テイスティングしよう!
カウンターには、5種のジンシリーズと3種のジンシリーズが並んでいた。ラベルの絵やボトルの形から、そう見当をつけた。
飲み比べセットを2つ注文し、8種類が勢ぞろいした。


予想通り、見た目はどれがどれやら分からない。同じように透明な液体が、同じような透明なグラスに入っているだけ。
でも飲み比べると、やはりそれぞれに味も香りも違う。「ああ、これは好き!」「これはドライな感じだけど、おいしい」



いいんだ、今この場はおいしくて楽しかった。最高!
予想以上に楽しんだ『aiai』、タカさん、見つけてくれてありがとう!


ごちそうさまでした。さあ、ホテルに帰ってあとは寝るだけ!

静岡ビア巡り旅⑥ Repubrewへ!

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。7/12



ロビーで待ち合わせて、さあ出発!
タカさんは、「検索したところ、この近くに『aiai』というお店があって、クラフトビールが飲めるようなので、時間があったらそこも寄りますか。せっかくここまで来ましたから」と言う。『沼津クラフト』にも行くし、『Repubrew』ではゆっくりしちゃうと思うけど、間に合えば寄りますか、せっかく静岡まで来たんですもんね。


ただ、ロビーで検索したところ、予定していた『沼津クラフト』は電話をしても応答がない。
『沼津クラフト』は諦め、『Repubrew』に向かうことにした。
歩いていると、歩道横の建物に看板が見えて「aiai」と書いてある。「タカさん、ここじゃないですか? 『aiai』?」
「あ、ここか。通り道ですね」
「『沼津クラフト』に行けないのだし、じゃあ、ここにも寄りましょう」



17:00、『Repubrew』到着!
時間が読めなかったので予約していなかったのだが、危うく入れないところだった。またしても失敗! 沼津まで来て入れなかったら泣くに泣けない。


4人ですと告げると、お店のお姉さんが、困って別のスタッフさんに相談に行く。やってきた別のお姉さんが、店の奥のテーブルに連れて行ってくれた。
「今、満席なんですが、こちらのテーブルの予約が7時なんで、6時半まではお使いいただけます。その間に、もしかしたらあそこが空くんじゃないかと思うんです」
お店の人はちらっと後ろの方を見て、3人グループが座っている丸テーブルを示した。
相談の結果、18:30までは広い四角いテーブルに座らせてもらうことにした。
人気のお店なんだなぁ。よかった、たとえ時間が短くても、とにかく入れて! 次の機会があったら予約必須。


何を飲みます? 席が空かなかったら短い時間になってしまうのだから、早く注文しよう!
でも、リストが裏表いっぱいに書いてある。たくさんのビールたち。時間とアルコール許容量の両方に限界があるから、飲むものを絞らないと。迷う~~


とりあえず決めて、かんぱーい!!
ホッシーさんは赤い色合いの〈トリプルベリーミックスセルツァー〉を。わたしは〈アオテアロアIPA〉を。
「アオテアロア」はマオリ語でニュージーランドを指す言葉なのだそうだ。「カスケード」と「The Bruce Blend」のニュージーランドホップをメインで使っているかららしい。


その後、わたしは、目線の先にあるテーブルに運ばれてきたグリーンの液体に驚き、2杯目は〈Nitro Green IPA〉にした。「グリーンにカラリングしたウェストコーストIPA」と説明が書いてあったので、味に特殊性があるものではなかった。色は目を惹くねー。



フィッシュアンドチップスも注文、ピザがもう一枚届いて、きのこのフライもある。どれもおいしい。ビールもおいしく感じる。「シェフとブルワーが立ち上げたビール工場兼飲食店(ブリューパブ)」「多種多様なクラフトビールをシェフ特製の料理とペアリングして楽しめるブリューパブ」という謳い文句に合っている。


そうこうしているうちに、3人グループが座っている丸テーブルは空かなかったが、隣の広いテーブルが空いた。お店のお姉さんが「隣が空いたので、予約しているお客さんはそちらのテーブルに案内するので、このままお使いいただいて大丈夫です」と言ってくれた。移動しなくてすんで、ラッキー。


わたしは奥の席の壁際に座っているので、ずっと向こうのカウンター席まで全部が見渡せる。どこかのテーブルに運ばれていく赤い飲み物に驚いた。「すごい色ですよ」と言うと、壁を向いて座っているケイさんとホッシーさんがちらりと振り向いた。
メニューを見て、これかなぁ?と思った〈RESACA〉を注文してみた。


グラスの飲み口についている赤いパウダーはすごかったけれど、飲んでみるとおいしく飲めた。



最後はスタウトで締めようと思った。『Repubrew』の〈マシュマロスタウト〉か、『Smog City』の〈Coffee Porter〉か。
Smog CityのCoffee Porterはドラフトで飲んだことがあったかどうか忘れたが、缶では飲んでいる。一期一会になりそうなRepubrewのマシュマロスタウトにすることにした。


飲んだねぇ~ それにゆっくりしたねぇ~
沼津に来た甲斐があったねぇ~


ごちそうさまでした!

静岡ビア巡り旅⑤ しらすアイス食べてホテルへ

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。6/12



『ベアードビール』を出て、沼津港を抜けながら、車を停めた駐車場へ。
途中、いろいろなお店が並んでいる。またもや干物がお安い。しかし量が多い。


しらすアイスだって!


どんな味かな? キワモノかな。
でも、食べずに帰ったらいつまでも気にならないかな。えーい、買っちゃえ!


食べてみるとおいしかった。塩風味の効いたスイーツみたいだ。すいかにお塩をかけるのと同じような。
スプーンを4ついただいたので、みんなで味見。ごちそうさまでした。



駐車場に着いて、少し階段を登って、塀の上(堤防の上?)から海を眺める。曇天。でも思ったほど台風の被害に出会わず、今のところいい旅行。



沼津のあちこちのホテルには、『ラブライブ』の女の子たちがいた。


ホテルに着いたらチェックイン、お部屋へ。それから沼津の夜に繰り出すぞ! Let’s Go !