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静岡ビア巡り旅⑦ aiaiへ

注)なかなかこの辺りのことをまとめきれず、今になってしまいました。時期遅れの9月の旅の話がしばらく続きます。8/12



楽しくお店を出て、ホテルへの帰り道、すっかり夜になった景色の中で『aiai』の看板が光っていた。
階段を上ってお店に入ると、入口は広くないが、中に長く伸びているお店で、意外にテーブル数があると分かった。ネットで検索すると、「欧風居酒屋」とも書いてある。確かにそんな感じだったかも。


ビールは何があるのかな?
大きく書いてある「ベアードビール タップテイクオーバー」に目が行ってしまった。いつも飲んでるイメージのベアードビール。さっきもタップルームに行ったベアードビール。でも、せっかくだから、と〈帝国IPA〉にする。好きなのだ。


しかし、今、確認のために撮ったメニューを見ていたら、大きな「ベアードビール タップテイクオーバー」(POP体フォント)の上に、静かに明朝体で〈静岡麦酒〉〈ヒューガルデンホワイト〉と書かれている。
〈静岡麦酒〉があったのか!! それは飲みたかった。もしかしてどこかで缶ビールを売っていたなら、それも買ってくればよかった。
よく見るブログで、静岡在住と思われる女性が缶を飲んでいるのだ。どこで売ってるのかなぁと思っていた。メニューには「静岡県限定ビール」と書いてある。それは飲んでみたかった。失敗!(今日は失敗だらけだ。)
『サッポロ』が作っているらしい。


サラダを注文したら、美しい盛り付けだった。洒落ている。ムール貝もスタイリッシュな盛り付け。
レストランとして活用されていそうな店内。「今日はどこかでちょっとだけおしゃれ気分で外食にする?」というときに使えそう。


飲んべえとしては、もう少し飲みたいが、〈静岡麦酒〉が目に入っていないので、ビールは充分飲んだという気分になっている。
ホッシーさんは眠くなったり、眠気が去ったりを繰り返していたが、ここでは冷静にソフトドリンクを飲んでいた。


お店の中に入ったとき、カウンター横に「クラフトジン4種飲み比べセット \1500」がディスプレイされていたことに気づいていた。しかし、小さいいろいろな思いが湧いて、やめようと思ったのだった。


だけど、こうなったら、飲んじゃう?



ジンというのは透明な色で、飲み比べで並べても、どれがどれだか分からない。そのときは「あ、これがおいしい」と思っても、後から写真を見ても名前も思い出せないのではないか。おいしいと思うジンがあっても、ボトルを買うのはわたしにはハードルが高い。それにこれ、どこでも手に入るクラフトジンなのかなぁ? 帰ったら買えなかったりしないかなぁ? 酔っているのもあるけど、酔っていてもいなくても、明日の朝写真を見ても、「このグラスはこのボトルのジンでしたよね、これとこれがおいしかったですよね」と言えるとは思えない。
そんな小さないろいろな思いが湧いていたのだが、今この場がおいしくて楽しければいい、と心を決めた。


ケイさんはもちろん、「ジンを飲むなら、料理をもっと注文したほうがいいですよね」とさらに注文。「小麦粉ばかりで炭水化物だらけだけど」とパスタ。もうひとつはガレットかな?


せっかくだから、みんなでひと口ずつ、テイスティングしよう!
カウンターには、5種のジンシリーズと3種のジンシリーズが並んでいた。ラベルの絵やボトルの形から、そう見当をつけた。
飲み比べセットを2つ注文し、8種類が勢ぞろいした。


予想通り、見た目はどれがどれやら分からない。同じように透明な液体が、同じような透明なグラスに入っているだけ。
でも飲み比べると、やはりそれぞれに味も香りも違う。「ああ、これは好き!」「これはドライな感じだけど、おいしい」



いいんだ、今この場はおいしくて楽しかった。最高!
予想以上に楽しんだ『aiai』、タカさん、見つけてくれてありがとう!


ごちそうさまでした。さあ、ホテルに帰ってあとは寝るだけ!

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