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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

ちょっとしたこと(シリーズ:翌4月からの仕事)

なんだか古い話なんだけど、職場Bをリストラされたことについて。
 
わたしは派遣で、はた迷惑な人と周りから思われている女性が、直属上司だった。
派遣っていっても、特殊な形態で、職場Aがないときだけ行くというありがたい勤務だった。
職場Aは毎日はないし、午前中だけってことも多くて、穴埋めできる職場Bはありがたかった。
データ入力で、仕事自体は単調だったけれど、その分気楽だったから穴埋め仕事にはよかった。
 
毎日ではなく断続的な勤務のまま、9年と2ヶ月働いた。
 
はた迷惑上司とは、ときどきうんざりさせられたり、若干衝突っぽくなったり、若干冷戦っぽくなったり、いろいろしながらもおおむね良好にずっと続けてきた。
 
この人が、何かあるとよく言ってた。「あなた、辞めちゃダメよ?」「あなたはずっといなさいよ」
「あたしの後までいるのよ!」
 
はた迷惑上司は、ウエットな性質を一部持っていて、人とのつながりに感情的なところがあった。
だからわたしのことを好きか嫌いかというより、いたものがいなくなるというのが嫌だということだろうと思っていた。
 
リストラの話をされる2ヶ月くらい前にも、辞めちゃうアルバイトさんの話をしているとき、「あなたはずっといるのよ?」と言っていた。
 
だけど会社が大改編をすることになって、わたしの居場所はなくなって、辞めることになった。
 
もちろんはた迷惑上司が何かしてくれると思っていたわけではない。
「辞めるな」と言っていたのも、別にわたしが気に入っているという理由ではないことも分かってた。もしかしたら、「下に人がいつかない」という評判を払拭するために、長くいる人が必要だったというのが理由かもしれないし。そうでなくても、単に感情的な「気分」で言っているだけだろうと分かってた。
 
分かっていたから、それで落ち込むことはないのだけれど・・・・・・
 
でも、これまで「あなたは辞めないでよ?」「いつまでもいなさいよ」と言われていたのが、向こうからリストラだ。
そんなことなら、言われる前にこっちから辞めておけばよかったよ、という気がちょっとしたのも事実。
 
もちろん、収入のために辞められるわけはなかったのだけど。
 
そういう言葉を本気にしていたわけではないのだけれど、無責任な言葉はいけないなと思ったのだ。
 
そういえばほかの職場でも、「あなた、あたしより先に辞めないでよ」と言われたことがあった。
でもそれは、上司の立場の人が言ったわけじゃないからな。先輩パートが、「自分はもうそろそろやめようと思っている、だからあなたは自分よりも長くいてね」というような意味で言った言葉だ。
 
そうだ、はた迷惑上司の言葉は、二重の意味でよくなかったんだな。
 
上の立場の者が、無責任なことを言うのは、よくない。
やっぱり上の立場の人には、責任があるのだから。発言には注意しないと。
 
そして、誰であれ、感情にまかせて言うのは、よくない。
わたしも気をつけよう。
感情にまかせて生きていくと、周りの人を巻き込んでしまう。周りの人が迷惑する。
思えばこの上司がはた迷惑な人と思われているのは、そういうことが原因だった。いつも周りを振り回す。
 
どうでもいいことなんだけれど、自分の記憶のために記しておきたい。




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