識名園@沖縄旅行
北海道旅行のあと、またしても仕事が1つつぶれて、「何か実のあることをしなきゃ!」という焦りのような気持ちを感じた。それに「来年4月からはもう安い時期に休みなんてとれないだろう」という追い立てられるような気持ちになったのもある。
それで今年も安い時期に行きたいと思っていた沖縄旅行を前倒し。
12月の前半も11月の後半も、どうせ同じ料金設定なのだ。
12月にするか、もうちょっと安い1月末~2月頭にかけてにするかどうか、迷っていた。
でも11月の終わりに行くしかない!
1年目は首里城や今帰仁城跡や古宇利島や伊計島への海中道路など、ビーチと遺跡をピックアップして回った。
2年目はやんばるを回った。
そして最後になるかもしれない3年目、実は2年目も狙っていた日帰り離島を中心に考えることにした。
日帰り離島はフェリーの時間に合わせて行動しなければならないので、自由自在に動くことができない。
合間合間のあまった時間は、これまで立ち寄っていなかったテーマパークを回ったりした。
このあまった時間を利用して、識名園にも行ってみた。
識名園は那覇にある。首里城が王の宮殿だというなら、識名園は王の別邸なのだそうだ。
これは1年目に行く予定リストに入れていた。
でも時間がたりなくなり、寄れなかった。「行けたら」と思っていたので、行けなくても仕方ない。
2年目に「首里城と玉陵には去年行ったから、今年は識名園を優先しよう」と思った。
無事に着いた。駐車場に車を停めた。入口で入場料を払おうとした。
すると「今、**(本殿みたいなもの、何という名称だったか忘れた)は修復中で見学できませんが、料金は同じです。それでもよろしいですか」と聞かれた。
えー!
でもここまで来ちゃったし、庭園は見られるのだし、了承して入った。入場料も400円くらいで高くなかったし。
馬屋みたいな建物は見られた。池と池にかかる橋も見て、橋をわたって六角堂にも行った。でも別邸そのものには覆いがかけられていて、見られなかった。
それから池の向こうの庭木の間を散歩するような道を通って、見学を終えた。
そういうわけだったので、3度目の正直で、また識名園に行くことにした。
オプション料金のかからない時間帯の飛行機を選んだら、那覇に着くのが3時近くになってしまうはずだったので、初日はあちこちガッツリ見物することはできなかったし、ちょうどいい。
3度目の正直で、駐車場に車を停める。
なんだか人がいっぱいいる。駐車場で近所の町内会のイベントみたいなものが催されていた様子。
もう終わりかけていて、帰り支度だった。
入口に行って入場料を払おうとすると、「今日はイベントなので、無料で見学できる日です」だって。
夫「1年経って取り返したね」
屋根の色が新しくてピカピカの白と赤レンガなのが、去年修復したところだと思う。
覆いがどの範囲を覆っていたかは分からないけど。
覆われていて「いったいどんな建物なのだろう?」と思っていた謎は、とけてみるとなんだかあっさり。
あ、これか。と。
でももしかしたらもう来られないかもしれないだけに、見ておけてよかった。