お風呂で読書(シリーズ:老いを感じるとき)
100円ショップの老眼鏡が手放せなくなった。
もうそろそろ100円ショップのではなく、きちんと作るべきなのかと思う。
アガサ・クリスティをいくつか再読して、ちょっと癒された。
お風呂のときも持っていって読もうとした。
――でも老眼鏡では風呂場読書は難しかった。
曇ってしまうのだもの。
老眼ていうのは、いつもいつも老眼鏡をかけているわけにはいかない。
近くで字などを見るときは必要だが、ふと目を上げて周囲を見るときははずしたい。
だからメガネなのだ。
だから曇ってしまうお風呂では、使うのが難しい。