Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023/12/18-12/19 年末ほぼ最終週 月火のひとり飲み


12月の第3週、気持ち的にはほぼ最終週。
この週でサービス提供は終わるからだ。後は、社内だけの仕事になる。わたしの部署は主に利用してくれる顧客へのサービスをしているので、サービス提供のない日は仕事に行っていても気楽。「このサービス停止期間はこれをする」という特別な指令がない限り、かなり気楽。


ああ、早くこの週が終わってほしい。
――そんな気持ちから、月曜から家飲み。


……いや、それは言い訳かな。そんな気持ちでなくても、週初めから家飲みしていることは多いものね。


月曜。その1は『SAPPORO』シリーズ。〈GRAND HOP〉〈HOP DRIP〉の赤と緑。注いでみると、どちらも金色の綺麗なビール。
これはどちらも好きだった。ホップはやはりおいしい。
〈HOP DRIP〉はエビスビールなので、どちらがより好きかというと〈HOP DRIP〉が好きだ。輝く緑色の缶でホップを思わせるところも、心理的にプラスに働いているのだと思う。


その2は『赤い缶の季節もの』シリーズ。『エチゴビール』〈RED DRAGON IPA〉(レッドIPA)と『BREWDOG』〈HOPPY XMAS〉(FESTIVE IPA)。
レッドドラゴンIPAは、レッドIPAだけあってガーネットみたいな赤茶色をしている。ホッピークリスマスは金色のビール。
こうして缶を並べると、やはり外国産のHOPPY XMASの缶は少し小さめ。日本のは350mlだけど、外国のは330ml。
これは、断然HOPPY XMASの方が好みだった。IPAという分類の中では、レッドIPAはわたしの好き度が下がるスタイルだから仕方ない。どちらもよかったのだが、BREWDOGのHOPPY XMASはかなり好きなタイプ。これが500円台で買えるのは有難い。


勝手にBREWDOGには2つの商品ラインがあると思っている。
ひとつは、気軽に買える価格で、よく成城石井などに置いてあるカジュアルライン。〈HAZY JANE〉など。
もうひとつは、ちょっと高いけど、その分コストをかけていておいしいスペシャルライン。〈DOUBLE HAZY〉や〈TRIPLE HAZY〉など。
でも後者は量が多いから、結局値段としてはあまり変わらないのかな。
とすると、前者は常温OKラインで、後者は要冷蔵ラインと言えるかな。常温でいいのは有難いんだよね。



火曜。その1は新年ビール。『ヤッホーブルーイング/よなよなエール』〈バクの初夢〉。


実はペールエールがそれほど好きではないのじゃないか、と思えてきたこの頃。この〈バクの初夢〉も、その疑いを確信にまた一歩近づけた。
これまで無知をいいことに深く考えずにきた。ペールエールとIPAは似て非なるもの、似ているから好きなはず、と思っていた。よなよなの〈インドの青鬼〉や〈よなよなエール〉は大好きだ。けど、満を持した気持ちで「新年ビールだ!」と開けた〈バクの初夢〉はそれほどでもない。
いや、嫌いではない。IPAだくらいに思って期待して飲むと、「あれ?」と思い評価が低くなるという程度のこと。だから余計に気づかなかったのかもしれない。絶対評価でおいしいはずのエクストラスペシャルビターも、IPA→ビターという好みのわたしにとっては、ビターエールというだけでちょっと点が低くなる。それは仕方ないのだ、自分の舌や鼻の造りや感性による偏りだから。それと同じことが、ビターほどではないにしても、ペールエールにも言えるのかも。
好きなよなよなの新年ビールで、絶対おいしいはずだと思って飲み、よなよなだからたぶんおいしいのだろうと分かっているのにホッピークリスマスほどではない。そこで初めて、もしかしてスタイルの問題なのでは?と気づき始めた。
まだかすかな疑念くらいのもので、この後2~3週間かけて認識に変わる。


ペールエールを飲んだので、〈PALE THE MOON〉バッジが出て来た。


それから、なぜか通りすがりのイオンのビール売場で見つけてしまったドイツのものらしいビールを飲む。
ピルスとヴァイツェン。当然だが、ピルスに軍配が上がった。わたしのヴァイツェンへの苦手感は、だいぶましになったとはいえ体質的なものだと思うので、完全には払拭できない。とにかく鼻に抜けるバナナ感がダメだ。バナナは好きなのに。
〈DAS BOOT〉、ドイツビールのバッジが出た。


そろそろ、ごちそうさまにしよう。
まだ週初めだからな。店じまい――

2024/1/24 YEBIU BARでエビス時間


ひとりカウンター飲み。
ヤバい。足攣ってる。治らん。とにかく静かにしとくしかないな。


エビスオランジェがもうすぐ樽生終了するというし、1月2月のエビス時間のサラダを食べてみたかったし、今日はひとりごはんの日だったから、来てみた。
(いや、ほんとに足先の痙攣がおさまらない。どうしよう。なんだこりゃ。)


ここの料理は結構早く出てくるし、料理と一緒にビールの写真を撮ってUNTAPPDに投稿したいので、まずは料理を注文。3つ注文したら値段が跳ね上がったので、1つ減らす。でも、後から注文しちゃうかも。
しばらくしてからビールを注文。シトラスエール。
しかし、今日は料理の提供が予想よりゆっくりで、ビールが来た後も料理は来ない。
仕方なく、とりあえずビールを投稿。シトラスエールは、エビスプレミアムエールにシャットライムを加えたものなので、プレミアムエールで投稿。
シャットライムって、ライムのくし切りのことなのかな?


カウンターのひとり飲みの人たちは、会話もしないし静か。
そして、バックヤード付近なので、スタッフさんたちは私語がとうしても出ちゃう。ひとり飲みだと、それもまたいい(日もある、嫌な日もあるかもしれない)。
受ける予定の試験の話。何の試験? 学生さんで学校の試験? 受験? なんて思いながら聞いていたら、資格試験だって。何の資格かねぇ? 建築系っぽい? 違うかな。


結果として、シトラスエール、エビスビールを1杯ずつと、エビスオランジェを3杯で終了。
エビスオランジェ、3杯も飲むなら、ジョッキにしてもいいよね。でも、新鮮に飲みたい。以前の職場(だいぶ前)で、サッポロ好きのキャリアウーマン上司が「営業だった頃の知人と飲む時は、いつもグラス。みんなウワバミだから、小グラスが大量に印字されたレシートになる。でもやはり小グラス、気が抜けたビールなど飲みたくないから」と酒飲みとしてのプライドをもって語っていた。その気持ちと似てる。&スタンプ。白状すると、スタンプ欲しさは大きいかな。


エビス時間以外に、気に入っているビリヤニ風チキンライスも食べてご満悦。
さて。でも最後にもう1杯、エビスオランジェを頼んで終わりにするか。結構酔ったけどなー。


エビスオランジェはおいしかった。好み。


まずい。こんな金額になってしまった。でも時間はまだ早いので、それは救いかな。夫、ごめん。まだ帰ってないといいけど。


ごちそうさまでしたー!

2023/12/16 YEBISU BARへ帆立を食べに


毎月、ゲーム『ピクミンブルーム』のコミュニティデーがあるので、週末のひとつが必ずコミュニティデーに占有される。がんじがらめだと言ってもいいくらい、拘束されている感がある。なんとかして、土曜か日曜のどちらか1日のうちに1万歩歩かなければならない。
ビアパートナー シキさんがいた頃は、シキさんもピクミンブルームをやっていた。その土曜にビールを飲む約束をしていると、難なく1万歩をクリアすることができた。たとえば、家飲みでゆっくり缶・ボトルTripをしようというなら、1駅手前で待ち合わせておいて、散策を楽しみながら会場まで行けばかなりの歩数が確保できる。足りなければちょっと回り道をすれば達成できる。後はゆっくり飲めばいい。ビア巡りに行く予定だったら、2人以上いれば「渋谷の**で飲んで、ついでに同じ渋谷の**にも行って、目黒まで足を延ばして目黒川でも見よう、それから**店に行って、最後はこういう経路で帰ろうか」とあちこち回るので、歩数はかなり増える。
ひとりだとビア巡りにはそれほど行かなくなったし、行ったとしても「そうだ、この辺の**を見学していこう」ということも少ない。思いつきが1人分になってしまうからだ。


それでも、「酒のやまやに行こう」とか「高田馬場に行こう」とか、いろいろしてみるが、1ヵ所では1万歩にならないこともよくある。足りないと思って目的もなく歩いたりしなければならない。
達成すると毎月違うバッジが出る。たとえば4月に桜のバッジとか、12月にクリスマスローズのバッジとか。あまり頑張っていなかったのだが、翌年になって「取り逃したあのバッジをゲットできます」というイベントが行われて、持っていなかったバッジが2つほど手に入ってしまったら、そういう機会を待つのが嫌になりそうだと思った。もともと穴が空いていれば「まあ、いいや」で済むのだが、変に集まっていると穴を空けないようにしたくなる。
すっかり乗せられている。


最近はすっかり、近所の散歩で済ませるようになった。しかし、近所の散歩で1万歩は難しいので、数回に分けて行くことが多い。朝、「朝の散歩がてら」と3000歩くらい歩く。午前中のうちに、「ちょっと買い物に」と2000歩くらい歩く。午後「酒屋に行ってみようかな、面白いビールがあるかも」と歩きながら、少し回り道をしたりして、4000歩くらい頑張る。夕方、「夕飯にこういうものを買おうかな」と1000歩くらい歩く。


ただ、それも結構きつい。朝は行ったが、昼の散歩をサボったりすると、夕方の散歩でたくさん歩かなければならない。「まだかなー」と何度も確認しながら5000歩や6000歩を歩くのは大変。用もなくぐるぐる歩いているからなぁ。


この日は朝のうちに10000歩、頑張って歩き切った。最後にお寺の境内を歩いて達成。クリスマスローズのバッジを獲得した。


――でも、これはもうやめようと思った。実はクリスマスローズのエキスを集めようと思っていたのだが、朝早いとまだピクミンゲーマーの皆さんが歩いてなくて、花が咲いていない=エキスのフルーツがない、と分かった。
また、朝のうちに歩ききってしまうと、午後くらいに気持ち良く昼寝をしてしまって、それで休日にやろうと思っていたことができないということも悟ったからだ。


しかも、頑張って歩き切ったのに、結局夫と話していて『YEBISU BAR』に別海町の帆立を食べに行くことになった。え、もう1万歩歩いちゃったよ。このお出かけがあるなら、朝は7000歩くらいでもよかったのに。


夕方、『YEBISU BAR』へ。中国の輸入規制で余ってしまった北海道の帆立漁業を救おうというサッポロの企画。
ひとり飲みしたときに食べてみたが、大きくておいしい帆立だった。この値段で食べられるなんて、有難い。フライとアヒージョがあり、わたしはアヒージョが大好きというほうではないのでフライを2皿食べた。アヒージョもおいしかったけどね。


夫はアヒージョが好きだが、残念ながらもうアヒージョは終わってしまっていた。既定の数に達したら期間中であっても提供が終わると書いてあった。


アヒージョの代わりにラムを注文。
わたしは最近のお気に入りのチキンライスを注文することにした。ビリヤニ風でおいしいのだ。


ビールは3杯に留めたが、それでも夫は手持無沙汰に待つことになった。わたしは申し訳ない気持ちで急いで飲み切ろうとする。
こういうとき、ひとり飲みのほうが気楽でいいな、なんて思っちゃう。


今日はご飯の日、今日は飲む日、と理性で節制できればいいんだよな。でも、節制したんだよ、これでも。角打ち飲みに寄りたかったけど、我慢したし。


ふぅ。ごちそうさまだね。
今日は疲れたなぁ。お疲れ、自分。

2023.11.10-11.11|懐かしい猫と懐かしい夕飯


障害によって強くなる関係もあれば、そこで終わる関係もある。
強くなったり弱くなったりしないけど、不遇があっても続く関係もあるし、そこで終わる関係もある。
結局、絆って、どこかで人が努力しないとなくなってしまうとしみじみ思ったり。では、誰がどこまで頑張るのかというのも、関係性の中にあると思ったり。


というのも、思い出の箱ティッシュフォールド猫の話題が出たからだ。
今も猫は引き出しを開ければいつでも見られる場所に置いてある、と言われたからだ。
わたしも、猫たちはいつも机の上にある。毎日見ていて、すっかり風景と化しており、特別な意味がなくなっていると言われるかもしれないが、そうでもない。
引き出しを開けたらいるというのは、特別感がある。開けないと見えないが。
風景と化しているのは親近感がある。日常化していて見ても感慨が湧かない日も多いかもしれないが。
でも、やはり、そうでもないのだ。そこにいてくれると思うと思い出し、センチメンタルになることもよくある。自分は人から大切にされていると思えて、救われる日もある。
ピンクと緑の箱猫はビアパートナー シキさんとの思い出。黒猫は“いつメン”ホッシーさんからいただいたもの。


さて。
週末のこの日、夕飯は久しぶりにお気に入りの中華料理レストランに行こうという夫。そのお店の回鍋肉とラーメンが好きで、もう10年以上利用している。駅前再開発で移転を余儀なくされた店だ。移転前と比べて移転後はわたしたちの利用率は下がってしまったが、ずっと存続している人気のお店。


そこに行くなら、少し早めに出て、クラフトビールの品揃えがいい酒屋で角打ちするよ。
――と、早めに出て、角打ち。「大きいのでお願いします」


ビールは1種類飲みで、大と小しかないこの角打ちでは、いつも大をお願いする。
この日は『open air』の〈nostalgia〉。ここのビール担当スタッフのお兄さん、open air好きすぎ。かなりの確率でopen airだ。店も酒屋もそういうものなのだろう。店主や担当者の好みを反映するのが面白い。醍醐味ってやつなんだろうな。
で、たまたまそこにお客としてよく行くうちに、そのお酒を好きになっていく――そういうのが、クラフトビールの風土を醸成していくのかもね。


1杯を時間通り飲み終わり(夫は待たされるのが嫌いだから)、中華料理レストランへ。
わたしが先に着いて待っている。待たせるより、その方がすべてにおいて円滑だ。夫婦円満の秘訣は、夫婦ごとに違うよね。ちょっとしたことの積み重ねで、嫌になることも、ならないこともあるからね。


中華料理レストランでは、黒酢ワンタンをまず注文。これは、お酒を飲むときにはいい前菜またはつまみなのだと思う。食事だと思うとき、わたしたちはあまりそういうものを食べないが、この料理は好きで毎回注文する。
餃子を食べてみた。今まで注文したことがなかった。


そして、気に入っている濃厚な回鍋肉。とどのつまり、このたれに尽きる。濃厚で素晴らしくおいしいと思える。
移転、コロナ禍、物価上昇、社会情勢がいろいろあり、具の量などは少なくなったように思う。濃厚さも減ったかもしれない。でもそれは、少食や健康志向の人の比率が上がったという社会情勢に由来するのかもしれない。


別世界のピクミンブルームのアプリの中では、秋の菊が満開だ。
何事からも切り離されたゲームの世界――癒されるなぁ。


この日、わたしは、ある意味心理療法の「ジャーナリング」という手法を活用したアプリを入れてみた。(14日間無料で試せるそうなので。)


人生いろいろある。
でも、おいしい料理はおいしい。


ごちそうさまでした。

2023/11/9 まだ行ったのか…記憶ないゎ


タカさんに無理を言って一緒に行った『Two Fingers』のはずだったが、記憶がない。翌朝、写真を発見した。あれ? Two Fingersの写真がある。
何度も言っているが、意識はあるのだ。その場では、酔っ払いながらも話もしているし、注文のやり取りをしたり、お金を払ったり、挨拶をしてお店を出たりしているらしい。そして、毎回どうにか家まで帰り着く。ただ、その記憶が翌朝には消えているだけだ。短期記憶が長期記憶に移行する前に消えるということだと、勝手に思っている。


あんなに飲んだからなぁ。最後にケイさんと、たいらげたチーズケーキのお皿の上で乾杯した時以降、たぶん記憶がない。


タカさんの話によると、着いたときお店はもう閉まりかけていて(というか、ほぼ閉まっていて)、完全にシャッターを下ろす手前だったそうだ。
しかし、わたしたちが着いたのを見て、好意で入れてくれたという。
女性のナオさんの方は、にこやかに挨拶をしてすぐに帰ったそうで、男性のステフの方は少し残ってビールを飲ませてくれた。
写真を見ると、おつまみにジャーキーをいただいたようだ。たぶん、2杯飲んで帰った。もしくは、タカさんとわたしで1杯ずつ飲んで、写真はどちらも撮ったのかも。


有難いな。


楽しかった気持ちだけは残っていて、「ああ、いい日だったな」という思いを覚えている。


ありがとう。つきあってくれたタカさんも。お店を開けてくれたTwo Fingersさんも。入れずに帰っていたら、楽しく幸せな気持ちの記憶はなかっただろう。
暖かいお店だな。毎日ちょっとずつ寄れる場所にあるといいんだけどなぁ~


また行こう。ごちそうさまでした。
おやすみなさい。


End.