飯能(はんのう)駅で途中下車し、「天覧山にも行ってみよう」と話す。「山の入口まで徒歩20分くらいあったと思う」と話しながら、駅を出る。
しかし駅ロータリー付近の周辺マップを見ると、天覧山(てんらんざん)まで徒歩40分もかかることになっている。「そんなはずない」とGoogleマップで調べると、やはりそのくらいかかるみたい。のどかな道ならいいのだが、車通りの多い道だと嬉しくない。
バスがあるなら乗り、なければ帰ることにしよう、と決まる。

でもバスってよく分からない。いろいろな乗り場があって、どのバスがどういう路線を通るのかもよく分からない。

タイミングよく来たバスに「天覧山」の文字があったので、乗り込んで運転手さんに聞いてみる。
「このバスは山のすぐ下までは行かないですけど、それでもいいですか？」と運転手さん。「そうなんですか」
親切な若い人で、すぐに調べてくれた。別の番号から出るバスは、天覧山のすぐ下の登山口で止まる。このバスは「＊＊＊」というバス停で降りることになり、そこから山の入口まで500mくらい歩く。
あと4分くらいで出るらしい。バスを降りて夫に話す。これに乗って行ってみることにした。

天覧山の入口まで、確かにちょっと歩いた。でも全部歩くよりいい。

天覧山はほんの200mくらいの山で、手軽に登れる。見晴らしはいい。
登り切ると展望台のようなところがあり、見晴らしを楽しむ人々やバードウォッチングをする人々がいる。
正月の朝、とはいえ元旦ではなく2日。なので、人は6～7人くらいで、静かに眺めを楽しめた。

眼下に飯能市街が広がる。横を向くと、山々の向こうに富士山の頭が見えている。
日和田山では富士山が見えなかったので、「来てよかったね」。

一応ここでもビアリング。山のバッジにもカウント1。
ここなら手軽で、夫のチェアリングもいいのでは？ それとも、電車でここまで来てこの負荷だと、ちょっと物足りないだろうか。

さて。初日の出、初富士山、終了。
初飲みして帰ろうかな！

下山。Let’s Go！