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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

ようやく1回目


ついに高齢者以外にもワクチン接種のお知らせが! と思った7月。早く受けてしまいたい。受けないという選択肢がないと思えたので、必ずするなら早く終わらせたいと思った。


受けない選択肢がないと思った理由は、受けた人はマスクなしで出歩き、「接種済みで症状出てないけど保菌者になっている人」とたまたま遭遇して感染するリスクが高くなる可能性があること。ワクチンパスポートを持っていないとできないことがあるかもしれないという予想。
何より、効果がありそうなこと。車ないし、一歩外に出たら家に帰るまでマスクマン。それでも今度の株は感染しかねない。せめて重症化率を下げたい。感染は完全にはシャットアウトできない。感染しても死なない確率を上げたい。


しかしここまでの道のりは長かった。


7月上旬だったかな。今年同じ区に引っ越した人が「接種券来ました?」と聞いてきた。
「まだです」
「私2日前に来たんです。新参の区民なのにすみません。すいさんの方が区役所に近いのにね」いや、まあ、それは関係ないだろうし。


「**さん(同じ区)は昨日来たみたいですよ」
「そうなんですか」
「だから今日あたり来ますよ、きっと」


まだ接種券が届いていないから説明書も見てなくて、よく分からないながら聞いていると、
「クリニックや町の病院は電話で予約するの無理だなと思って、ネット予約できる集団接種にしたんですけど、この日も✖️、この日も✖️、で8月5日になりました」


えー、来月?! 予約を取るなら気合いが必要だな、と覚悟した。


その人から2日遅れで券が届いた。予期していたので、帰って「来てる!」と分かりネットへ。スマホよりパソコンかなぁ? 腰を据えてかかる必要があるかもしれないから。夫とは時間差で取ることにする。まずはわたし。


そうしたら、「やだー、この日も埋まってるわ!」より以前の問題で、予約画面に入れなかった。「ここは待合室です。混み合っているため予約画面に入れません。あなたの待ち時間は27分です」と出ていた。待ち時間の何分は自動更新されるので、画面を戻したり更新したりしないように、と書かれていた。
また後で予約しよう、とか、明日やろう、という場合じゃないらしいと思い、待った。20分くらい経って確認に行ったら、「あなたの待ち時間は35分です」と増えてた。予測はしてたけど。27分になり、25分になり、29分になり、と堂々巡りで進まず、2時間以上。


ついにあと7分になってからは、別の部屋に行ったりせず、堂々巡りにずっとつきあった。


ログイン画面にたどり着き、無事に予約を始められたけど、面倒な仕組みで、日を選んで地域を選ぶ。接種できる会場が表示される。ない。出てこない。つまりないということのようで、別の地域を選んで再び検索。出てこない。別の地域を選んで検索。
地域は4つあるので、1日4地域を見てゼロゼロゼロゼロ、で次の日付に移る。また4地域を見てゼロゼロゼロゼロ、で次の日付へ。
1ヶ月分ほどその作業を繰り返してもない。とにかくひたすらルーチンを繰り返して、8月19日のある地域にひとつだけ会場が現れた。
クリックしてみるとカレンダーが表示され、7月はすべて✖️、8月は19日と20日にのみまだ白い枠があり、それから先は9月もずっと✖️。他の日や地域を探している間になくなると困るので19日に予約。仕事は早退することになるが仕方ない。


わたしの予約が取れたところで、夫がチャレンジ。日をずらした方が具合が悪くなっても対応しやすいかと思って。
時間帯が遅くなったからか、夫のほうが早くログイン画面にたどり着いた。けど、枠が減っていて20日の午後しかなくなっていた。
夫は時間の融通がきくので、取れる枠で予約。


その後、わたしより遅く券が届いた若い人はもう予約ができないという話を聞いた。よかった。
クリニックなどは、多くがかかりつけの患者のみとなっていて、そうでないところは電話予約。このやり方だと仕事してる人はクリニックは難しい。



これは接種のために早退したので、外で食べたランチ。
なんか、ラザニアの味、変わったかなぁ? あまりランチには使わないからな。食べたかったクリームパスタはランチにはなくて、とても残念だった。


1回目の接種を受けてみたら、聞いた話と同じで、素晴らしい流れ作業によって時間のロスなく終わった。会場の敷地入口の警備員さんが「接種ですか?あちらの青いジャケットの人のところへどうぞ」。行くと「ここを曲がって進んでください」。入口があって建物に入ったとたん、係の人が「体調は悪くないですか」「大丈夫です」「検温お願いします」検温器の前に立ってピッ。「はい、ありがとうございます。手指の消毒お願いします」シュッ。「エレベーターに乗って2階に行ってください」と空いているエレベーターを指す。上がると、出たとたん係の人が「受付はあちらです」行くと受付。その調子で予診、注射、休憩、休憩後の案内、出口、お疲れさまでした、と大変スムーズ。早かった。


この地域は、集団接種の場合2回目の予約はセットではなく、1回目を受けた日の夜から可能になる。キャンセルによる無駄をなくすためと書かれていた。
2回目の予約を夫と1日ずれでして確信した。わたしたちはギリギリだった。1回目のやっとできた予約も、なぜか2日後から先は✖️ばかりだった。2日前も全部✖️。つまり、2日だけ白い枠があった。あとはグレー。2回目の予約もわたしが2日分。1日ずれの夫が1日分しか枠がなく、あとは前も後ろも✖️、グレー。国からの供給が確保できないとなって受付一時中止となるギリギリに間に合ったんだな。で、2回目は1回目の予約分だけは確保されているので、やっぱりギリギリ。


よかったな。


他の市に住む人が、早く接種を済ませたいと言っていて、なかなか券が来ないと嘆いていた。わたしが予約したら、自分も早く受けたいが、接種券がまだ来ていないと耐え難そうに言う。
いや、もしかしたらこんな先の予約、ワクチンが届かなくてキャンセルされちゃうかもしれないし、とわたしは期待しないようにしてた。神戸でそんなことがあったとニュースになっていたし。
そして、その人は、「来た!!」となり、しかし「予約しようとしたら、まだ60歳以上しか受け付けてないということで、予約画面に行かない」と言う。
ついに7月下旬「○日の朝9時から○歳以上も予約できるようになる」と言い出し、その日に取れた予約が7月25日。早かった。その地域のやり方はクリニックもネットで予約でき、クリニックは集団接種より予約が取りやすい。
わたしの区も、他の市も、地域の医院ではすぐできるけれど、集団接種会場の予約は困難を極めていた。
その人の地域は2回目の予約がセットになっていて、わたしの1回目と同じ日だった。ほらね、あなたのほうが早かったよ。


9月には供給の見通しが立ったので、予約を再開するというお知らせが、わたしの地域の予約ページにも出ていた。そういう話は他の地域でも聞いた。再開したらわたしと大差なくみんな終わるかもしれない。あんな苦労したけど。


でもとりあえず1回目クリアしてよかった。
2回目のとき、アクシデントがあってできなかったなんてことのないようにしたい。


副反応はあった。頭痛、だるさ、疲労によるのか眠気、熱っぽさ。腕はみんなと同じ。痛かったけど、3日目の朝には持ち上げられるようになってた。

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