※しばらく書けなくて冬眠していたので、今、記事追いつき中。かなり以前の話を振り返って書いてます。

『Mikkeller Tokyo』は、ずっと行きたかったお店。
デンマーク発のブルワリーで、特定の醸造所を持たずに世界の複数個所で展開しているらしい。「マイクロブルワリー」とか「ジプシーブルワリー」などとネットでは書かれていた。
わたしは詳しいわけではなく、おうち飲みの比重が高くなってよく使う通販サイトで「ミッケラー」の名前を知った。なんとなく「あのミッケラー」風な扱いに感じたので、話題のブルワリーという印象を持った。

お店の公式ページに「渋谷のラブホテル街の中心、千代田稲荷神社の向かい側に」と書いてあり、ラブホテル街の中心て一人で行けるだろうかと少し心配した。
しかしまったく問題なかった。さすが渋谷。
ラブホテル街といってもラブホテルしかないわけではなく、（ないのかもしれないが、見た目は割と普通に「街角」という感じだった）、稲荷神社や参道のような雰囲気もある。明るいうちだったことも関係しているのかいないのか、ホテルを探すカップルばかりというわけでもなかった。

Mikkellerと書かれた建物は北欧を思わせる色使いで、可愛らしさがあった。
タップがたくさんあり、迷う。ビア巡りは楽しいけれど、1軒1軒で飲む量を調整しないといけなくて困る。

実はわたしはあまり調整を考えず失敗するタイプだが、ビア友と行ったりすると人に合わせて調整することになり、困る。飲み量に差のあるビア友であれば、最初から「あなたはどうぞ」となるので好きなだけ飲んでしまうが、飲み量が同じくらいのビア友の場合は相手に引きずられて調整することになる。

えー、迷うなぁ。

なんとか選んで飲んだビールは、どれもおいしかった。
名前は忘れてしまったけれど、ひとつはあまりおいしくてUNTAPPDのRatingも跳ね上がった。
UNTAPPDでは、デンマークのバッジも出た。やった！

オープンになっている腰かけみたいな席で、風と外の空気を感じながら飲むのは、気持ちよかった。
外では三々五々、ミッケラーのビールを飲む人たちがいて、会話の声がBGMになって聞こえてくるのも心地よかった。

いいなぁ。

ゆったりした気分で飲んで、帰ることにした。
ごちそうさま！