お外で飲んで。
さて。ピザ屋さんでピザを食べ、(そしてわたしはピザバッジを取得し)、移動。
中央線沿線、高円寺駅へ。
ビール工房がここにもあるんだよね。
どこかな、どこかな。
Google Mapで探しながら、住宅街の中へ中へと歩いていくと、あ、道案内が。
心を引く飲み放題のお知らせと共に。
次々に現れるお知らせに従って行くと、ありました。高円寺麦酒工房。
本当に住宅街の中にフッと現れます。
延長延長でずっと緊急事態宣言の中だった冬場。
外で飲むのは久しぶり。
時間と、その時間で飲める杯数と、価格を検討して――飲み放題にする??
しました。
そうと決まれば、まずビールをもらってこなきゃ。
グラスを持ってカウンターに行き、注いでもらったら席に戻る式。
カウンターに行ってみると並びができてたりするから、油断しちゃダメ。
欲張らず、ビア友と1杯ずつ違う種類を飲むことにした。
食べ物はカキフライとムール貝。
どちらもビア友の好きな食材。
わたしはなんでも食べちゃうから、相手に合わせるほうが二人とも食べられる。というのが理由①
わたしは自己主張の前に「決めていいよ」と言い出す派だから。というのが理由②
ムール貝は正直、大好き食材ではない。おいしいと思うときとそうでもないときがあるからだ。
この日のムール貝はおいしかった。この店は料理がお上手なのかな。
基本的には上から順に飲んでいく。
でもときどき、必要に応じて順番を変える。これより先にこれを飲んだ方がいい、とスタイルとか説明とかで考える。主にビア友が。
ああ、おいしいね。
どうやら高円寺麦酒工房は、わたしたちの好みに合うようだ。
「この店はおいしい!!」とお互い思った。
全部ひとりで飲んだわけじゃなく、2人で飲んでいるのだから、それほどの杯数ではない。
グラスが巨大ってわけでもないし。
でもいつのまにか、「あ、こんな時間だ」
頑張らないと飲み放題が終わってしまう。
だんだん色が濃くなっていく。
これもわたしは少し前に学んだこと。
すべての情報を検討して順番を決めるのもいいが、決めきれないときは色で決めるのもいい。
薄い色から濃い色に。
ゴールに近づいてきて、ついにダークなエールになった。
そして最後は、ホットビール。
おいしかった。
甘くて、たぶんはちみつ味。
ホットワインとはまた違う味わい。
半信半疑で飲んだが、おいしいね。
帰るときにはかなり酔っていた。どちらも。
「店で飲まないでいたから、ゆっくり飲む家飲みペースになっているようだ」という結論に達した。
この店にはまた来たい。
――けど、ちょっと遠い。。