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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

こころを保つために


心を平静に保つために、日記をつけるのはよい。
ただ吐き出すために書くのでも役に立つけれど、もし心が弱っているなら、目的を持って書いたほうがいいように思う。


悲観的になるとき。自分が役立たずだとか、自分の存在は不要だとか、悪いことが自分のせいに思えるとか。
そういうときは、「今日できたこと」「今日あったよかったこと」を拾い上げる日記。
たとえばね。


ごちゃごちゃな毎日。モチベーションも上がらないし、心が元気でもない。かといってはげしく不調というわけでもない。
そういうときは、「今日一日を振り返る(昨日立てた目標についてどうだったか)」「もっとよくしたいことを考える」「そのためにどうしたらいいか考えて、明日の目標を立てる」とか。
たとえばね。



もっと長期的な日記。
まあ、あんまり心が強いタイプでなく、いろいろあるなって場合。
ただ気持ちや心の調子を書いてもいいけど、そこにつけ加えておく。
「何があったか」「どういう状況か(体調とか出来事とか)」
すると、「寝不足のとき、自分はいつも疲れてイライラするんだな」とか「ホルモンバランスが乱れているとき、自分はいつも悲観的になって生きているのも面倒って気持ちになるんだな」とか、傾向がつかめる。
傾向が分かると、何かあったとき「ああ、そういえば、今こうだし」と原因が分かって安心する。


サイン(予兆)がつかめるようになれば、きっともっと安心する。
なんとなく寒気がするように感じると、翌日か翌々日あたり風邪をひくことが多い、と自分の体について分かっているなら、寒気につながらないように日々を過ごす。
寒気がしたら、その時点で警戒してひどくならないように対処する。
そうするとひどい風邪をひかない。
心も同じ。


こういうサインが表れると、自分はそのあとこうなりがち、と分かっていれば対処できる。


さらに有効な回復法に出会ったとき、メモしておけば、自分の「元気回復プラン」が作れる。
これはWRAPという元気回復行動プランがヒント。
もともとは精神障害のある人に向けて、へこんだり落ち込んだり、もしかしたらかなりきつい精神状態になったりしたときのため、「そういうときはこうする」というのを決めておくもの。
死にたい思いに対応するためのところまではいらないかもしれないけど、「このくらいこうだったらこうすると効く」というマニュアルがあるといい。


こころを保っておくために。

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