冒険:ひとり打ち上げともやけ酒ともいえる
だいぶ前になるが。
資格試験を受けに行った。
前半、学科試験と実技を筆記でする試験は既に終わり、その2週間後――面接試験。
実技試験は、筆記でするやつも面接をするやつも自信がない。
せっかく出かけるので、帰りにひとり飲みして帰るつもりだった。
でも面接試験を受けたら、はじめのうち緊張してボロボロで、わけがわからなかった自分にがっかり。
持ち直したつもりの後半も、よくよく思い起こしてみるとやっちゃダメと言われてたことをしたような気がする。たくさん。
でも最後の試問は一応答えられた。でもちゃんと答えてたかどうかわからない。
どう判断されたろう。
ダメダメ??
がんばったけどギリアウト?
その付近で探して入ったビール界では有名店らしいお店。
入ったときには、悪くなかった合格するのでは/ダメだ、やっぱり落ちる/悪くなかったけど合格には足りない気がする、のぐるぐるで興奮状態。
とりあえず、飲み比べセットで。
3種でいいかと思ったけど、なんかお得さにひかれて一番多いやつにしてしまう。
5種。
紙はこのためのものだったのか! 分かりやすい!
飲み比べているとき、何がどれかすぐにわかる。いいな、これ!
とりあえず左端からいくことにする。
ちょっとつまみたくなり、前菜盛り合わせだったかな? そういうのを注文。
人気だというおつまみも注文する。
どちらもおいしい。ちびちび食べよう。
飲み比べセットを飲み終わり、お店の人に聞いたおすすめを最後に一杯。
と思ったけど、軽く話したらいろいろ知ってたお店のお姉さんに、「お姉さんの好きなのは」と聞いてみる。そしてそれを注文。
ボトルだったけど、グラスが専用だった。
このビールを飲んだおかげで、ビールアプリの新しいバッジがもらえた。
またこのお店に行きたい。
行ける日がくるといい。
そのときなくなってないといい。
あのとき応対してくれたお姉さん、無事に過ごしているといい。