感染の不安、これからの世界がどうなるかの不安、いつまで続くのかどうなるのか分からない不安、今は通常の状況ではない。

こんなときに、４月がやってきて、前年までの体制は半分崩れた形になった。
崩れたし、新たにやってきた人たちについて、うわー最悪だなーと思う。
全部これまでのやり方を崩して、自分流にしたい人たち。プチ王国の絶大な権力を握る王様になるのが好きな人たち。王国はプチなんだから、人民のわたしたちはやっていられないと思っちゃう。

でも今の状況では通常の再開は望めないし、通常の運営も望めない。
それを思うと、今心配しても始まらないなと思える。

他の心配がなければもっと動揺していたと思う。
コロナウイルスのストレスは、職場の人間ストレスを少し小さくしてくれる。

一方で、嫌なことがあっても絶対転職なんて考えられないな、と思う。
めったなことではクビを切られない職場。今のところを離れる選択肢はなくなった。
でも絶対とはいえない。そもそもこの業種自体がなくなることだってあり得る。
縮小に伴って人員の削減もあるかもしれない。
という恐怖があると、正規雇用者の脅しが大きな効力を持つだろう。
「こいつ用無しです」と報告され、まっさきに切られる人にされてしまうかも、と思うとヒラ正規の人の権力も今より大きくなるかもしれない。

もう考えるのよそう。
心が疲弊するだけだ。

でもそう思っても、明け方から朝にかけて、横になったままで頭の中に浮かんでくる。
家にいるときつい頭に浮かんでくる。

他のことなんて浮かばないほど、今の感染の状況が悪化するのも困るし。

考えるのよそう。
とにかく考えちゃだめだ。
心が疲弊するだけだ。