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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023/12/23 WCBとバテレのビールを昼飲みに


わたしはクラフトビールをおいしいと思って飲むが、詳しくはない。情報にも疎い。情報が早い人たちのポストを見てたまに「へぇ~」と知る。


「今年のWindow to VERTEREとWindow to WCBが出た」と知り、そもそもそれ何?というのと、毎年コラボしていたのかというのと、新たに知る。
『West Coast Brewing』のページに「海から山へ。山から海へ。」と書かれていて、なるほどと思った。WCBは海にある。VERTEREは山にある。どちらも人気のブルワリー。なるほど。


飲んでみたいと思っていたが、一歩を踏み出す元気はなかった。本当に今年は疲れ果てているというか、疲れが取れないというか、ダメダメなのだ。そういう年齢層だから仕方ないと思い、無理に頑張ろうとせず流している。だって、無理に頑張ろうとしてもできないから。
年のせいなのかなぁ。それとも女性のそういう時期だからかなぁ(まぁ、それも年齢が関係しているのだが、単なる年齢ではなく、女性がその年齢になったらという理由なのかなぁ)。または、思い悩むことが多くて調子が戻らないのかなぁ。


2023年のクリスマスは、25日から友との再会予定があったので、夫に「24日じゃなく、23日にしよう」と言っていた。24日にワインなどを飲んでしまったら、最後の準備もできず、25日に午前中仕事に行って午後から出かけるなんて無理そうだ。
夫が23日はひとりで趣味のお出かけをするというので、わたしもちょっとだけ出かけることにした。『高田馬場ビール食堂』で〈Window to VERTERE〉と〈Window to WCB〉が同時に飲めると知ったからだ。夫が帰るまでに終えて、一緒にチキンを買いに行く約束をした。


結末を先に述べると、相変わらずこのお店のラインナップは素晴らしく、あれもこれも飲みたくて酔いつぶれた。言い訳をすると、「約束に間に合うように」と急ぎ気味に飲んだためもある。――まぁ、言い訳だ。
帰り切れず、電車を乗り過ごし、折り返す。また乗り過ごし、折り返す。それを繰り返している間に夫から連絡があり、結局夫はひとりでチキンを買いに行った。
翌日聞いたところ、昨年までと比べてものすごく値上がりしており、丸鶏や半身は諦めて、もも1本にしたとのこと。わたしは帰り着けたが寝てしまい、結局24日にクリスマスをした。「時間に間に合わなかった時点で今日はもうダメかなとは思ったけど」と夫。ごめんなさい。
ビール食堂がおいしいビールを揃えているのがいけない。Window2杯だけでは帰れなかった。


では、ここからは実況で。忘れないように携帯でメモした記録だ。


開店と同時に着きたかったが、少し遅れてしまい12:18にビール食堂に着く。よかった、席あった。


座って、急いでタップリストを見る。待ち合わせがあるから、時間をかけてはいられない。
メニューを見て、黒板の説明を見てしまうと、どれも外せないと思えてくる。困った。この店ではいつも困る。



12:25
とりあえず、度数の低いやつを小265mlで。
③(The Veil)Master Soaker(ヘイジーIPA 5.5%)4.00


うん。飲みやすい。スッキリ感あり、でもヘイジー。
「オレンジ樹脂感、ジューシーな苦味」という黒板の簡単な説明の「苦味」に惹かれて注文。あるね、苦味。いいね。


飲みながら黒板をよく見ると、大好き『BURNT MILL』はABV4.2なので、今日は見送ることにしようと思った。
あと、2番目は⑤にしようと思った。「パイン、柑橘、グレープフルーツの苦味」とあるので、苦味つながりで。



12:45
⑤(Trillium)Olmsted IPA(ヘイジーIPA 7.0%)4.25
苦味、確かにある。でもヘイジーの中に隠れてる。甘い香り。おいしい。


なにか食べよう。
さっきからそう思ってるんだけど、メモと写真とUNTAPPD投稿に忙しくて……。ついでに、ひとり飲みの時のひとりごとXアカウントにポストもしてるし。



12:56
④(Parish)Actias Luna(ヘイジーIPA 9.0%)4.00
「どっしりグリーンなヘイジー」と黒板にある。
黒板にこだわってるのは、老眼には大きい字で見やすいから。


うん!!グリーンだ!! なんか、草っぽい香りと舌の奥に感じる草っぽい苦味。


ここまで飲んできたヘイジーは、濃厚過ぎず、スッキリ飲みやすくありながらヘイジーらしくもあった。いいねぇ。


これを頼んだ時に鎌倉野菜とキノコのローストを注文。飲みながら、フィッシュ&チップスを注文。どちらもひとりなのでハーフで。



13:15
②(VERTERE)Window to WCB 2023(IPA 7.0%)4.25
ついに注文。これ目当てなので、大きいサイズで。
注文したビールが来る前にチェイサーを飲み干す。
フードも食べ始めて、舌をリセット。


ふぅん。まさに。簡潔な黒板の説明通り。
「ホップの香り、モルトの厚み、苦味、全部楽しめる」


うんうん、なるほど。ずっしり感があり、でも(少なくともわたしには)飲みやすく、おいしいビールだ。フィッシュ&チップスを食べ始めて正解。



13:36
⑦(West Coast Brewing)Window to Vertere 2023(IPA 7.0%)4.00
まだ②は飲み終わっていないけど、フードも2皿来てるし、料理とビールの組み合わせで撮りたくて&飲み比べてみたくて、注文。


うん、これはクリア。雑味がなくて、素晴らしいおいしさ。
どっちもいいね。
その時点でどちらがいいかは、気分や状態による。っぽいな。さすが、どちらも人気ブルワリー。



時間忘れました。
⑨(Het Anker)Gouden Carly’s Wiskey Infused(ベルジャンストロングダーク 11.7%)4.00


小さいサイズ。150mlだけど、大変おいしい。


「グーデン・カロルス・トリプルの麦汁から蒸留され、バーボンの古樽で熟成後、ヘットアンケル特注のオーク樽を使用して醸造された、グーデン・カロルス・シングルモルトウィスキーを、グーデン・カロルス・キュヴェ ヴァン ド ケイゼル・インペリアルダークに入れたものです。このバレルは、フルーティーな香り、オークとバニラの風味が特徴です。」という説明。


これは飲まずにはいられない。だって「バーボンの古樽で熟成」という一節がある。ビアパートナー シキさんはバーボンが好きだった。
ちょっと説明を見ても、どういう醸造なのか酔った頭では理解できなかったが。このブルワリーのビールの麦汁をバーボン樽で熟成したウィスキーを、インペリアルダークに入れたってこと?



⑩(Alwsong) Rhino Suit(バレルエイジドインペリアルスタウト 12.5%)4.00


これも飲まずにはいられない。バーボン樽だもの。
「ライノスーツはAKESONGが初めてリリースしたバーボン樽熟成ビール。今回のバージョンはカカオを使用し、新しいヘヴンヒルバーボン樽で熟成させたインペリアルミルクスタウト。バニラやカラメル、チョコレートでモルトのフレーバーまでも感じられるまた違ったライノスーツになっています。」


おいしかった。


今日は心底シキさんが恋しい。
どれもこれもおいしいIPA。そして最後に、バーボン樽熟成のダークエール2種。これをシキさんと一緒に飲みたかった。
黒が好きなので飲み友タカさんとも飲みたいが、今日という日はシキさんの日だ。タカさんと飲みたい気持ちは、シキさんがこの場にいてほしいという気持ちの比ではない。



ああ……すごかったな。今日のビール。


帰り着けるかな……(家には帰れたけど、時間にも間に合わず、寝てしまって夕飯も食べない。ほぼ着けなかったに等しいってことだね)
シキさん、LOVE……

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