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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

12/09-10 角打ち酒屋へ① 有料試飲会


今日は第二週末だから、散歩がてら酒屋のクラフトビール有料試飲会に行って来ようかな。
夫も慣れていて、「あ、そう」って感じ。


今日は早く行こう。
試飲会のだいたいの時間は15:00〜19:00。
16:00くらいに行くと、人がすごい。この有料試飲会は、わたしが知った頃より人が増えた。知って行き始めた頃もいつ行っても2〜5人くらいはいて、通路飲みだからぎゅうぎゅうの時もあった。しかし今は多い時は10人以上いたりして、どこで飲んでいいか分からないというくらい。ビール担当のお兄さんに話しかける人はもともと多かったが、おつまみショーケースを囲んだ人々が輪になって会話をしながら飲んでいる中にお兄さんも加わると、次のビールを適時なタイミングでお願いできない。お兄さんはへらっとした印象だがなかなか有能で、さりげなく気づいて対応してくれるのだが。
この人々は17:30を過ぎると激減していく。たぶん、夕飯時になるからだと思う。特に既婚者or母親or子育て卒業世代の女性は、引きが早い。17時を過ぎると帰り支度。
男性陣もだんだん減っていき、18:00を過ぎると尻すぼみになっていく。
それなら、18時過ぎに行ってみたらいいと思って遅く行ったことがあるのだが、有料試飲はわたしが最後のひとり。すぐ後に来た人が、今日は終わってしまったと言われていた。18時過ぎはなくなるリスクがあると知る。
19時までと言っていても、なくなったら終わるのは仕方ない。ボトルビールを開けて、ボトル用のぎゅっと締まる栓をする仕組み。残ったワインにするようなやつ。それで何人ものお客さんに15mlずつ注ぐのだから、もう人が来ない時間に新しく


女性の方が6種の有料試飲だけの率が高い。もちろん毎週末用意されている生1種を飲む人もいるが、小サイズ率が高い。大の人ももちろんいるけど――少ないかな。
男性は、逆に有料試飲なしで生だけ飲んで帰る人もいる。そういう人はたいてい大サイズ。有料試飲はちょっとずつ飲むことになるから、どんなビールか飲んでみたい/飲んだことのないビールをテイスティングしたいという人でないと、そそられないのかもしれない。


この日、15時少し過ぎに行ってみると、もう男性がひとり有料試飲を飲んでいた。わたしの1杯目が15:10なので、15時より少し前に来ていたのかな。
この人もわたしと同じで、自分のペースで試飲を楽しみたいのかもしれない。


男性はビール担当のお兄さんとビールのことを話しながらテイスティングしている。わたしのは「テイスティング」と言っているだけだが、その男性はテイスティングらしい意識を持って飲んでいると感じた。理論派な性質を持っているのだろう。
わたしは会話必須ではないので、誰かがお兄さんと話していたらおとなしくひとり飲みしているし、かといってひとり静かに飲むのが好きというほどこだわっているのでもない。自分ではどちらでもいいというスタンスだと思っている。


①松本ブルワリー:アルペンラガー
②ベアードビール:わびさびペールエール
③Distantshoresbrewing:Rebooon!!DSB IPA
④ベアードビール:ジョイ・デ・ビブレ
⑤サンクトガーレン:アップルシナモンエール
⑥サンクトガーレン:ウィンターフルーツタルトエール


わたしが①のラガーを飲み始めた頃、この方は②のわびさびが終わる頃だったかな?
スタッフのお兄さんが〈わびさびペールエール〉について話していた。


男性のお客さんは③に移り、スタッフのお兄さんは「マイケルさんという方がやっていたんですが、いなくなっちゃったんですよ」と説明している。……そうなんですよねぇ。本当にあのときは悲しかった。そういうわけで、リボーンなのだという話。
その場で飲めた話もしていて、男性客さんは「お店があったんですか」と聞いている。「いえ、お店っていうか、駐車場なんですよ」
スタッフのお兄さんは、今は引き継いだスタッフが中心となってやっていることや、今までの人気ビールも新たなメンバーで造っていること、その人たちと会う機会があったときどういう話をしたかなどを語っていて、わたしも興味深く聞いていた。


奥さまの話が出たので、横から口をはさんで聞いてみたら、奥さまはマイケルよりも先にDSBを去っていたという。そうだったんだ……
虹色のラベルで気合の入ったリボーンIPA、心意気が込められているのかな。最後にDSBに行ったとき、ちょうど「5杯飲めるカード」を使い切って、新しいのを買った。まだ1度も使わずにそのまま持っている。そのシステムがなくならないうちに、今度行ってみないといけないな。


男性客は〈ジョイ・デ・ビブレ〉に移った。香りか味か「これはなんだろう?」みたいな会話になり、スタッフのお兄さんが「ベルジャンですね」と説明していた。
クラフトビールを飲み始めていろいろ試している段階なのかな?


ジョイ・デ・ビブレは本当においしいベルジャンだ。それがこの価格で飲めるのだから、素晴らしいビールだ。
と、ついつい口を出してしまう。


この日のビールで、わたしがこれまでに飲んだことがないのは、①松本ブルワリーのラガーと③DSBのリボーンIPAだけだった。
サンクトガーレンのウィンターエールらしき2種は、この店でボトルを買って既に飲んでいた。


わたしがジョイ・デ・ビブレに入る頃、男性客さんはサンクトガーレンに入った。〈アップルシナモンエール〉を飲んで、「こういうビールはどう合わせたらいいのか分からない」とスタッフのお兄さんに言う。
つまり、フルーツエールなのでジュースみたいに飲みやすく、ジュースみたいな味わいが実際にある。どういう料理と合わせたらいいのか、思いつかないということらしかった。
で、ついつい口を出してしまった。「わたしはボトルを買って飲みましたけど、食前酒として飲むのもいいと思いました」 確かにあまり料理に合わせる感じではなかったからね。でもさっぱりとおいしく飲めて、アペリティフとしていいなと思った。
男性客さんは「ああ、なるほど。そういう飲み方はいいかもしれない」


男性客さんは次のお客さんが入ってくる前に帰って行った。
わたしが飲み終わる頃、次のお客さんが入ってきて、スタッフのお兄さんと話しながら試飲を開始。
わたしは生をもらって撤退することにした。試飲は立ち飲みだが、生を買って飲む場合はテーブルを使わせてくれると前に聞いたことがあった。お兄さんに「あっちで飲んでいいですか」と言って、撤退。ゆっくり大きいサイズを飲んで、帰ろう。


教訓。やはり、わたしは有料試飲会は早い時間に来るのが好みだ。人がいない間に自分のペースで飲みたい。たくさんいると、「次をお願いします」と合図するタイミングがない時がある。


また、クラフトビールの試飲会は第二週末で、ピクミンのコミュニティデーが第三週末なので、二週連続で出かけることになってしまう。最近は近所で済ませているから二週連続、酒屋に来ている状態だ。
これ、少しやり方を変えていこう。


そんなことを考えながら、古いちょっとぐらぐらするテーブルで、生を1杯――


To be continued…

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