水戸駅に着いたー！
『常陸野ブルーイング』はこっちかな？

17:20頃お店に着いてみると、広々した店舗だった。
品川駅の常陸野ブルーイングは、狭くはないように思うけど、隣の店舗と組み細工のようになっている造りが魅力。丸の内なのかな？ 東京駅のすぐそばの常陸野ブルーイングは、広い側面からの採光が明るく、広くも見えるけれど、お土地柄テーブル数は多くはなかった。それらと比べると、「飲食店！」て感じの造り。

どこも同じ、トレードマークのふくろうのタップハンドル。ずらりと並んでいて壮観。
入口から遠くないテーブル席に案内してもらう。
入口近くの壁には販売しているグラスやグッズが並んでいたと思う。不確かな記憶だけど。

写真を見ると、わたしはまず、明るい色のビールを注文している。グラスも常陸野ネストビールのロゴとふくろうの絵入り。
「お疲れさまでしたー！」「お疲れさまでしたー」
「乾杯！」「かんぱーい」

ナッツを注文。味がついていて、おいしかった記憶がある。

それから、わたしはもう少し濃い色のビールを注文。写真を見ても泡が滑らかで美しいのが分かる。
たぶん、タカさんかケイさんがフリッターのような揚げ物を注文したようだ。ごまの入ったたれがついていて、おいしそう。

そしてわたしは、美しい漆黒のビールの写真を撮っている。カフェオレ色の泡がグラスの縁(ふち)までぴったりと注がれている。〈ESPRESSO STOUT〉だ。ボトルを買って駅舎内でテイスティングして、大感動した甘くて濃厚なスタウト。
「エスプレッソスタウトがありますよ！ 生で飲めますよ！」と騒いだな。

ああ、なんておいしいの！
UNTAPPDに登録、登録――ところが投稿してみたら、既に前に登録していた。品川の『常陸野ブルーイング』で飲んだらしい。
どうして忘れていたんだろう？ こんなにおいしいのに。
今にして思うと、たぶん、この時は夏の暑い日で、駅舎まで持って行って開ける頃には、だいぶ温度も落ち着いていたのだろう。その上、4等分だからプラカップに注げば量は少なくなる。少ない量なら温まるのもさらに早い。ビールの温度が上がって、濃厚さや甘さが増してから飲むことができたのだと思う。
品川で常陸野さんに寄るときは、いつもゆっくりしていなかった。だって、品川にはアンテナアメリカもあって、帰りにどこかでさらに飲んだりすることもあったし、1つのお店に長居できないのだ。

わたしはエスプレッソスタウトの後に、黄金色と銅色の中間のような色合いのビールを飲んでいる。
そして、最後に、「一番おいしかったビールをリピートする」と言って、また〈ESPRESSO STOUT〉を飲んだ。

自分の飲んだビールだけなら、UNTAPPDをずーっとスクロールして遡(さかのぼ)れば分かる。エスプレッソスタウト以外に飲んだのは、以下。
・だいだいエール
・NIPPONIA
・ペールエール

男性3人は、当然ビールのいろいろな話に花が咲く。今日体験したこと、そこで感じたことや知ったこと、ビール全般についての知ったことや思ったこと。みんな、頭がいいのだ。こういうときは、気持ちよく「へぇ～」と聞いていればいい。酔っていたら、他の人たちが話しているのを聞く一方でも、幸せな気分で座っていられる。

今日は疲れたなぁ。だって、ものすごく濃い一日だったもの。
造った自分のビールが思い通りでなくても、予想よりおいしくなくても、とにかく出来上がったというだけで満足だろうなぁ。
これだけの体験ができて、そして何十本ものボトルビールが送られてきて、ラベルまでついてくるんだから、安いというかすごいなぁ。
今、家からこんな遠く離れたところで飲んでいて、でもそれが不安でもなんでもない。みんなが一緒だからだなぁ。（わたしは、酔うと帰れるかどうか怪しいときも多いのでね。）

いい一日だった！
幸せ！！