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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

夫、帰る①待ち合わせ前にYEBISU BARで半額特典を使う




今や貴重すぎる存在の第二の家族"いつメン"が、消滅してしまうかも。
結局、血のつながり以外に絆というものはないのか? いや、血のつながりがあっても、誰もがビア友シキさんのようにハレの世界を持てるものではない。つまり、そういうものなのか? ...そういうものなんだよな。永遠はどこにもない。


そんなことが起こっている間、夫は家にいなかった。事情で実家に帰っていた。
丸々1週間経ち、夫が帰る日曜になった。
都心近くまで出て、ごはん食べて帰ろうか?と話したりしていたが、仕事用の荷物もたくさんあるし近場にしようということになった。そんなわけで、最寄駅まで迎えに行くことになっていた。


その前に、YEBISU BARに行こうかな。


期限切れ間近の1杯半額券と1杯無料券がある。CLUB LIONアプリの新年ガチャとお誕生月ガチャだ。
同じ月に2種の特典をもらうと使い切るのが難しい。しかも1月なんて、前半はお正月休みや仕事開始直後の時期があって、飲みに行こうという話になるのは下旬くらい。
2つもあるのに、もう1月29日になっている今日。とにかく1枚は使おう。「4枚様まで」なんて書いてあるから、ついつい役をかき、誰かを誘おうなんて考えたからもう日がない。


夫との待ち合わせ前に行って、2杯くらい飲もう。半額乾杯ドリンクと、通常注文の1杯で、2杯。


夫と行けばいい。どうせごはん食べたりするんでしょ?
……人に話したらそう言われるだろう。それは分かる。しかし、荷物が多いと言っている夫、あのYEBISU BARは狭いと不満になるだろう。コインロッカーに入れようと言ったら、コインロッカーを使わなくても行ける店もあるのに無駄遣いだと不機嫌になるだろう。楽しさのために余計なお金を使うという気持ちは、夫には理解できない。おいしい食べ物のためならいいのだが、お酒のためのYEBISU BARの品は夫にウケない。
ベストな解決法は、それはひとりで済ませること。
夫は、わたしが楽しみのために(無駄に)お金を使っても、それは働いているのだから自由だと考えてくれる。
長々と語っているが、夫への不満を説明しているのではない。お互いの価値観や思いを尊重して歩み寄ったりすりあわせたりするための、わたしなりの行動について話していただけ。


ところが、お店に着く頃、「予定より早めに着きそうだ」と連絡があった。電車の時間を間違えていたらしい。
え。


夫は待たされるのは嫌い。自分が間違えていたのだから怒りはしないだろうが、「それなら家に帰っておくよ」と言いそう。
今の時間からならなんとか間に合うか?


お店に入って、席につき、まず注文。
ビールが来るのを待つ間にふと気づく。「注文前に見せてください」と書かれていたのに、タブレット注文だからそのまま注文してしまった。
ビールが届いた時、若い女性スタッフさんにその旨告げる。「次のビールで使えばいいですか?」で、「その時はどうすればいいですか? タブレットで送信する前にお呼びする?」


お姉さんは「少々お待ちください」と場を離れ、戻ってきて「こちらはクラブライオンのなので、ライオン店舗でしか使えません」
「そうなんですか。系列店で使えると書いてあったけど、ではライオンでしか使えないんですね」
お姉さんは、一瞬戸惑ったように見えた。そして、きっぱり「はい。申し訳ございません。ライオンでしか使えないんです」と答えた。
「分かりました」わたしはアプリをまた起動して、どこに書いてあったっけなぁ〜と探す余裕がなかったので、まぁいいかと思った。


すると、少し離れたところから、別の女性が急いでやって来て、「使えます」と言った。あ、やっぱり使えるの。
そのとき思ったのは、気持ちは分かるということ。迷うとたたみ込まれる可能性があるから、言い切った方がいい、と思うのは分かる。お客さんてそんなもの、とも言える。それは極端だろうけど、そういうお客さんだって結構いる。サービス業だった時代も長いので、わたしもそんなふうにすればよかったな、今の若い人は機敏だな、と感心した。
注意すべきは、今の若い方はそういう行動をする可能性がある、とわたしの方が意識しておくということだな。だから、お客の方も面倒がらずにちゃんと確認しないといけないのだ。


無事に半額チケットも使い、さらに2杯飲み、ごちそうさま。
さあ、急いでお会計!
電車乗って帰るよー!

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