Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

第二の家族はどこまでつながれるか


タカさんがいなくなるという衝撃を隠せなくて、まだ人に言っちゃいけないのにケイさんに涙を見せてしまう。違う理由だとごまかしたけど、結局はその夜話してしまうことになった。


もともとケイさんと「木曜あたり、飲みに行こう」と話していた。しかし、タカさんの告白があって、動揺したわたしはケイさんとの約束を金曜にずらしてもらい、木曜はタカさんと飲んだ。と、いう経緯がある。
この日はどこに行こうかと言ったままで決めていなかった。ケイさんはいつも通り、わたしより少し遅れて職場を出て、向かっている途中だという連絡が入った。それなら、ハートランドを1杯飲んで行こうかな。なんて迷って立ち止まったら、いつもの接客上手なお姉さんに声をかけられて入る。ケイさんは通話してきて「自分もそこに行きますか?」と言う。
いや、待って。一旦切るね。
そして、先日の別店舗に電話してみる。しかし、案の定、この日は金曜なのでハッピーアワーはやっていないと言われた。「じゃ、お姉さん、生ビールお願いします」あ、そうだ、ケイさんはハッピーアワーだけの限定タパスを食べてない。「紅茶鴨もお願いします」
それから、ケイさんに改めて通話。いつもの店舗に来て、と伝える。


ケイさんが来てから、別店舗のハッピーアワーの仕組みについて説明した。「昼だけ?」「そうみたいなんですよ。わたしが見た19時までの看板は、たまたまだったのかもしれない」
それから、紅茶鴨についても説明した。「ハッピーアワー限定だから、ハッピーアワー終わるといけないと思って先に頼んでおいた。わたしは実は、こんなふうにチーズがかかっているのがそれほど得意じゃないから、ケイさん全部食べていいよ」
同じことを言ったとき、タカさんは「いや、それは」と遠慮した。わたしは少しだけもらって、「本当にいいので、食べてください」と勧めた。ケイさんは「そうですか。ありがとうございます」とほぼひとりで食べた。
どちらがいいでもなく、性格表れてるなぁって面白い。わたしの変な性格も許してもらっているかな?



「知らないうちに新しい料理が出てたんだよ」と、あれこれ注文。
ひとりで食べ、タカさんと食べ、ケイさんと食べた。チキンウィングは前からあったけど、「これ、おいしいよね」と注文する。ケイさんは食べたことないかもしれない。


3度食べて、りんご農家のサラダは好きだと結論。甘エビのフリットは、気が向いたら食べてもいいかな。おいしいのだけど、基本的に殻が不得意なので、気が向いたときね。エビの殻はおいしいというのは分かる。でも、口の中に刺さるのが不得意。魚の小骨も苦手。


揚げニョッキは、いつものに飽きた日だけでいいかな。
チキンウィングは、この量を食べられそうなときは食べたい。おいしい一品。


ワインに移行してしまい、かなり酔いが回る。
来年度はこの人しか一緒に飲める人はいないってことかな。仲間が増えたり減ったりするのではなく、減る一方だというのは悲しい。


わたしは4月からもタカさんとのつながりを大切にしたい。お金と時間はかかるけど、一緒に飲める機会を積極的に持ちたい。ケイさんはどう思う?
……今、ケイさんに答えてもらっても、それは確実でもないし、確約でもない。
だから、だから、わたしは頑張ってみよう。たまに一緒に遊べるように。大切な絆をつないでいけるように。


ケイさんも一緒に行こうね。
ケイさん、これからもよろしくね。


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