Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

週のまんなかの水曜に


週のまんなか、水曜に当たったアニバーサリー。
仕事が終わらず、17時ぎりぎりまで小部屋にこもることになった。でも、定時でなんとか帰れそう。
自席に戻ってみると、机の上に黄色いロクシタンの箱が置かれていた。「さやさん、おめでとー」とメモが書かれていて、コヤマさんからのプレゼントだと分かった。
予想していなかったので、驚いた。覚えていてくれたんだ!


覚えていてくれて、そしてプレゼントをくれた人は、ビア友とコヤマさんだけだ。会話の中で「アニバーサリーがあって、これこれこういうことがあった」という話をしても、たとえばタカさんは、話は笑って聞いてくれるけど、特に何もしない。
夫はノーカウント。覚えているかどうか判明する前に自分で「水曜日ねー、週のまんなかだからアニバーサリーだけど特に何もしなくていいよね」などと言ったりするから。


コヤマさんて、年長者からはいろいろ言われたりする人だけど、こういうところは他の人にはない。女性としてはとても嬉しい。下っ端階級の女性には人気。同じようなことを言う人が、わたしのほかにも2人はいるもの。


なんか、ほっこりしたので、帰りにビール工房に寄ってしまう。気持ちを落ち着けて帰ろう。


新しく〈アンバーエール〉が出ていたので、それを注文してみる。
「ウェルカムドリンクです」と小さな紙コップにスープを注いでくれた。ありがとう。寒い季節には嬉しい。この量で「体があったまるぅ~」とはならないけど、気持ちがあったかくなる。
注文して、タップから注いでもらうときに、ひと言ふた言話す店員さんが「白ワイン、飲んでみます? 結構おいしかったですよ」と言う。えー、いいんですか? ありがとうございます!
ウェルカムドリンクのスープと同じ、小さな紙コップに少し注いでくれる。ワインはボトルだから、買うのは勇気が要るんだよね。特に3000円クラスの価格になると、まず手が出ない。飲ませてもらっても結局は「ありがとう!」と飲むだけで買わないから、申し訳ないな。
申し訳ないので、代わりに軟骨揚げを注文する。これ、好きなんだ~
アンバーエールはおいしかった。前にもあったと思うけど、そのときのアンバーエールより、今回の醸造はすごくいい。好み。軟骨揚げも頼んだし、もう1杯飲もうかな。



そうしたら、店員のお兄さん、「赤も飲んでみます?」と言ってくれる。「ちょっと高いんですけど、味はよかったですよ」



飲ませてもらった。おいしかった。うーん。
今後、タカさん邸でまた飲み会をする予定がある。クリスマス会&忘年会をしたとき、ビールが余ってしまっているからだ。でも、余ったビールだけでは少ないから、足すだろう。
コロナ禍になって以降、ショーケースでいろいろなクラフトビールを売るようになったビール工房。そこに『UDON BREWING』のビールが並んでいて、買って行こうかなと思っている。そして今度の飲み会で飲む―― そのときワインも――ケイさんはワイン好きだし。


値段を聞いたら、高かった。いや、おいしいワインとしては高くないのかもしれないけど、わたしの財布としては、だ。
しかし、酒の力はすごかった。気が大きくなってしまい、ワインとビールを買い込んでしまう。持ち帰るのは大変だから、後日取りに来るので置いておいてほしい、とお願いしたが、高いワインも買ったので快諾してくれた。
あー、買い込んじゃった! ケイさんにLINEだけしておこう。「今度のタカさん邸の飲み会のために、ビールと高いワイン買っちゃった。おいしかったから、ワイン代はケイさんも半分出してね、タカさんはあまりワイン飲まないから」&「ビールはうどん」
ケイさんからはOKと「うどんて何だろうと検索してみたら、ここですか」とUDON BREWINGのリンクが送られてきた。そうです、そこです。



やれやれ。おいしいお酒を飲むと、ついもう一杯と思っちゃうし、いい気分になっちゃうし、後から失敗と思うこともしちゃうんだよな。


ごちそうさまでした。
ワインもビールもタカさんちで楽しめれば、まぁいいか。


一応アニバーサリーだったので、家に帰ってから特別なビールを開けた。しばらくストックしたままだった『STONE』〈Japanese Green Tea IPA〉、1缶余っていた『UCHU BREWING』〈CHAOS〉、2030年が飲み頃だという長期熟成バーレイワイン『BREWDOG』〈MMXXX〉。
少し特別感を出したラインナップで飲んで、週の真ん中、水曜日は終わり。


おやすみなさい。


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