人との関係って、自分ひとりでは決められない。

努力することはできる。
でも必ず結果が伴うわけじゃない。それは自分のための努力でも同じだけど、他人が関わっているときは、もっとそうなる。

例
会社に関係がうまくいかない人がいて、「この人ともうまくやっていきたいな」と思ったとする。
努力してみることはできる。
・毎日挨拶する。
・笑顔で話しかけるようにする。
・相手が嫌な態度をとっても、こちらは態度を変えない。
とか、とりあえず1週間、1ヶ月とやってみたとする。
でも相手が全然変わらなくて、むしろ「何してんの？ やめて！」って感じだったら？
これでダメなら、もっともっともっとこうしてああして努力して！と頑張ってみても、たぶん相手は引いたり嫌がったりするだけかもしれない。
それなら、淡々とした態度を貫こう、と努力していても、結局相手はいつまでも嫌な態度で接してくる。

そんなとき、できることはない。
例だったら、相手の態度や言動に振り回されず、仕事上必要なときだけ淡々と接する、かな。
それはもはや相手との関係改善のためではなく、せめて自分が感じる嫌な思いを最低限に抑えるための努力だ。
自分のために行う努力、自分の精神を守るために行う努力だ。

他人が関係しているときは、他人を変えようとするのではなく、自分自身のためにするべきだ、と痛感する。
そうでないと、何かを頑張っても報われないし、救われない。

ここから先、わたしは、わたしのためにわたしを守っていこう。