そんなことないよっておためごかしは、周囲の人は言えないと思う。
まぁ、それでも言うだろうけど。

親しい人は言う。
「馬車馬さんに嫌われてると思う」と言えば、「だねー」「＊＊だからね」などちゃんと答える。

合わないんだと思う。お互いだけど、つまりそれは、わたしだけでなく、向こうもわたしが嫌なんだと思う。
わたしの存在が嫌なんだと思う。たぶん、理由は複数あって、それはお互いさまなんだと思う。

わたしが仕事をしている様子を見ると、やり方や取り組み方が「あんなやり方はああだこうだ」と嫌な気分がしているに違いない。
で、そういう仕事から干される。
信頼されてないんだな、と感じるけど、頑張って気にしないようにする。
「楽でよかった」と思うようにしようとする。

もう一人のフルタイム非正規を可愛がっていて（表面に出さずににこにこ相手をしてくれる人だから）（それに仕事をやりすぎるとかできすぎるとかないし、いつも自分には難しいですよってことを上手に言うから）、その人にばかり仕事を振る。
「楽でよかった」と心でつぶやく。暗示みたいなもの。

わたしは「あなたはすごい！」「あなたがいなきゃ成り立たない」を四六時中言い続ける元気はない。
だからそれをしないんだし、好かれなくても仕方ないと思う。
好かれる人は仕事も振られて、お相手役も求められて、わたしは「二重に楽」と思おうと考える。

どうでもいい仕事を言いつけられることは多い。
わたしは雑用係。でもそれもいいと思うようにしてる。
女王の侍女の役はできないから。

だけど心は割といつもささくれてる。