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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

夫婦のあり方なんて、それぞれ...


夫婦のあり方は、夫婦によってそれぞれ、さまざま。
何が正解で、何が間違いってこともない。


と思う。


極端なところでは、一般的にモラルに反すると言われることでも、それがその夫婦の形ならいいと思う。
犯罪や法律に違反することは、ダメだろうけど。それは、夫婦としてどうかではなく、法治国家日本で暮らす日本国民としてのルールだからね。また話が別になる。


そういう形をとることでリスクだってあるだろう。リスクはリスク。
その形をとらないリスクだってあって、どちらにころぶ可能性だってある。



モラルっていうのも人によって違うことがある。


たとえば職場の別部署の女子友は、誠実な夫婦であることが大事なんだと思う。
他の人がただ笑うわたしの「**さん、かっこいい」話に、いつもひと言分、多く発言する。
笑って反応してくれて、「すいさんは楽しく話してるからね、いいと思う」
「楽しいことがあるっていいもんね。ホントに何かするわけじゃないからいいと思う」
「本気で言ってたらね、すいさんちょっと考えなって言うとこだけど、冗談みたいなものだからね、いいと思う」


この人にとっては、行動に移さなくても夫以外の男性を真剣に「かっこいい」と思うだけで、アウトなのかもしれない。
20年後も「**さんと比べたら、うちの旦那なんて!これこれこうなのよ!」とか言わないかもね。(そういうこと、普通あんまり言わないけどね。20年後には他の男性のことも特にかっこいいと思わなくなってたりするからね。)


それが、定年後の再雇用で今でもかなり偉い位置を獲得して、定年後だから奔放にもなっちゃってるあるおじいちゃまは、ひとりでお酒を飲むことがあるというのが「家庭どうなってるの、大丈夫なのかね」となったり。


捉えようによっては、「夫婦が信頼しあってるからこそ、好きなことをする時間があるんだね」とか、「理解があっていい旦那さんだね」とか、いいほうにも考えられるんだけどね。



年代的にはそう変わらない人が、「パートナーは自分にとっては戦友」と言っていた。
その地域の両家の親戚づきあいとか、地域の人づきあいとか、子育てとか、いろいろな戦場を共にくぐりぬけてきた。


わたしにとっての夫は、そんな感じしない。
夫もしてないと思う。
子育てを共にしてもいないし、親戚づきあいとか今でもお互い極力避けてる。それぞれの親をそれぞれがなんとかしてて、やむを得ないときだけ相手の実家に参加するというか。
地域の人づきあいは、子供がいなければないも同然な土地で暮らしてきた。


だから、英語風にいうと「My Man」て感じなのかな。
恋人って言っちゃうと、そこまで熱いわけではなくもっと穏やかだし、「結婚してるんだから恋人じゃないだろ」って感じだからね。
でも「夫」っていうほど、家や家庭って感じじゃない。
強いて言うなら「家族」かな。
わたしにとって今や家族って夫だけな感覚。
でもそこにはちょっと恋人の名残もある。
穏やかな恋人って感じがちょっとある。友達にはなってないんだよね、たぶん。


戦友っていうのは特別な相手だと思う。
それはすごい関係なんだと思う。信頼とか、近さとか、半端ないんだと思う。


で、わたしの場合は、穏やかな恋人っぽい家族なんだよね。

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