クラフトビール好きではたぶん有名な醸造所。
そこが新しいビールを出した。
小さなブルワリーはよく期間限定で新しいビールを出したりする。ここはそれがまた頻繁。
大企業みたいに量を作れないってこともあると思う。すぐなくなっちゃう。
定番の何種類か以外はしょっちゅういろんなのが期間限定で出る。

最近出たビールは、出る前から注目度が高くて、ボトルは販売開始から2時間で完売。
様子を見たらなくなってた。

飲めないとなるとものすごく気になる。

どんなビールだったんだろう？
SNSでは、そのビールの樽を入れたお店で樽がすぐなくなった話とか、幻となったボトルが買えて飲んだ話とかが、あちこちで溢れてた。

飲みたかったなー

そんな中、ある日その醸造所のSNSで、代々木の店に醸造所の人が何月何日に行くということが上がってた。
何しに行くの？　宣伝？

その店のSNSを見てもイベントあるのかなんなのか、分からない。
一応注視していたら、当日の朝、前日投稿したのがちゃんと公開されてなかったよー、と告知が。

醸造所の人が来て、イベント。その人と話せるよ。
そして、例のビールも持ってきてくれるんじゃないかと期待してるよ。
今日はいつもより2時間早くオープンするよ。
と。

なんですって！！？？

これは行かなきゃ！
前日外出してたから家でおとなしくしてようと思ったけど、行くしかない！！

急いで服を着て、夫にひとり飲みしてくるね！と言って、出る。

幻になってしまうかと思ったビール、飲めた！！！

なるほどねー

グラスにはお店のロゴが入ってる。
コースターは醸造所の。

食べものも注文しちゃいました。
量多くなかったので、大丈夫。
場所柄か、ちょっと高い。

気持ちよくなって、他のビールも飲む。
あれもこれもー！

飲み比べしちゃう。

酔って、その場で出会った人とも話しちゃう。
写真も撮っちゃう。
翌日、覚えのない写真がいっぱいあった。

聞いたお話の中で、いい店あるよの話とか、知らない醸造所の話とかは、スマホに記録してた。
年でなんでも忘れちゃうから、メモをとるのが習慣づいてる。

これ、なんていうビールだったかなあ？
おいしかった、楽しかった、という感想しか記憶が残っていない。

そして、転んで、膝が痛い。
ひじが痛くて曲げ伸ばしがつらい。
後日、ひじは整形外科へ。夫には内緒。
スマホは画面にうっすらヒビ。

でもまあ、飲めてよかった。
再販してたけど、今度は1時間たたずに売り切れて、結局買えなかったから。

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命短し 恋せよ 乙女

人生100年時代なんて、もう過ぎてると思う。
100年生きる人たちは、わたしとは違う鍛えられた人たち。わたしの祖母の時代。
そして、そのあとの100年生きる人たちは、わたしとは違う健康に気を遣う人たち。わたしの母とか。

Life is short.

それに人生は決して平坦ではない。
年をとったら隠居時代が来るとは限らない。経済的に苦しい老後かも。
もしかしたら、正常な認知をなくして苦しんでいることだってある。

だから長生きを目指そうと思わない。
だからって燃えつきたいとか、破滅的に生きたいとか思ってるわけでもないけれど、長生きをして幸せかどうかも不明だから、先を考えても仕方ない。