嫌なことがあった夕方。

2日ほど所用でお休みして、「ちょうどよかった、気持ちが切り替わる」と思った。
切り替わったけど、2日目の夕方、「明日仕事に行きたくない」病にかかった。
夫にこぼして、夫を不機嫌にする。

行きたくないと言ったって、行かないわけにいかないので、出勤。
朝いちばんに「今日、具合悪いので2時間早退します」と伝える。
この日はその時間に利用者は帰るので、利用者関係の業務は終わるからいいか、というわけ。別に無理に休んでるわけじゃない。
Ms.馬車馬はその日、違う業務で夕方も空いてなく、だからいつもの独演会もどうせできないので、「大丈夫？」と心配を装ってくれた。

少し早く帰ってとにかく寝ようと思ったけど、歩いて15分以上の職場最寄り駅に着く頃、スマホを職場に忘れたことに気づく。しまった！
仕方ないので取りに戻る。そしてまた駅へ。30分以上のロス。
そもそも2時間早く帰るからといって、その時間にすぐ出られるわけでもない。利用者が帰るのを待ち、それから帰るから出たのだって20分とか30分とかなんだよ。

全然早く帰った感がない。

ふらっと通ったよく行くクラフトビアバー。百貨店内に入ってて、フードコートみたいな感覚なんで、バー店内と百貨店通路って一緒なんだよね。
あ、そうだ！飲食店不況の中、駅の反対側にショッピングモール的駅ビルができて、その中に人気の店もできたから、このお店、ハッピーアワーを打ち出してたんだ！
職場の終業時間がハッピーアワーの終わり時間だから、絶対来られないんだよね。
で、2杯飲む。

早く帰って寝る案がダメになったので、他の方法で自分リセット。

そのあと、コロナで閉店してしまった伝説の人気店に行く。
復活するらしいと噂を聞いていて、でも全然詳細がつかめなかったんだけど、再開するのを見た人から知らせてもらっていたのだ。
ちょうど前日の昼に再開オープンだったはず（でも自分が所用で休んでいた日だったので、偵察に行けなかった）。だから寄ってみた。

少し早い時間なのに以前の常連のご高齢の方々がたくさん飲んでいた。
たぶん、働き盛りの年齢の方々は、このあと来るんだろうな。という時間帯。

自分も一杯だけお祝いに飲み、はんぺんチーズを食べ（うまかった！！）、年末年始の営業日や時間を聞く。

・・・・・・少人数で、小声で、小1時間ほど、忘年会の企画を立てようかな？

以前にこのお店がお気に入りだった、かつての飲み仲間のおじいちゃまに復活をひと言LINE。
そして「1分電話していいですか？」とLINE。
駅まで歩きながら「人がいっぱいいましたよ！」と3～4分報告。
電車に乗ったので電話を切り、帰った。

これで気分がよくなったわけじゃない。
でも忘年会をしようと思ったこと、企画をするということは、わたしの気をまぎらしてくれた。誰を誘うか、どうやってこの店の復活を知らせたら盛り上がるか（場所は言わずにつれていくとかかな？）、いつにするか（自分の行けるのはいつなんだ？）・・

夫には甘えるけど、職場でわたしをかってくれる人やわたしにつきあってくれる人は、わたしの荒れた状態を長くはがまんできない。嫌われてしまう。
その思いもあって、翌日はなんとか浮上に持っていけた。と思う。

やっぱり、忘年会が効いてたかな。

メンバーを決めて、日程を調整。
日も決まったので、待ち合わせ場所を参加者に知らせた。
今日店に連絡して予約しよう。