Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

Petit memo:今の気づき

連休中用に、去年の秋から冬にかけて学んだことの中で、個人的に好きだったことをメモしていこうと思う。
画像は無関係。



ゲシュタルト療法は、今ここ、という今に焦点を当てる。
フロイトによって創始された精神分析は、意識の下で折り合いがついていない過去が今に影響していると考えて、過去を掘り下げていくから、それに対する新たな方法論の勃興のひとつなんだろうと理解してる。


なんかこのゲシュタルト療法が自分にとっては一番インパクトがあった。
でもテキストや講師の話ではなく、読んでみた本がインパクト強かったのだ。
アメリカ留学時に自らこの療法を受けた学者が書いていた本で、理論がしっかりしていながら、情熱もあって読みやすかった。


これもわたしが自分で自分にすることはできない。
臨床心理士ほどの勉強はしてないし、これも協会か学会が免許みたいなものを出している。プロにやってもらわないといけないこと。


前にある実習中に、心理学の資格も持ってるという人がやっていたプログラムは、このゲシュタルト療法のファンタジートリップか、その援用なんじゃないかと思う。
それはやってみてもあまりよく分からなかったんだけど、エンプティ・チェアは何もしてないのに気づきにつながった。
エンプティ・チェアのセラピーは受けてない。ただどういうものかを本で読んだだけ。でも、それを読んで、わたしは亡くした家族への伝えられなかった思いがまだ残ってるんだなぁと思った。
伝える必要はなかったと思う。伝えたから本人が救われたり、とかそんなことはなかったと思う。遺ったわたしの救いになるだけのこと。


やってないので完全にどうにかなったわけじゃないけど、納得したんだよな。


ゲシュタルト療法は気づきに始まり気づきに終わる。のだそうだ。


今ここでの気づき。
過去でもなく、未来でもなく。

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