ほぼ予想通りの結末だった。
Season5が終わったとき気になって、アメリカ住まいの人たちが書いていたりするブログなどを見たからだけど。
 
誰かが「キャッチミーイフユーキャン」だと言っていた。それ以上はネタバレになるからと濁して語っていなかった。
その映画、見たことない。でもまあ、きっとこうだろう、と適当に予想した。
その時点でまだ最終シーズン放送直後で、載せている人は少なく、それしか分からなかったけど、「まあきっとこうだろう」が当たっている気がしたから、あとは放送を待った。
 
長かったよー！！　AXNミステリー、最近ちょっといかんよ！
 
やっと放送されたと思ったら、二か国語だしさー。
次の週に字幕版が放送されてたの気づかなくて、１話目を取り逃したしさー。
 
今回帯放送で再放送してくれてて、ようやく１話目を手に入れ、急いで見た。（これはＩにブルーレイにして送ってるから。）
 
 
んー
 
納得いかない！！！
 
 
ニールは最後に死んでしまって、ようやく自由を手に入れた。
でもこれは絶対フェイクでしょ。本当は密かに生きてるっていうオチでしょ？それがピーターには、最後に確信できたっていうラストね。たとえば何かが送られてくるとかさ。
 
送られてきた。ボルドーワイン。
 
そしてピーターはニールが最後に持っていた鍵を思い出し、コンテナ倉庫を探し当てる。
中にはニールが死を偽装しようとしていたことが分かる証拠類。
そしてニールがやっぱり生きて、フランスで活躍してそうだと察することができる新聞記事。
にやりとしてその場を去るピーター。
 
エッフェル塔の見える、「アメリカの昔の映画で出てくるいかにもなパリ」の街路を歩いていくニールの後ろ姿。
 
Fin！
 
 
いやいや、いや、モジーは？？
 
モジーは？　ピーターが教えるの？　でもそうしたらモジー飛んで行っちゃうんじゃないかと思って、ピーターは教えないかも。
 
 
モジーはニールの古いクリミナル仲間。FBI捜査官のバークのほうと親友みたいになって、死ぬ前（偽装の）に「ベストフレンドだ」ってニールは言ってたけど、モジーだってどれほどニールを愛しているか！
そのモジーは、ニールが死んだと思ったまま、孤独に生きてくの？
 
 
 
 
わたしはとにかく、「自分の人生ももう終わりが近い」気持ちに苛まれてる。
Ｉの病気発覚以降は、孤独で、何も遺さない、虚しい人生なのだという気持ちに苛まれてる。
 
だからモジーが気になるんだよね。
 
ラストシーズン、いろいろカタをつけるために、エリザベスは妊娠し、ピーターは家庭を大切にして現場にばかり出ずに戻るようになった。
モジーにも最後の見せ場が用意されていて、愛した女性（元妻）と再会していろいろあって痛み分けで明るく分かれるシーンが描かれた。そのとき、言ってたじゃん。
元妻「あなた、独りじゃなかったのね」
モジー「独りじゃない」それは、ニールのこと、ピーターのこと、エリザベスのことかもしれないけど、やっぱり真っ先にニールのことでしょ？
 
独りだったら絶対騙されてた。今は親友がいて独りじゃないから、騙されない。
そういう話になってたでしょ？
 
そんなモジーを、独りおいていって、そのままなの？
悲しみと絶望のままに残しておくの？
 
いや、それはさ、えーと１番目がなんだかで、２番目が否定で、あれ？３番目が否定？、４番目が絶望で、５番目が受容というプロセスの最中なのであって、やがて受け入れて痛みも薄れるかもしれないけど、でも親友にそれをさせるの？
 
モジーが自分で気づけってこと？　でもピーターと違ってヒントもないよ？
 
 
 
とにかく、モジーに内緒のままっていうのが納得いかない。
 
このシーズン、自分と重ね合わせたのがモジーだったから、とにかく納得いかない。