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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023/12/31 いわゆる年末



2023年の終わり、12月31日。
義父が亡くなったのは、今年になってからのことだった。まだ1年経っていないのだということに気づき、驚きを感じる。自分にとってもいろいろあった年になってしまい、とても長い時が経ったような気がするが、前年度の終わり3月末のことだった。まだ次年度まで3ヶ月もある。9ヶ月しか経っていないのだなぁ、としみじみする。


大海さんと年末年始休暇の話をしていて、「初詣行っちゃダメでしょ」と言われる。そうか、義父が亡くなったから。
大海さんは「亡くなった後の最初の年始は祝ってはダメ」という認識らしい。
言われて調べてみると、「忌中(四十九日まで)は、神社の門をくぐってはいけない。神道では死を穢れとして捉えるため(汚れではない・生命力が減退している時・気枯れとも書く)」「喪中(一周忌まで)は神社にお参りしてもよいし、初詣に行ったりおみくじを引いたりしてよい」「昔は違う決まりもあったが、現代では昔と同じことはしにくくなり、このように捉えられている」ということらしい。「年始に当たり、寺への初詣はよい。寺には神社のような「穢れ」の概念はないため。むしろ、先祖へのお参りをすることを推奨している。」
昔は一周忌が済むまで祝い事を避けるという考え方が一般的だったことを思えば、大海さんの言っていることは正しい。「亡くなった後の最初の年始」は、まだ「喪中」のはずだから。


なるほど、そうか。
そういえば、祖母が亡くなったとき、母はいつも行く神社の隣の御堂に詣でていたな。「神社そのものではなく、隣の御堂」ということだったのかな。
父のときは、亡くなったのが3月だったから、翌年の1月には初詣にも行っていたように思う。


12月になって検査を受けたら、自分ももう若くないし、病気をすることがあると悟らされた夫は、今年は実家に帰らずゆっくりすると言う。それならわたしもできるだけ一緒に過ごしたいな。
わたしは年末に予定していた旅が2つあったが、ひとつは相手の都合でキャンセルとなった。もうひとつはわたしの方からキャンセルした。


31日、大晦日。
若干の掃除をしたが、大掃除というほどではない。
夫は「喪中だから祝い事はしない」というつもりで、例年作っているお雑煮を作らないようだ。夫は地元風のお雑煮が好きで、お正月以外にも食べたいときに作っているから、冬の間に何度か通常の食事として作るつもりだろう。


「今日はすき焼き」と夫は言い、年越しそばはわたしが前に買っていたカップ麺にしようとのこと。
カップ麺は、『日清』の〈どん兵衛〉で、関東・関西・北のだしの3種類。食べ比べができるとして売られていたのを、最寄りスーパーで見つけて買ったもの。
夫はすき焼きの時はビールを飲みたがるので、転がっていたストックの『キリンビール』〈一番搾り〉と〈一番搾り 超芳醇〉を開ける。
〈超芳醇〉はわたしも飲んでみたかったが、少しもらうのを忘れてしまった。どんな味だったか、分からない。夫は「普通の一番搾りの方がよかった」と言うが、夫はいつもそうなので予想できていた。自分がどう感じるか飲んでみたかったが、残念。


わたしもせっかくなので、何かクラフトビールを開けようと思った。でも何にしようかな。すき焼きと一緒に飲むなら、あまり凝ったビールでなくさらっと飲めるものがいいな。
『BREWDOG』〈HOPPY XMAS〉と『黄桜』〈凌〉にした。でも、結局、ご飯が終わった後にゆっくり飲んだ。やはりすき焼きには合わない気がして――


ごちそうさま。


まだお父さんが亡くなってから1年も経っていないんだね。
今年は自分がいっぱいいっぱいで、職場環境を変えるためにずっと転職のことを考えてきたように感じる。5月くらいからの話でしかないけど。7ヶ月の間、転職転職!という日々だったな。支えてくれて、ありがとう。
夫は「何もしてない」と言うけど、いてくれるだけで支えになることもある。反対しないだけで支えになることもある。
ありがとう。


来年もよろしくね。

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