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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023/4/25 YEBIDU BARでサマーエール


ビア仲間としては唯一残ったケイさんと『YEBISU BAR』へ。「サマーエール、ひとり飲みしたけど、おいしかったよ」と誘ってみて、OKが(割と)すんなり出た。ケイさんとはいつも、やり取りの時点で「もういい!」とか「誘わなきゃよかった…」とか思う。しかし、それがいつものことではないから、なおさら困る。いつものことなら、二度と誘わなければいいだけなのだが。


ビア友であり今やビアパートナーのシキさんは、もう1年前に去ってしまった。いつのまにかクラフトビール好きになっていた飲み友タカさんも、1ヶ月前に去ってしまっていた。
ひとり残ったケイさんと、サマーエールを飲みに行く。


サマーエールは、YEBISU BARで飲んだらおいしかった。缶で飲んでもおいしかった。好みのビールだなぁ、と思った。


「ホップの世界を旅しよう」と題して、2つのエールを飲み比べられるキャンペーンをやっていた。2つセットで注文できる。(お得内容は忘れてしまった。今これを書いているのは、この日から8ヶ月も経った頃なのだ。)


〈YEBISU PREMIUM ALE〉は、カスケードというホップを使っている。「柑橘のような余韻まで広がる濃密な香り。凛とした苦味とふくよかなコクが特徴のヱビスが提案する本格エール。」
〈YEBISU SUMMER ALE〉は、ネルソンソーヴィンとマンダリーナバーバリアというホップを使っている。「白ワインにオレンジをひと搾りしたような、爽やかで上質な香りとコクが特長の夏を彩るヱビスのエール。」


わたしはプレミアムエールも好きだ。確かに“濃密”とか“苦味”とか“コク”という表現が合うビールだと思う。
サマーエールは、軽く感じられたし、不思議な香りを感じたように思った。「白ワイン」と言われれば、分かる気がする。白ワインには爽やかな香りがある。
わたしは赤ワイン派なのだが、ビールなら白ワインの香りが合うと思う。


サマーエールのレーダーチャートを見ると、ホップの香りとのどごしが突出しており、コクは半分くらい、麦芽の香りと苦味は少ない。
たぶんわたしは、“ホップの香り”に惹かれているのだな。
そして「サマー」という単語。サマーであれば、麦芽の香りよりのどごしに感じられる。「夏に合う!!」という気がして、なんだかいいのだろう。
でも、なんといっても「なんとなく好き」と思うものが「まるで白ワインにオレンジをひと搾りしたような」という「爽やかな香りと味わい」を好んでいるのだろうと思う。


おいしいなぁ。


料理はいろいろ食べた。
ケイさんは食べることが大好きだ。(わたしも好きだ。)
「ヱビス時間はおいしかったよ」と言っているので、そこに惹かれてケイさんは今日来ているのかもしれない。
甘い旬の玉ねぎ、塩辛ポテト、玉ねぎとしらす、タルトフランベ、わたしがひとりの時は頼まなかったものまで並ぶ。壮観だ。
肉のプラッター、真鯛のフィッシュアンドチップス、定番料理からも注文して、大満足。


満足過ぎたため、つい調子に乗って「ビール工房に行ってみようよ!」ということになってしまった。
好みのビールがあったので、1杯飲む。


ショーケースに『伊勢角屋麦酒』の〈KONEKO IPPIKI〉と〈NEKO IPPIKI〉をケイさんに見せる。これ、話している今度のドライブで持って行ったらどうだろう?


どうやら22時の閉店近くまでいたようだ。
ケイさんと仲良く写っている写真もある。


ふぅ。ごちそうさまでした。つきあってくれて、ありがとう。


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