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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

2023/4/16 ひとり飲み祭り


夫を送っていき、百貨店でビール売場を覗き、酒屋で雨宿りがてらのひとり飲み(角打ち風)をし、帰って来た。
買い込んだビールでひとり飲み祭り。West Coast祭りをするしかないな。
百貨店でも酒屋でもWest Coastのビールをいろいろ売っていた。百貨店にしかなかったもの、酒屋にしかなかったものがある。
思えば重かった……


せっかく都心近くまで出たので、デパ地下でフードも仕入れてきた。
腰を据えて飲むぞ!


『West Coast Brewing』祭り
〈Deep Skaze〉4.00
〈That Magma〉4.00
〈Brilliant Cut 2023(The Slop Shop 4th Anniv.)〉4.00
〈24 Hour Power〉3.75


どれもおいしかった。さすが『West Coast Brewing』だ。
〈Deep Skaze〉は、しばらく後にも飲んでいる。ゴールデンウィークの最初に連れて行ってもらったドライブに持参し、車の中でケイさんと分けて飲んだ。また、6月にビアパートナー シキさんと久しぶりに飲んだときも飲んでいる。
何度も飲んだ理由は、割と行きやすい位置にある酒屋に比較的大量に入荷していたからだ。断続的に買っても枯れなかったというわけだ。


〈TRIPPLE BARREL BARLEY WINE〉は、最後のお楽しみに残していた。
最後にバーレイワインで締めようかと思ったが、止まらなくなってしまった。


『志賀高原ビール』〈Africa Pale Ale〉3.75
『宮崎ひでじビール』〈鬼マタタビHAZY IPA〉4.00


〈鬼マタタビHAZY IPA〉はとてもおいしく、「これはうまい!」と感動した。わたしにとって好みだったらしい。
結局、このビールはビアパートナー シキさんとの6月の再会にも持って行った。味見してもらうのを諦められなかった。
でもこのビールもまたアルコール度数は高く、座っているから分からないがかなりふらふらだった。


諦めきれずに『West Coast Brewing』〈BAREY WINE〉をグラスに注ぎ、ひと口。
すごい! ひと口目から最高においしい!! とまたまた感動した。
バーレイワインやスタウトは、少し時間をかけて飲んでいるとだんだん甘くなってくる。それがとても好きだが、冷たくても甘くて濃厚だった。
(後日、ケイさんにその話をしたら、「糖類が入っているからだ」と言われた。糖類の甘さでそうなる。ケイさんは志賀高原ビールのコニャック樽で熟成したビールを例に挙げ、「あれは糖類が入っていない。それでああいう味になるので、最近はそういうものが素晴らしいと思う」と言う。「こういうビールは度数がもともと高いところに糖類ノックダウンもあって意識がなくなる」とも言うので、なるほどと思った。しかしケイさんは付け加えて、「でも糖類は最強なんですよ。結局おいしいんです」という。)


とにかく、わたしはこのバーレイワインを3口くらい飲んだところで、寝具に倒れ込むようにくるまり、ノックダウン。
目覚めたら朝だった。


えーー!! 朝?
大事なバーレイワインが、一番楽しみにしていたバーレイワインが、3口しか飲まずにそのまま出しっぱなしだったとは。


あまりにもったいなくて、飲んでみた。せめてもう1口だけでも飲んでみたい。
そうしたら、おいしかったので、驚いた。
グラスに注いだまま、テーブルの上に出しっぱなしにしていたビールが、朝になってもおいしいとは! すごい、このビール!! すごい、WCB!


結局、もったいなかったので、飲み切った。
明け方まで飲み会をしていた気分で家を出た。ケイさんに感動の話をしていて気付かされたが、飲酒して出勤したということか……
わたしにとってはまったく悪気はなかったのだが。


「ひと口目もおいしく、翌朝になってもおいしかった」というこのエピソードは、その後多くの人に熱弁を振るって語ることになった。それほど感動したのだった。


何はともあれ、ごちそうさまでした。


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