Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

11/29 ケイさんと新しくできた居酒屋へ


飲んで、いい気分になって、まだ酔ってないような気持ちになって、ケイさんと新しくできた居酒屋へ。
以前、病院に行くためにこの通りを端から端まで歩いていて知った(病院がこの通りを抜けたところにある)。ちょうどオープンしたところで、お店の外でスタッフさんたちが呼び込みをしていた。「コロナは終わった」感をつくづく感じた日。


どんなお店か行ってみたかったので、そこに行くことにした。


中に入って、席に案内してもらい、座ると――う、臭。タバコOKなお店だったか――!
わたしは煙草を吸わないし、周囲にも煙草を吸う人があまりいない。世の中当たり前に禁煙で、大昔のように店の中や電車内で煙草の煙が漂ってくることもない。クリーンな生活過ぎて、たまに煙草と出会うと、「う」と思っちゃう。
この時点でたぶん、わたしのテンションは下がり、早く出たい感が生じてきたと思うのだが、それにしても最終的に何かに怒って立ち去るなんて、ケイさんには失礼なことをしたな。という、そんな終わりだった。


とにかく、『れもん』という店名なので、レモンサワーを飲んでみることにした。
スタッフと1杯飲めるというサービスがあるらしいので、試してみた。お姉さんに一杯おごる形になり、一緒に乾杯して飲んでくれる。なるほど。お客は1杯分の代金と、もしかしたらあったかもしれないプラスαで、その場で一緒に飲んでお話して、ちょっと楽しい気分になるということだね。
このシステムのいいところは、もしかしたらわたしがひとりで行ったら、男性スタッフさんと軽く一杯飲めることなのかな。


接客してくれて、1杯つきあってくれたお姉さんは、綺麗にネイルをしていた。
昼間はバリバリ仕事をしていて(だったと思う)、夜は接客を楽しんでいるそうだ。
すごいな。そういう時代が自分にもあったが、もうその体力はない。


炒飯を食べている。大根とお肉の煮物らしきものも見える。けど、もうこの辺りは翌日の記憶には残っていない。


わたしはケイさんに何か怒って、「帰る!!」と言ってかばんやコートを取り、さっさと店を出た。2階の席だったので、階段を下りて通りに出る。
飲み屋ストリートを歩きながら、頬を撫でる冷たい空気が心地よく、わたしはスッキリした気分になって笑顔で駅まで歩いていった。スタスタスタ……
これが最後の記憶。


翌日、ケイさんに謝った。「昨日はごめんね」
職場だったので、近くにもとやんもいた。


「昨日はごめんね」とケイさんに言い、「怒って帰るって言って帰っちゃったんですよ」ともとやんに説明。
もとやん「帰るって言って帰ったならそれは間違ってないですね」
ケイさん「お会計前」
もとやん「それはダメ! お会計前はダメ」
わたし「ケイさんいるから払ってくれるもん、いいんです」


後から反省。たまたまケイさんが持ち合わせがなく、たまたまカード払いやスマホ払いができない状況だったら、確かに困るな。それを聞いてから立ち去ればよかった――ごめん。


ケイさんは、そういうことを許してくれる。ケイさんも、たぶん、そういう甘えたことや変なことをするわたしのほうが、しっかりした人より気楽。
なのだろう、と思っておこう。


居酒屋代金は、テイスティングしたビール代と相殺。ちょうど半々にした。

×

非ログインユーザーとして返信する