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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

10/1 2周年祭に行く(サバサンドのu3doco)


で、今日は東村山へ。u3docoさんの2周年記念とのことで。
『u3doco』はサバサンドのお店。以前は素敵な賃貸コーポみたいなところで、窓口と外の数席の営業をしていたけど、もともとの計画だったらしいキッチンカーでの営業を始めている。


『u3doco』を知ったのはTwitter(現X)。
『高田馬場ビール食堂』で飲んでいた人が、よくビール食堂に行く常連仲間で楽しく飲んだ後、東村山に集合した投稿をしていた。
前後にもサバサンド関連の投稿があり、わたしがなんとなく察したのは、クラフトビール好きで自分の店を出すつもりの高田馬場ビール食堂常連の人がいるんだな、ということ。
東村山には『Distant Shores Brewing』もある。この投稿の時も、3軒はしごの話だったかな? 2021年度の終わり頃の話なので、ほぼ2年前……記憶は完全ではない。


2021年度(2021/04〜2022/03)といえば、ビア友シキさんと飲みまくっていた時期。まだコロナ禍真っ最中で、飲むのは不自由だった。でも素晴らしいビア友がいてくれて、わたしのクラフトビールロードがだいぶ進んだStage 2だ。
『Distant Shores Brewing』はシキさんのお気に入りだったので、サバサンドを買ってDSBに行きたいと夢見たが、お店の開店はシキさんの異動後だった。


Stage 3となる2022年度。夏になりかけの頃、ひとりでサバサンド&DSBをしてみた。
ひとり静かに住宅街の中の小さなスペースで飲むのは、なんだか落ち着いた。なぜだろうな。落ち着く要素を考えても、思いつかないのに。風に吹かれてるのがよかった。ひとりでいる感があって、隣の家の壁を眺めたり、裏手の畑を眺めたりしていると、静けさを感じた。全然静かじゃなくて、車の音がずっとしてたし、お店の人と他のお客さんが会話してたりしたのに、不思議。


その後で、みんなでDSBに行って、サバサンドを食べながら飲んで語り合った。
サバサンド他つまみ買い出し隊と、席確保隊に分かれて、わたしは買い出し隊だった。出来上がりを待つ間u3docoでも飲み、DSBに行ってからもたくさん飲んだ。
買い出し隊は、東村山駅からてくてく歩いて、途中大毬さんは「マスク外していいですか?」と、わたしとケイさんから離れて歩いた。まだコロナ禍は終わっておらず、マスクを外していいのは、屋外でかつ2メートル以内に人がいないことが条件だった。
暑い夏の日の楽しい思い出。


u3docoさんは、いつのまにかキッチンカーで各所を回る人になっていた。もうあの窓口では営業していないのかな。


2周年になるというu3docoさんの周年を祝いたいと思ったが、一緒に行く人はもういない。
それとなく聞いてみたビア仲間ケイさんは、いつものように分かりにくい会話を重ね、「どうやら気が進まないらしい」とわたしも悟った。


u3docoさんの2周年記念祭は、コミュニティカフェのようなところで開催らしい。古民家を地域の人たちが借りて活用するような場所らしい。
行ってみたいけど――ひとりで行けるかな。


前日まで迷ったが、後悔しないように行ってみようと決意できた。


東村山駅に降り立ち、志村けん像を見て、Google Mapsを片手にいざ『百才』へ。
なかなか着かなかった。思ったより歩くことになった。初めての道は遠く感じる。


歩いているうちに、草や木々が生えた庭が見えてきた。日本風の家屋のような建物もある。
ここかー! 『百才』!
そんなに広くないのに、うまく空間を使ってる地域コミュニティ的複合古民家。


路地を挟んで隣に神社があったので、お参り。
おみくじ好きのわたしとしては、納得いかないところもあった。コロナ禍でもあるので、おみくじを引きたい方は、このQRコードから的な仕組み。
コロナ禍はもう終わったことになっている。しかし、納得がいかなかったのはそれではなく、おみくじと言いながらどう見てもお守りだったこと。


とりあえず、お参りを済ませた。
そして、百才のu3docoへ。


キッチンカーあったー!!
庭の入口近くに停まっていた。サバサンドはあった――4種類もあった。「えー、こんなサバサンドが?」と思うものは、ハーフで味見することにした。「これは自分、絶対に好き」と思うものはレギュラーサイズで食べようかな。


ビールメニューもあった。そうか、ビールもキッチンカーで出すようになったのか。
思ったよりも種類が多く、「軽く1杯」という感じではない。あれもこれも飲みたいし、パイントで飲みたいと思うと量が多くなる。


ビールはとりあえずテイスティングセット、次が小。と、控えめスタート。
パイントで飲みたいと思うものは、後にすることにした。


お客さんがいて、注文していたので、並ぶ。後ろからメニューを見て検討しておく。
自分の順番が来て、注文と共に「2周年おめでとうございます」と言う。それから、リポストしてくれたおかげで、『高田馬場ビール食堂』の5周年デーが来ることを知り、行って来ることができたとお礼を言う。


まるではにかんでいるように見える笑顔が優しい店主さん、まだとても若いように見える。
Xでよく見ている店主さんの顔イラストはごつく描かれていて面白いけど、実際の顔は柔らかい印象の若い男性。自分のXのアイコンを見直した方がいいのではないか? 今のでは、まるで自分が華やかな美人みたいに思われそう。
女性がいたので、奥さまかな、と思った。Xの投稿でも奥さんの話が出てくる。


ビールと、ハーフのサバサンドを注文。
ビールは飲み比べ2種¥800にした。『くにぶる』の〈ケルシュ〉と『志賀高原ビール」の〈ヘレス〉。
サバサンドは、辛いのはやめてまず八丁味噌サバサンドにした。味見なのでハーフで。


ビールを持って庭の奥に入って行く。どうしようかな。どこに座ろうかな。
庭の真ん中のベンチ、それともテント下のテーブルの端、歩き回りながら飲んでもいいかな。と、うろうろしたが、結局テント下のテーブルに座った。グループ用かと遠慮していたけれど、端に座ればいいよね。日射し苦手なので、テント下がやっぱりいい。


ビールをテーブルに並べてみると、金色と淡い黄色で素敵に見えた。写真、どうやって撮ろうかな。手に持って庭を背景に撮るのも良さそうだけど。
――そんなことをしていたら、サバサンドが出来上がったとすぐに持ってきてくれた。「少ししたらサバサンド取りにまた来ます」と言ったのだけれど、わざわざ持ってきてくれた。ありがとうございます。


飲み比べのカップはスモールだからすぐに飲み終わりそう。そうしたら、「これはパイントで飲みたい」と思うビールをゆっくり飲む!
あれ、八丁味噌のサバサンドおいしいな。合うし、好み。


庭にはベンチにシニア世代らしいご夫婦(と思われるペア)が座っているだけ。すぐそこに大きな道路が通っていて、車通りも多いのに、静かに感じられた。
そよ風が髪をくすぐったり、頬をなでたりするのが心地よい。


ああ、いいなぁ。こういうの――。なぜか、とても、落ち着く。



キッチンカーあったー!! わたしの目的はここ!!!
庭の入口近くに停まっていた。サバサンドあった――4種類もあった。「えー、こんなサバサンドが?」と思うものは、ハーフで味見することにした。定番のサバサンドはレギュラーサイズで食べようかな。


ビールメニューもあった。そうか、ビールもキッチンカーで出すようになったのか。以前、建物内の窓口のようなお店に行ったときは、コロナ禍でもあり準備もまだ整っていないということでもあり、ボトルや缶のみの販売だった。
初のu3doco生クラフトビールは予想以上に惹かれるラインナップで、「軽く1杯」という感じではない。全部飲みたいし、パイントで飲みたいと思うと量が多くなる。うーん、全部パイントで飲むのは時間もかかるし、酔い過ぎる。飲み比べセットやハーフも活用しないといけないな。


ビールはとりあえずテイスティングセット、次が小。と、控えめスタート。
パイントで飲みたいと思うものは、後にすることにした。


お客さんがいて、注文していたので、並ぶ。後ろからメニューを見て検討しておく。
自分の順番が来て、注文と共に「2周年おめでとうございます」と言う。それから、リポストしてくれたおかげで、『高田馬場ビール食堂』の5周年デーが来ることを知り、行って来ることができたとお礼を言う。


まるではにかんでいるように見える笑顔が優しい店主さん、まだとても若いように見える。
Xでよく見ている店主さんの顔イラストはごつく描かれていて面白いけど、実際の顔は柔らかい印象の若い男性。自分のXのアイコンを見直した方がいいのではないか? 今のでは、まるで自分が華やかな美人みたいに思われそう。
女性がいたので、奥さまかな、と思った。Xの投稿でも奥さんの話が出てくる。


ビールと、ハーフのサバサンドを注文。
ビールは飲み比べ2種¥800にした。『くにぶる』の〈ケルシュ〉と『志賀高原ビール」の〈ヘレス〉。
サバサンドは、辛いのはやめてまず八丁味噌サバサンドにした。味見なのでハーフで。


ビールを持って庭の奥に入って行く。どうしようかな。どこに座ろうかな。
庭の真ん中のベンチ、それともテント下のテーブルの端、歩き回りながら飲んでもいいかな。と、うろうろしたが、結局テント下のテーブルに座った。グループ用かと遠慮していたけれど、端に座ればいいよね。日射し苦手なので、テント下がやっぱりいい。


ビールをテーブルに並べてみると、金色と淡い黄色で素敵に見えた。写真、どうやって撮ろうかな。手に持って庭を背景に撮るのも良さそうだけど。
――そんなことをしていたら、サバサンドが出来上がったとすぐに持ってきてくれた。「少ししたらサバサンド取りにまた来ます」と言ったのだけれど、わざわざ持ってきてくれた。ありがとうございます。


飲み比べのカップはスモールだからすぐに飲み終わりそう。そうしたら、「これはパイントで飲みたい」と思うビールをゆっくり飲む!
あれ、八丁味噌のサバサンドおいしいな。合うし、好み。


庭にはベンチにシニア世代らしいご夫婦(と思われるペア)が座っているだけ。すぐそこに大きな道路が通っていて、車通りも多いのに、静かに感じられた。
そよ風が髪をくすぐったり、頬をなでたりするのが心地よい。


ああ、いいなぁ。こういうの――。なぜか、とても、落ち着く。


ひとり、ゆるやかな風に吹かれて座っていて、薄曇りの暑すぎない日で、話し声は結構大きく聞こえてくる地域コミュニティだけど、気持ちは静か。
この今の気分を誰かと共有したくて、知人にLINE。返事を期待しないような内容にしよう。
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こんにちは。
今、東村山にいます。大毬(おおまり)さんと買いに行ったサバサンドのお店、覚えてますか? 2周年記念だそうで、地域のコミュニティみたいな場所でキッチンカー営業でした。
ここは百才という古民家カフェみたいなところですが、複数のお店が入っているようです。あのサバサンドのu3docoさんは、キッチンカーなので外にいます。


テント下の木の席が空いていたので、座りました。日射しも強くなく、だいぶ暑さも和らいだこの頃なので、風に吹かれてひとり飲み、快適です。


飲んでいるのは、大毬さんに連れて行っていただいた『くにぶる』の〈1926〉、あの時も『鎹 -kasugai-』で飲んでますね。
日が違うと、自分の体調や心の状態、飲んでいるシチュエーションでクラフトビールの味って変わるなと思いますが、今日には今日の味わいがあるみたいです。


サバサンドのお店の方、今はボトルではなく生のクラフトビールを繋いでいて、少しずつ着実にやりたいことを勧めているみたいです。お若そうでしたもんね。
だから、くにぶるのビールも生でした。また行けたらいいなと思います。


懐かしくなってLINEしちゃいました。返信とか気にしないで、読み流してくださいね。
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たぶん、いろいろなことに疲れていて、こういう時間が有難かった。
迷ったけど、来てよかった……



そろそろ本格的にビールを飲もう。
『Dageraad』(カナダ)〈Blonde〉を中で。(小と中しかない)
『West Coast Brewing』(静岡 用宗)〈ENDGAME MAGIC〉を中で。(試と小と中)


いずれもハーフで、
サババインミー:ベトナム料理のバインミー風のフルーティなサバサンド
三杯鯖サンド:台湾料理の三杯鶏(サンベイジー)に着想を得たバジルピーナッツなサバサンド


カナダのビール、久しぶりに飲んだなぁ。普段カナダのビールに出会うことがありそうでそれほどないのか、わたしが選ばないのか――
このビールを飲んで正解。『CANADIAN BEER DAY (2023)』のBADGEが出た。そんな日があったんだ、と思ったけど、そういえばあったように思う。2年前かな? 「いつからいつまでの間にカナダのビールを飲んだら、カナダのビールのバッジが出ますよ」というお知らせを見て、飲んだ(つもりだった)けど出なかった。嘆いたら、ビア友シキさんに「時差があるとか、そんなことはない?」と言われた思い出がある。後から、自分が飲んだのはもしかしたらアメリカのブルワリーのビールだったのかも、と思った記憶もある(UNTAPPDだったか、飲んだブルワリーのビールを見たのか)。
今年は何も気にしていなかったが、出たなぁ。


そして、カナダのビールを5種飲むと出てくる『THE GREAT WHITE NORTH』BADGE。わたしの通称「カナダバッジ」。
まだLevel 4。ホント、カナダビールって飲んでないんだなぁ。


サバサンドはバインミー風も台湾風もおいしかったけど、わたしにとって今日一番好みだったのは八丁味噌だったな。


ビールは次に移行。〈ENDGAME MAGIC〉は酒屋で買った缶を飲んでいたが、そのときは「パイナップル!!!」としか思わなかった。
ここで飲んだら、あれ、これすごくおいしくない!? と驚いた。注がれた直後からおいしく、最後までおいしかった。


これはちょっと発見だった。もしかして、わたしのビール用安物冷蔵庫が冷えすぎるのじゃないか?
ビアバーやタップルームなど、お店で飲む最大の利点は、品質を維持管理したビールを飲めることなのかも。
今年は家飲みばかり増えたけれど、お店に行って飲むって大事なんだな、と悟らされた。どう飲んでも同じ、ってわけにはいかないクラフトビール。わたしの管理やわたしのチープ冷蔵庫では、缶やボトルを最高の状態で保管しておくことは難しい。置く場所によっても冷え方が違うしね。


そんなこんなをしている間に、パラパラと雨が降り始めた。ほんの少し降って止んだけれど、庭の真ん中のベンチに座っていた人は去って行った。


わたしが座っていたテント下のテーブルには、若い女性が座った。
さっき、注文したとき、u3doco(うみどこ)キッチンカー付近で店主さんと話していた人だ。ビール繋がりなんだろうなと思ってた。どうやら、おふたりとも高田馬場ビール食堂の常連同士らしい。
注文したビールが注がれて、受け取ったわたしは自席に戻ろうとして姿勢を変えたとき、足元の黒板につまずいてしまって慌てた。そのとき、その若い女性が援けようとしてくれた。好きなアイドルさんたちが描かれた店主さんの大事な黒板らしきものだったので、慌てて拭こうとしたら一緒に拭こうとしてくれたのだ。「すみませんすみません」と立ち去って、テーブルに戻って飲んでいたら、その女性が「ここに座っていいですか」とやって来た。


少しの間、話をさせてもらって、楽しかった。
彼女は小さいカップで飲んでいて、これから要町(かなめちょう)の居酒屋に行くのだそうだ。「ここはちょっと遠くて、なかなか来るの大変ですよね」と言っていた。わざわざ2周年のために来たんだなぁ。義理堅い。
その方は、高田馬場ビール食堂によく行くとのことで、名前(ニックネーム的な通称)を教えてくれた。わたしも同じように「ゆきです」とニックネーム的通称的な感じでお答えした。常連さんで、マスターのことも「くろさん」と呼んでいた。Xでも見かける通な呼び方だ。すごい方だ……「**さん」と言ったらお店で通じるんだろうな。わたしの名前を言っても誰も知らないけど。
「馬場食で会うことがあったらぜひ」と話しあったけど、会うことあるかなぁ? わたしの行く頻度を考えると、かなりレアケース。


彼女はコーディネートされた服装をしていて、爪も綺麗に整えられ、メイクも素敵。女性らしかった。わたしはというと、いやはや、お恥ずかしい。
白い細身のパンツが美しい服装だったが、「失敗しました」とサバサンドのソースが垂れたところを拭いていた。わたしも持っていたウェットティッシュを差し出し、協力。さっきのお礼も兼ねて。
落ちたかな。素敵な真っ白なパンツだったから、残らないといいな。


いつか会えるといいな。



次の約束もあるし、帰るという彼女。ちょうど小雨が降り始めて、「駅まで大丈夫かなぁ」と心配しながら、急いで帰って行った。
ホントに、いつか会えるといいな。


そして、わたしは最後のビールを飲むことにした。


『奈良醸造(奈良) × Hop Nation(メルボルン)』〈YUGEN(ユーゲン)〉
「コーヒーのほろ苦い香ばしさと、漬け込んだバニラや乳糖の甘味がブレンドされた柔らかな甘みのビール。温度変化を楽しみつつ、ゆったり飲みたい一杯。」


時間をかけて飲むと覚悟を決めて、大で。(小・中・大があった)
アルコール度数は5.5%と書かれていて、それほど高くない。でも味わいを楽しむためにゆっくり飲まないと。


試してみたいと思ったサバサンドはすべて試した。
小雨がぱらついたこともあり、外で話をしていた人たちもいない。
静けさと穏やかさを感じながら、雨を含んだ空気に包まれて、庭にただひとり。足元からは蚊取り線香の香りが立ち昇る。
これを飲み終えたら、夕飯用にサバサンドを普通サイズで買って帰ろう。


今日、来てよかったな。
いい時間を過ごせた。


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