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Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

買い物に行って

夫の実家から近所のコンビニに行き、その2軒先に『酒のやまや』があったので、ついでに寄ってみた。夫はさまざまな書類のコピーをするためにコンビニに行く必要があり、わたしは息抜きの買い物がてら、ついていったのだ。


たい焼き屋さんを発見。食べてみたいな。
夫が3個のたい焼きを買った。帰ってから聞いてみると、義母は食べたことがあるらしい。やはり……。近くにお店ができたら行ってみたりするものだ。そりゃ、あるだろうな。
薄皮で、おいしかった。


『酒のやまや』では、巨大な缶ビールを見た。ドイツのビールらしい。
短時間で帰るつもりなので、あまりよく見られなかったが、今調べると1リットル缶だそうだ。
これを買っても、夫の実家では飲めない。義父は晩酌の習慣があったが、夫も義母も家でお酒を飲むということがない。
後日、SNSに巨大な缶のことを投稿したら、「ドイツではこの大きさの缶ビールが普通に売られている」というコメントをいただいた。そうなんだ! さすがドイツ!!
安かったんだよな。「こんな巨大な缶を開けて、飲み切れるかな?」とも思ったけど、買って試してみたかった。“いつメン飲んべえ”がまだ存在していたら、集まって一緒に飲めばすぐ飲み切れるなと思って、ちょっと寂しくなった。



夫を残して、わたしは一足先に帰る。
人が亡くなると、いろいろな書類仕事がある。義母は一人ではそういうことはできないと言うので、親戚にお願いするわけにもいかず、夫はしばらく残ることになっている。
悲しいかというと、夫の実家とそれほど親密なつきあいをしていなかったので、それほどでもない。けれど、人の生き死にというのは節目になる。


ちょうど3月の終わりに、職場も一段落し、友人知人とのさまざまな予定が最後のひとつまで終わったときに、義父が今度こそ危ないかもという連絡が入った。そして4月の始まりに、見送った。


わたしより何日か遅れて帰った夫は、「いつ何があるか分からないから、やりたいことをやろうと思った」と突然言った。
わたしも自分の祖母が亡くなったときは、そう思った。父のときと妹のときは悲しみしかなかったが、祖母は長寿を全うした人だったから――。


わたし自身が抱えている悩みや懸案事項も、夫に少しずつ話していこうかな。そして、「やりたいことをやる」お互いの人生を、うまく折り合いをつけてお互い満足できるように進めていけたらいい。

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