Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

友人と酒を酌み交わす。そして吐き出す。①


牛たんのお店にお店限定らしいクラフトビールがあると知ったので、一度行ってみようと思っていた。ビア仲間のタカさん、ケイさんには「こんなのがあった」と写真を見せて知らせたが、ケイさんの方は相変わらず興味を示さなかった。ケイさんは、興味があってもだいたいいつも乗り気な発言はしないのだ。そういう性格なのだと思う。
タカさんは淡々、冷静な人に見えるが、意外に普通に面白がったり、興味が湧けば積極的に行動してくれる。「牛たんのお店に合うビール」については、「そこも行ってみたい」と言っていた。


冬休みをぐちゃぐちゃと考え込んで凹んで過ごしたので、タカさんにつきあってもらう。
冬休みが終わる頃、ようやく少し自分の状態や思いについて整理することができた。日常が始まってまぎれるようになると思うが、3日間出勤したらまた連休になる。連休前に吐き出しておきたいな。


そんな勝手なお願いにもつきあってくれる。この人は本当に友人と言っていい。と、有難く思う。こんなに年の差もあるのに(でもタカさんの方がしっかりしていて大人かも)。
ケイさんも有難い友人だけどね。
そして、ホッシーさんがいつもわたしを仲間の1人として接してくれるのは、心から感謝している。温かい気持ちになるし、救いでも支えでもある。


タカさんは遅くならないと言っていたけれど、ちょっとだけいつものハッピーアワーに立ち寄ってしまう。予定通り遅くならずにタカさんは着いたけれど、牛たんに行く前にハッピーアワー限定の紅茶鴨っていうの、食べてみません?
わたしは少し前にひとりで来たとき食べたのたが、ふたりで食べると前よりおいしいと感じる。たぶん、自分だけの視点だと大らかに楽しめてないんだよね。



それから牛たんを食べに移動。
クラフトビールは、この日なら5種のうち3種ある。2種は醸造中でまだ出来上がらない。と、前日お店の前を通って下見&お店の方に確認している。



「どの順番で飲みますか?」とお互いに確認。そりゃ、やはりまずはセゾン。それからウエストコーストIPA、そしてペールエール。ですよね、と考えは同じ。
クーロットというセゾンをお願いする。
提供スタイルは缶だった。なるほど!


タカさんは、意外と料理をいくつも注文する。
わたしたちの共通のビア友だった人は、自分が食べられるだけしか注文しなかった。また、その後の店まで考慮に入れて、食べられる量を考えていた。しかし、わたしや他の人が食べたくて注文するものには、反対しなかった。


夫とだったらこんなに品数多くならないな。だって、たくさん飲まないから、つまみを食べたがらないもの。定食を食べると、他の料理はそれほど頼まないものだ。


ビールは、失礼ながら多くは期待していなかったのだが、顔を近づけたらいい香りがして、おいしく飲めた。あれ? いいね、これ。



ウエストコーストIPAに移行。
今日は飲むより吐き出したかったわたしは、ペースが遅かったが、気遣いの人タカさんは、グラスがカラになっても次を頼まなかった。わたしが終わっていないからだ。
では、わたしも空けよう。次、行きますか!ウエストコーストIPAは、ザスペンサー?


牛たん焼も食べますか。
「食べられますか?」と聞いてくれるタカさん。この巨体を見ればお分かりと思います。全然食べられます。


最後にペールエールも飲まないと。


ここまで来ても、まだわたしは話の口火を切れずにいる。吐き出してしまいたいとお願いしてつきあってもらったのに。
それでも、タカさんは何も言わずにいる。「何か話したかったのじゃないか」とか、そういうことは言わずになんてことない会話を交わしてくれる。


まだ心の準備ができていないんだな。
3本のビールを飲み終わったので、『YEBISU BAR』に移動することにした。


また次の2種が入ったら、飲んでみたい。
牛たんでクラフトビールもいいなと思ったので、この3種もまた飲みに来たい。


ごちそうさま。


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