Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

久しぶりのりーりちゃん


友人りーりちゃんと「しばらく会っていないから、今度会おう」と話したのは、少し前のことになる。たぶん8月だ。
9月の頃には会おうね、と言ったが、それは実現しなかった。なぜかと言えば、わたしの気持ちの問題。


友人同士というのは、当たり前に普通に話をする。アドバイスもするだろうし、「私はこう思うよ」とか「それはこうじゃない?」ということも、親しいがゆえに言う。もちろん気も遣う。けど、友人同士だから、普通の当たり前の会話だ。それに耐えられないと思ったら、自分が耐えられるようになるまで、悩みは打ち明けないほうがいいし、話したり会ったりするのを控えたほうがいい。
そういうことを言うと人嫌いだと思われるかもしれないけれど、真実。だからこそ、何も批判しない友人て、得難く、大切なのだ。
りーりちゃんは、話を聞いてくれる得難い友人だし、決して非難はしない。でも「うん、でもそれって、こうだよね」くらいのやんわりとした言葉も苦しい時もある。


9月はまだ、わたしの心の準備はできていなかった。
そもそも、りーりちゃん以外の人で、多くを話した人もいない。大人になれば、そうそうなんでも人に話したりできないものだ。


9月の中旬に「9月に久しぶりに電話じゃなくて会って話そうって言ったけど、無理みたい」と連絡し、10月に改めて連絡した。
「わたしも落ち着いたと思うから、前の約束を果たさない?」と。りーりちゃんの答えは、「うん、いいよ~。私はね~、全国旅行支援を使おうと思って申し込んでるから、土日は出かけてることが多いんだよね~。翌日仕事だとつらいから、金曜か土曜がいいから、**日とか**は?」――それは、わたしの都合がつかなかった。


だいたいみんなが、「休前日か、土曜がいい」と言うのだ。わたしは土日を趣味に使いたくて、それでなくてもストレスが多いのだが、最近は病院を土曜に入れることも増えていた。


予定をお互いに確認すると、10月は難しく、そして11月はりーりちゃんはほとんどすべて週末旅行の予定があった。「じゃ、お互いの都合の合うときに」となった。
しかし、11月下旬からわたしは膝も痛めていて、歩けない→歩けるが階段や坂は無理→少しなら階段も歩けるが長距離は無理、と少しずつ症状が移り変わっていた。
りーりちゃんが「いつ会う?」と言ってきたとき、わたしは「平日の夜、近場でならなんとか。でも、それはりーりちゃんが難しいと思うから、12月以降にまた考えよう」と言った。そうしたら、自分も膝やその他の故障を抱えているりーりちゃんは、「平日で、さやさんの便利な場所でいいよ」と言ってくれた。


りーりちゃんは月に1度あるかないかの出勤以外はリモートワークをしている。終業時間後に家を出ると言う。
CANTINAでいつものひとり飲みをして待つ。2杯飲み始めた頃に「もうすぐ着く」という連絡があった。急いで飲んで、改札に!



「さやさんがいつも行ってるYEBISU BARでいいよ」と言ってくれたので、YEBISU BARに行く。
久しぶり! かんぱーい!


りーりちゃんは、痩せるために野菜を食べるようにしているのだと言う。お酒もカロリーを考えて飲まないようにしているのだそうだ。
「でもいいよ、食べようよ」
いくつかはから揚げやグラタンを注文する。乾杯と、もう1杯くらいはビールを飲んでくれる。



この日はスクラッチカード配布のサービスがあり、削ってみると「グラスビールをジョッキにサイズアップ無料」が当たった。1人1枚ずつもらったが、どちらもサイズアップだった。
嬉しいことは嬉しいけど、ジョッキで飲んでもグラスで飲んでももらえるスタンプは1個なので、微妙な気持ちだ。次のマイスターになって、それからしばらくはランクアップしなくていいと思っているのだが、次のマイスターまでがなかなか上がらないでいる。だからなんとも言えない気持ち――だが、お金としては節約できるのだから、いいか。



調子に乗って飲みすぎた。
そして調子に乗って話し過ぎたかも。


今日も聞いてくれてありがとう。年を取ったら、得難い友人だ。
またね。
今度はりーりちゃんの家の近くまで行けるといいな。

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