ひとり二次会
りーりちゃんと久しぶりに会い、別れて逆方向に帰った。
まだ終電ではない。わたしにしては早いな。そして、わたしにしては酔ってない。
もちろん酔っているのだ。いつもの泥酔ではないということだ。酔っているので、電車の中でクラフトビールでヒットするお店を検索してしまう。
へぇ、こんなところにバーがあるんだ。
つい立ち寄ってしまった。
男性客しかいない。なんか、バーらしいな。
メニューを開いてみると、クラフトビールはなかった。
検索は当てにならない。
お店に入ってしまったので、カクテルを作っていただく。
おいしかったので、ほかのカクテルも飲ませてもらう。シェイカーの扱いも本格的で、久しぶりにこういうお店もいいなと思う。
テキーラがあったので、ショットで飲んでみた。おいしいと思った。サウザというテキーラらしい。
歯止めが効かなくなっている、とうっすら自覚。ブッシュミルズというアイリッシュウイスキーがあったので、それもお願いしてしまった。大昔の冒険小説で、アイルランド人のキャラが魅力的でアイリッシュウイスキーを飲んでいた。それで、見かけると飲んでみたくなる。
さあ、もうさすがに帰ろう。
お店の造り上、会計をせずに出て行くことはできないから、ちゃんと代金は払ったと思うが、翌朝には記憶はなくなっていた。
ごちそうさまでした。
いい雰囲気に浸れました。