夫と大浴場のあるホテルにおこもりステイ。

今回使ったのは『カンデオホテルズ新橋』。
新橋なので、浜松町に近い。夫に『DevilCraft』のシカゴピザを試食してもらいたいので、ホテルに行く前に立ち寄ることにした。
テイクアウトのシカゴピザを買い、自分用にペットボトルに入ったデビルクラフトの生ビールを買う。

この頃、わたしはアメリカドラマ「シカゴファイア」を視聴していて、番組の終わりに紹介してくれるシカゴグルメで「シカゴピザ」というものを知った。普通のピザと違って大きなパイみたいに見える。器状のクラストの中に具がぎっしり入っていて、チーズもたっぷり。しかし、デビルクラフトのシカゴピザは日本人にも食べやすいように調整されているとのことで、とてもおいしいと思った。
シカゴピザは普通「ピザ」と言われて想像する食べ物とは、まるで別物。夫はピザ好きなだけに、「これは違う」と思うかもしれない。事前に何度も想像するようなピザとは違うと言っていた。

食べたところ、まあおいしいと思ったようだが、一番人気〈The Devil Works〉は、ハーブのような香りや味を感じたと言う。確かにいろいろのっているからね。夫はハーブ類が苦手なので、そこは抵抗感があったようだ。
この日は、もう1種類、〈The Meatzza〉というお肉たっぷりのシカゴピザも買っている。お腹いっぱいになった。
夫は感動してくれたわけじゃないけど、食べてもらうことができて、わたしは満足。「こういうピザなんだよ」と話しても、実際に食べてみないと分からないもの。

買ってきたビールは、〈Alpha Devil〉で、Double West Coast IPAだった。750mlのペットボトルに入れてくれるので、たっぷりある。夫はクラフトビールは好んで飲まないので、わたしが全部飲めた。ありがとう。

さて。ごちそうさまでした。

『カンデオホテルズ』は大浴場がある。全部は知らないのだが、調べたホテルは最上階が大浴場となっていた。都心の風景や輝く夜景を眺めながら、大きなお風呂に浸かれるなんていいなぁ、と思った。（でも新橋では、景色が見られるのは男性大浴場だけ。）

お風呂も堪能して、お部屋でくつろぐ。夫はタブレット持参、わたしはMacBook持参。ベッドでごろごろするのもいい。カンデオホテルズには「小上がり」という長椅子のようなものが窓際に置かれていて、それを楽しむこともできた。

ちょっとしたことで起きてしまう夫にとっては、予想よりダブルベッドが狭かったようだ。「だからデイユースにしてよかったでしょ？」というわたしに同意していた。
カンデオホテルズは大浴場もあって、お部屋も洗練された簡素さで、いいホテルだと思う。それなのに「ちょっと素敵なビジネスホテル」としてのお値段なので、素晴らしいと思う。だからこのサイズでも文句はない。ただ、夫とこのベッドで一泊は厳しかったろう。眠るのではなく、ゴロゴロするだけだったら問題ない。

お風呂に何度か行って、素敵なお部屋で休む。贅沢な時間を過ごすことができた。満足。

さ、帰ろうか。