Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

言いたくても言えなかったこと

自分が書かないときも見るだけは見ているブロガーさん「H」さんが、バケットリストについて書いていた。
わたしは『最高の人生の見つけ方』(原題:バケツリスト)で、その言葉を知った。
アメリカドラマ好きなわたしは、他でも見たことがある。『HAWAII 5-0』という捜査官ドラマの中で、メインキャストの叔母さんががんだと分かったときハワイでバケツリストを実行する話とか。
『NCIS LA』でも、メインキャストのひとりが、もうひとりのメインキャストに「「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ってるか?」と聞くシーンがあった。あれもバケツリストのことだったと思う。


あー、バケツリストか!と思ったけれど、そのブロガーさんはコメント欄を使わない主義なので、直接言えない。誰かに言いたいことを言えないでいるのって、結構苦痛、わたしには。なので、ここで言う。



言いたいけど言えないことがわたしは多くて、ときどき日記的に書く。
たとえば今だと、タカさんに話したいことがあるけれど、タカさん6月は仕事が大忙し。金曜に飲みに行こうという気にもならないだろう(と5月に言っていた)。
たとえ飲みに行けても、そういうときにわたしの語りなんて聞きたくないかもな、って思う。
でもこの人にこの話聞いてもらいたいな、と思うことがある。主に自分の気持ちとか、そういう内容だから、他の人にとっては「興味なし!」って感じだろう。
好意で聞いてくれる(か、断れなくて聞いてくれる)とは思うけど、申し訳ないかなって。


そういうとき、『タカさんに話したいこと』と題して書いて解消する。
実は「書いてスッキリ」じゃない。機会があったとき、あの頃こんなこと話したかった、と読む設定。だから本当に話している感じになる。
でも機会はこなかったりして、そのうちに自分もまぎれていく。


前は「0秒思考」で日々の問題点を自己解決するノートを作っていたけれど、今やただの日記に成り果てている。そこに書く。
ごちゃごちゃした考えがたまっているときや、ごたごたがあって感情の起伏が激しい時期は、結構これで解消できる。だって「いつか話す」んだもの。いつかを待つのが我慢できないからとりあえず書いとく。でも書いて終わりじゃないの。話すから。という折衷案。



だいたいいつも、話したいことっていうのは、わたしの場合は相手が決まっている。
**さんに話したい。
何度話してもなかなか完全決着にならない話は、同じことを**さんと**さんに話したい、となる。同じことについて話すのだけれど、話す内容などが違う。
同じことを話すとしても、話す相手によって話し方や言葉の選び方、エピソードの選び方、どの部分をどう話すかってことが違うよね?
だから「今誰に話したいか」も重要なのだ。
日記というのは、たいていは自分に話したいのかな。自分なりの確認だったり、整理だったり、こうしたほうがいいと思うことだったり。それとは違うものが必要なときがある。


人間て、孤独。
わたしみたいな人に依存しちゃいやすい者は、日々努力して抑えておかないといけない。

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