Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

自分が輝くってことではあるけれど、タイトルなし(思いつかず)

わたしはブリティッシュ・ゴット・タレントのスーザン・ボイルの登場を見て、彼女自身が次へのYESを獲得していたときの言葉を使うと「So Emotional」になりました。


2009年だったんだなぁ。でも見たのはもっと後でした。


それからポール・ポッツを見て、同じ思いになりました。2007年なんですね。


誰でもそうかもしれないし、そうでないかもしれないけれど、若い頃にはなんでもできる気がするってよく言いますね。
なんでもできるとは思わなかったけど、もうちょっとできると思っていたかもしれない。
気がついてみると、あれ?どうしてこんな人生なんだろうって思ったり。なんだか何も成し遂げてないなって。


さすがに「大統領になりたい」とか「セレブ芸能人になりたい」という夢を見たりはしなかったけれど、平凡で普通どころでなく結構社会の底辺にいることに、中年になって気づいたら「うーん、人生って一度しかないっていうのになぁ」と思うことはありました。
だからかなー、人が見て「うわー、おじさん(おばさん)」とか「ぶさいく」「滑稽」と思われがちな参加者が、素晴らしい声で歌い出したとたん「わー!!」と会場が驚くのが感動を誘う。
スーザン・ボイルは結婚していないと言っていたけど、わたしも子供を育てていないと思ったり、甥っ子姪っ子もいないし、そもそも親戚関係も密でないし、孫も孫に近い存在も今後とも現れない。
人生の中盤を超えて、才能が認められて生きていく意味や夢が見つかるって、本当に夢みたいで、何度でも見ちゃう。中毒になりそう。


最近知ったこの人たちは、それとはちょっと違う。
パディは結婚もし、4人の子どももいる。旦那さんは亡くしてしまったけれど、世の中に血縁がまだいるという意味では、わたしにとっては羨ましい人。
わたしが夫を亡くしたら、わたし生きていけるのかな? ひとりで過ごしていくことが怖い。
つまり、共感できるかというと、共感度が低いはずなのに、好きだった動画だということ。
苦しいこと悲しいことがあっても、年をとっても、堂々と生きている姿がよかったのかな。



【和訳】パディ&ニコのダンスに即❌ブザー、しかし二人が顔を見合わせると... | BGT 2014


この人たちの準決勝も決勝も動画があるけれど、一番好きだったのは、この登場だった。
それはスーザン・ボイルもそうだったな。
やはり、あっと驚く初回が一番印象に残る。


わたしは「高齢なのに」「この年で」というのは、あまり言いたくない気がします。
もちろんそれは、素晴らしいことなのだと思う。自分が80歳を過ぎてそういうふうに人に勇気や感動を与えることはできないだろうと思えば、成し遂げているパディはすごいのだと分かる。
だけど、審査員でも言っている人がいたけれど、「いくつになっても華は持てるということを証明した」というような言い方が好きです。
「この年としては」ではなく、「年関係なく高いレベルに到達することができる」「成し遂げるにはもっと若い年齢の頃と比べて労力やリスクや到達できないケースが多いのに」という評価がいいなと思うからです。


分かりにくい言い方になってるけど、伝わるかな。

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