自分なりに考えた結果、疲れの要因のない冬休みをゆっくり過ごすことにした。
自分を優先して、やりたいことをして、自分時間な生活スタイルで、、、わたし自身を癒すんだ。

仕事がない。
また始まるんだってことを考えず、仕事のことは忘れよう。
社交がない。
みんな帰省する。いるのに孤独を求めるわけじゃなく、どっちにしてもいないのだ。
ちょっとしたは副業はかなりの減速をし、それを1ヶ月以上続けることになる。

わたしはわたしに専念する。

ところが、新型コロナの感染者数が増加。
いくつかの都県から実家に帰るのが難しくなった。
禁止はされてなくても、実家の家族から「帰って来るな」と言われる。
独り暮らしの人は親から、単身赴任の人は妻から。

年末年始、１０日ほどの暇な時間がみんなにできてしまうことになった。

新妻と過ごす人もいるし、生まれたばかりのわが子と新米ママの妻と巣ごもりの人も。
そうでない、やむを得ず独りの人も。
特に、最近わたしにとって大事な友達となったビア友とは、せっかくだから一緒に過ごしたくもある。

そうなると、「そこを優先させるなら、夫も同じくらい一緒に過ごさないと」となる。
その気遣いが必要なのかどうか分からないけど、自分の中でそんなふうに思う。当時はそう思っていた。

１　ドリンキングバディやいつもの飲み仲間
２　夫
３　自分

でも、１と２を交互に繰り返すと、そこにはさまる３の自分は「うたたねしてぼんやり録画見て終わる」「ほぼ一日寝て終わる」な日ばかりになる。
「それもいい、疲れているときは休むのもいい」と自分に言う。納得でもあるけど、おかしいな？充実した自分時間を過ごす休みだったはずだけど、とも思う。

人のいることは仕方ない。そちらを優先することになる。
これから先、幸いにも新型コロナが落ち着いていったら、みんな忙しくなってわたしにつきあう暇も減る。特にドリンキングバディは激減するはず（仕事上のつきあいの多い人だから）。
今しかないと思えば、それを優先する。
夫は今しかないわけではないけど、関係が壊れても困る。まったく一緒に過ごさない習慣ができてから、「さあ、みんな忙しくなったから、一緒に仲良く何かしようね」と言ってもうまくいかないだろう。

自分時間を過ごすはずの年末年始休暇は、忙しい毎日で終わった。
お正月行事も、誰かとやったことを夫ともする。夫以外の人とする予定のある行事はすべて、夫ともすることにした（順番はものによって変わったけど）。
疲れた。

今は振り返ると分かる。あのとき疲れたんだ、わたし。

年末年始が終わり、仕事が戻ってきた。
状況は少し落ち着いた。
スルースキルはだいぶ身についてきたけれど、ボディブローは蓄積していくというのが分かった。

BさんBさん、ともう1人のフルタイム非正規を呼び、これこれの業務はBさんにしてもらいます、と指定する馬車馬さん。
新たに勢力を伸ばして馬車馬さんの信頼を得ることに成功したがむしゃらさん。この人はかなり曲者なのだけれど、女王馬車馬にはまったく問題ないらしい。まあ、がむしゃらさんはいつもそうなのだ。最初のうちは上におもねり、努力してます何でもやりますをアピールし、陰の女帝となる。そして、自分こそトップと自他をねじ伏せる、すさまじい非正規なのだ。

Bさんは信頼できる侍女。
がむしゃらさんは不細工で年配で好きなわけじゃない、けど仕事やらせとくと全部やってくれるので便利な首相。がむしゃらさん、女性だけどね。
長期育休を取っていたお気に入りの若手正規が戻ってきて、こちらはハンサムな若いつばめのお抱え貴族。

可もなく不可もないパートタイム非正規たち。

不可のある正規、丸顔つちのこさん。
不可のある非正規、わたし。
特に非正規で不可なわたしは、たまに「すいさん、すいさん」と呼ばれるとものすごい雑用を命じられる。「このデータ、ダウンロードしようとしたら会員登録してないとできないって出てきた。適当な名前で登録してダウンロードしといて」とか。「このもうでもいい資料、ファイリングしといて」とか。
自分と絡む業務はBさんにしかさせない。自分がやってもらいたい無茶ぶり業務は、今のところ女王の希望を汲んだやり方で何でもやってくれるがむしゃらさんに依頼する（がむしゃらさんは女王が異動したら本性を出すとみんな思ってる）。
干しておきたい丸顔つちのこさんの相手とか、雑用の中でも雑用なこととか、資料作成とか。

わたしも馬車馬さんに侍女の役をしたいわけじゃない、自分が主役の人の相槌役とかめんどくさいから。
だからその意味ではいいんだけど、仕事を干されるのや仲間じゃない人扱いはボディブローのように効いてくる。
じわじわくるのだ、スルーしていても。

でも、ここに飲み友とのがっつり飲みあかす予定がある！
それだけを楽しみに週を乗り切る。

そしてぐったり寝て終わる日の後に週が始まる。

夫と過ごさない週末の後には、わたしのアニバーサリーがあり、夫とのスペシャルウィークにして帳尻を合わせた。

26日くらいに「ものすごく長い1ヶ月だ、この週と来週が終われば」と思ったが、考えてみたらフルで働いた月ではなかった。
1週目　まだ冬休み＆ちょっと小さい手術して休んだ
2週目　連休があり、有休を1日取ったので3日だけ
3週目　フルで5日
4週目　フルで5日

だけど、1週目も2週目も休みは遊びの予定もあり、疲れて寝たときもあったけどね。

まとめると、オーバーワークになっているのだと思う。
そしてそれをどうしようもない。

あと、こうして思うと、仕事が始まってからの毎日は長く感じているらしい。
仕事にはやはりストレスを強く感じているようだ。

まとめとして。
・仕事のストレスをスルーすることが必要
・体の疲れ、忙しいことの疲れをどうにかする必要がある
・自分時間は諦めるか、なんとかして確保するか決めなければならない

方法はというと。
・仕事：スルースキル、他の世界、熱意を持たない（０度）
・自分時間：諦めない、副業の減速を継続、すきま時間（しかない）
・疲れ：どうしようもないかも――いずれ体や頭が慣れるだろう