偶然のふたり飲みの日
駅でばったり出会ってしまう。
わたしが「あー、電車来ちゃってる。もう駆け下りてもドアが閉まっちゃうな」と諦めて、ベンチに座って次の8分後を待っていたら、
「お疲れさまです」
声がして顔を上げると、知り合いがいた。
「間に合いませんでした」
「わたしもです」
わたしはすぐに分かる。と他の人に言われたことがある。
ひよけのために変な恰好してるからだ。
なんでも今日は軽くごはんを食べて帰るというので、じゃ、軽く一緒にとついていく。
でもわたしは食べなかった。
家で食べる予定だったのと、副業でしなきゃいけないことがたまってたから。
何時何分までにこれとこれをしなきゃ!というのがあって、余裕がなかった。
それにこの日はさすがに夫と食べないと、と思ってた。
夫との関係って、やっぱり常に維持のための最低限の気遣いや努力がいるからね。
飲むだけ飲みました。
2口くらいつまませてもらって。
というか、そんなちょっとでいいんですか、夕食??
世の中の人って、みんな小食だなー!
この店、スタンプため始めたので、また行っちゃうかも。
他のお店はしばらく行かなくなるかも。ごめん。
偶然出会って、軽く話しながら飲んで。
こういうのも楽しい。