誰でもそんなものなのかもしれないけど、人と深くつきあうにつれ、相手が離れていくことがある。
逆に自分が離れていくこともある。

相性のいい相手、価値観が同じ傾向のつきあいやすい相手、違いがあっても受け止め合える相手、そんなのなかなかいないもんね。

でもわたしはそこらへんが割り切れなくて、やっぱり自分がダメな人間だから人が離れていくんじゃないかなと思ってしまう。

だからかな。
深く近しい仲間とつきあうより、顔見知りプラスアルファくらいで広い仲間と知り合うほうが多いように思う。

近い人とうまくやっていく時間がない分、あちこちに顔を出せるっていうのもあると思う。

たとえば、もし同じ部署の非正規女性仲間ともっとちゃんと親しくするには、お昼は一緒に食べる必要があるし、勤務時間内や終わったあとのちょっとした時間をその人たちとのおしゃべりに継続的に費やしていく必要がある。
それをしない代わりに、お昼を食べに行く隣の施設の受付の方たちとあいさつや軽い会話をするような時間がとれる。
何年もあいさつをし続けて、10秒30秒とたまに話をしたりして、今のような顔見知りになった。

他部署で缶コーヒーを飲んで帰ることも、最近覚えた。
その部署の非正規の人と顔見知りになり、ちょっと会話する。

そういう仲間がけっこう多い。
けど、属するグループは少ないと思う。

どっちがいいか分からない。
でももしかしたら、自分は深く人とつきあうのに向かないのかも。
ナイーブだし(^^;)

これはこれで自分に合っているのかも。

それでも最後の最後に考える不安は、「じゃあ、年を取って元気でもなくなって、仕事にもいかなくなったらどうするのか」ってこと。
結局そこに戻る。

さびしがりで、人に依存する度合いが高いからな。