Bittersweet Maybe - Bubble Talk -

Status Message:周回遅れのビール日記(順不同)

texting you:仕事のこと

状況説明

ここの職場、今のフルタイム形態になってから、今年で5年目。


実際にはあり得ないデイサービスをイメージして語ってみる。


1年目:めっちゃちっちゃな『組織の歯車』になった。あなたは非正規雇用で責任を取れないから、利用者さんの整容と介助だけしていればいい、世間話なら仕事中にちょっと聞いてもいいけど、利用者さんが自分の思い出や家族の悩みなどの会話をしてきたら正規雇用者に回してくれればいい。


2年目:それでも交流ってものはどうしてもあって、もっとうまくやれたらよかったと反省もし、学校に編入。福祉の勉強を始めた。正規雇用者は異動があって少し変わった。自分は勉強していることを少しでも実践しようとした。その一方で正規雇用者はやる気のない上役のため下役がいっぱいいっぱいで、現場にあまり入れなかった。だから利用者さんの話も聞いたりした。大事なことは担当の正規雇用者(いっぱいいっぱいのほう)に報告した。そうでもないことは、あまりいっぱいいっぱいそうなので逐一は報告しなかった。


3年目:学校2年目、目指せ最短卒業。いっぱいいっぱいの正規雇用者は異動で希望の部署に去り、違う正規雇用者と組んだ。2年目の途中からいつのまにか、正規雇用者1人に1~2人のフルタイム勤務・パート勤務がつくという形態になっていた。要領のいい20代で、最初はうまく合わせられなかったが、だんだんわたしの好きにさせてくれるようになった。任せておけば楽だと分かってくれた。勉強したことを考えながらの実践を2年もやって、わたしのスキルは実践1年目より磨かれたと思う。実習行って、資格試験受けて、合格・卒業したところで3年目終了。


4年目:ついにタイトルホルダーにもなり、学校に行ったりも終わり、仕事での実践をさらにしたい時期。また正規雇用者は変わり、自分は違う人と組むことになった。仕事を自分で抱え込みたいところがあるタイプ。そのため、また「あれはやらなくていいですよ、これはこちらでやりますよ」になった。それでも会話に関しては勝手に聞いてしまうところはあり、相手は苦々しかったと思うが、争いを避けるタイプだったので言われることはなかった。はっきり言うのではないやり方で調整しようという人だった。聞いちゃうけど、必要なことは報告するというのは心がけた。だんだん、すり合わせができてきて、わたしを活用したほうが面倒が少ないという方向になった。担当利用者さんたちがみんな安定していたら、そのほうが正規雇用者もやりやすいもの。
ちなみにこの年は、雇用者間の人間関係では斜陽の女になって気持ちが凹んだので、夏の終わりから新たな資格を目指して講座開始。外で自己実現するのにもうひとつくらい資格がほしいと思って。それなりに関連資格なので、今の職にも(場があれば・非正規には場はないが)活かせるはず。3月に試験を受けた。


運勢図でいうと、最高潮の手前。
自分は利用者さんに適切に関われた。話をしたとしたら、適切に聞き、適切に返せた。そりゃ、完璧じゃないけれど、おおむね。
やってみたいことを少し試してみたりして、うまくいったものもあった。うまくいきそうに思えるものもあった。
次はもっとこうしたらどうか、こういうことをしたらどうかと夢がふくらんだ。
そしてそれを外での自己実現にも生かすんだ。


5年目:恐怖のMs.馬車馬が異動してきて(一番の恐怖は、この人、免許の関係で他の部署に行けるところがあまりないらしく、永遠にいるんじゃないかってこと)、最高潮の手前からどん底に。
すべてのやり方は変わり、非正規雇用者は担当がないようにすると言う。継続的に担当するからこその関わりだったが、それを阻止。
ふたをあけてみたら、また変わってた。まあどこまでも机上の空論なので、これからも変わり続けるんだろう。利用期間は決まっていて、わたしは最初の1ヶ月担当。その後の長い期間は他の人たちに移っていく。
――せめて後半の担当であれば、ある程度関わりがもてるだろうけど。


他にもMs.馬車馬は、お風呂の入れ方、朝の食事のやり方、シーツ交換の仕組み、その他なんでも、全システムを新たに構築することにして、全然違うやり方システムを創り出した。
こういう人には運が味方するのかもしれない。コロナ自粛期間で利用者が施設を出ている間にすべて新しくし、戻ってくるときに「今後こうします」。
コロナ自粛期間、前からいる非正規雇用者が出社停止になっている間に、お供の正規雇用者たちとすべてを企画し、決まっている状態で非正規雇用者に「今後こうします」。


説明が長くなっちゃった。



To りーりちゃん

すっかり通常勤務になったよ。りーりちゃんは少しはテレワークが残ってる?


また仕事のことでいろいろあるんだろうと思うかもしれないけど、そうなの笑


あまりバッサリ切られたので、諦めはついてるつもりなんだけど。
どこかに「さびしいな」っていう気持ちがある。
自分が好きだった業務ができなくなったこと。


ああ、自分て、会話業務好きだったんだなぁ、と思った。
気づいてたけど、知っていたけど、ああ今となってはそれが一番のやりがいなんだなぁ、と思った。
入った頃はそうでもなかったのに、勉強したりして、それを実際に利用者の方へのサービスに還元したくて、いろいろ考えながら取り組んでるうちに、すごく好きになってたんだなぁと気づいた。
会話して、少しでもご本人がよい方向に進めるようにサポートする、それってただ聞けばいいんじゃなくて、ただ思ったことを言えばいいんじゃなくて、ちょっとしたうなずきや笑顔にもサポートの意図がある。


あともうひとつ。
Ms.馬車馬と一年を過ごせるか自信ない。一年しかいないわけないから、何年も過ごせる自信ない。
一年しかいないわけないと言いつつ、前の正規雇用者もその前の正規雇用者も異動しちゃったけど、Ms.馬車馬には期待できないように思う。悪運強そう。
というか、期待して異動しなかったらがっかりするから、期待しちゃいけない、むしろ長くいると覚悟しておいたほうがいいと思うと、うんざりした気分に。


この人のことが嫌いすぎて、新しいやり方は自分にとって悪い面ばかりじゃないと思っても、それが納得できないというか、したくない気持ち。


でもとにかく。
さびしい。
新たに学びはじめて、ようやく新幹線の軌道に乗れたかなというところで、レールが途切れた。
Ms.馬車馬がいなくなっても、新たに作られた体制ってそのままになるだろうから、もう戻らないだろうと思う。


悪い面ばかりじゃないと思っても、残念な気持ちも消せない。
気持ちがなかなか追いついていかないよ。



To てんさん

てんさんとこの前話したとき、知らないうちにまた新しいことを始めていて、すごいと思いました。
前にやるつもりと話していたこと、やってみて「なんか違う」と思って、やっているうちに自分の考えていたことも「なんか違う」と思えてきて、中断したと言ってましたよね。やってみて結論まで至っているので、行動に移せていないわたしからしたら、すごく「すごい」と思う気持ち。


そして今また、今度は公的な発信まで考えて動いているっていうのが、……すごく「すごかった」です。


それに比べて、わたし、何をやってるんだろう。


てんさんは、自分が紹介した仕事も「(この状況だから)行ってなくてよかったね」と言ってくれて、ありがたかったです。
あれを受けたおかげで、わたしには経験が足りないんだってことがよく分かりました。
他を受けても採用されないということが分かったんです。
せめて20代ならこれから頑張るのもありですけどね。
頑張る気力も体力も落ちてるし。


てんさんの話に刺激を受けて、自分もやりたいことは行動していかなきゃと思いました、が正しいお返事だけど、これは本当のお返事じゃないから言ってしまうと、うらやましいという気持ちも大きかったです。
いつも人をうらやんでいてはいけないなと思いますけど、やっぱりうらやましい。


次にお話するときは、自分も引け目を感じることなく話せるようになっていたいです。
…でも引け目を感じる必要のないところで感じているのも、相変わらずの認知のゆがみかな^^;



To Someone

朝、おふとんの中で目が覚めても起き上がる気になれず、ずるずると時間が過ぎていく。
ときどきうとうとしているけれど、何度も起きる。
意識のあるとき頭に浮かぶのは、「嫌だ」「仕事に行きたくない」という大河の流れみたいな気持ち。
その上に、正規雇用者の誰かのセリフや、今後の自分の業務のマイナス面などが浮かぶ。河に浮かぶ何かのように。


悪い面ばかりじゃない。
そしてそれをノートにも書いたりして(入力)、心を整理してる。
でも消えない。


消えないのは仕方ないんだろう。
認知のゆがみっていうのは、ずっと一生修正し続ける必要があるんだろう。


消えない黒い思いをなんとかしのいでいくために、またしても今日も心の整理。


よいこと・悪いことの表を作って整理した。
悪くなかった。今日のところは。長続きするといい。

×

非ログインユーザーとして返信する